のんきに介護

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消費税、如何にも公平なようだけど、実は、あるある不公平

2012年04月10日 20時43分48秒 | Weblog
消費税が不公平なのは、

「外国人に日本の消費税を負担させるわけにはいかない」

という理屈があるためです。

その辺の事情、

元静岡大教授で税理士の湖東京至氏が

現代ネットにて

分かりやすく説明して下さってます。

要約して言うと、

「消費税の最大の問題は、輸出企業への還付金制度」

にあるということです。

どういうことかと言うと、

消費税の税額は、

年間売上高から年間仕入れ高を差し引いた額に5%掛けて決めます。

輸出分の税率はゼロだから、

輸出割合が高いほど、仕入れ段階の税額と還付金の逆転現象が起きるわけです。

つまり、「例えば、

ある企業の売り上げが国内で500億円、

輸出で500億円だったとします。

仮にトータルの仕入れ額が800億円だったとしましょう。

その場合、

国内で販売した500億円の売り上げに対する税額は25億円、

仕入れの税額は40億円となり、差し引き15億円が還付されることになるのです」

(現代ネット、湖東京至氏の指摘参照)。

こういう奇術のような計算式によって、

「政府の予算書を見ると、

こうした還付金は約3兆円(10年度)あり、

消費税の総額(約12兆5000億円)の約3割に上ります。

仮に10%に引き上げられれば還付金は単純計算で6兆円にも達する」

のだそうです。

輸出企業の雄、「トヨタ本社がある愛知の豊田税務署は

約1150億円の『赤字』です。

税務署はトヨタに毎月、200億円近くを振り込まなければならず、

遅れると巨額の利息が付くので大変です」とのことです。

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