![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1b/2a/ec41a38c3159de179e17f8db9d2f80c5_s.jpg)
後ろの座席に座っていた
おばちゃんたちが
汽車に乗るのは修学旅行以来だな、
なんてしゃべりあっていました。
(僕とおない年ぐらいちゃうか)
と考えながら、耳がダンボになりそうでした。
しかし、こっちは、
気楽に不安になれる一人旅ということで、
手荷物の点検、および足跡の記帳を、とりあえずしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/54/5b/e730698062d1a335adaf03452946196c_s.jpg)
もそもそっとしている間に新津(にいつ)駅に着きました。
磐越西線の始点駅(上がりの場合)は、
この「新津駅」となっています。
しかし、この駅の所属は、
信越本線です。
だから新潟からの時刻表をみるとき、
新潟⇔新津間は、
信越本線として調べなければならないです。
新潟駅から磐越西線に乗り入れる
「SLばんえつ物語」号のようなものであっても
一旦、新津駅を出て、
信越本線から磐越西線に切り替わるという形を取ります。
時刻表の苦手な人は、
こういう思考訓練のような
表示の仕方に
ついて行けないものがあるのでしょう。
実は、何を隠そう、
僕もついて行けないのですな…
さて、新津駅を出ますと、
(こっから、ばんえつや~)
という気分になりました。
顔をのけぞらせるようにして、
窓外の煙を見上げたりしました。
窓に顔を近づけると、
汽車の煙がわずかに匂います。
驚きましたのは
石油が混じったような匂いでした。
子どもの頃には
嗅ぎ取れなかった、この匂いに
長い年月の経過を感じました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7e/45/ecbeac1e3f32ffd5426b5d44c684552f_s.jpg)
しばらくして汽車は、
阿賀野川沿いを走り出しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/a7/e0acff2d748a7089a173cd047f0a6c88_s.jpg)
この川、
「人生幸せの最終章に向かって」
というテーマで
ブログを書いてらっしゃる
goo友の「 負けるな日本! rikopin 」さんが
ブログにアップしていらっしゃったままの風景でした。
静寂が支配し、肌寒くなるほどに広々として、
雄大さに圧倒されそうでした。
同時に、rikopinさん、
今頃どうしてるのかな、と心配になりました。
何カ月か前に投稿したきりです。
この記事を書くとき、
ブログを訪問しましたら、
最終投稿日は、
102日前の8月22日、
夜10時40分頃に脱稿されたようです。
豪雨があったのは、
7月30日。
この頃には愚痴一つ書いてなくて、
23日間が経過した直近の、
このブログ記事には、
――そしてワタシの夏は勉強しなくなってン十年。今年は春から錆びた脳に勉強という
カンフルが・・・・怒涛のように!!脳もビックリな数ヶ月、生活も一変。
不思議な事に脳の中は死にそうなのに頭の上はノーテンキなワタシ、まわりから
「ふっくらしたンじゃない?」と突っ込まれ、うなだれ
静かに幕を閉じようとしている夏。
9月はまだ死にそうなワタシの脳にカンフル、走らねばなりません――
とありました。
何となく明るい書きっぷりに
大丈夫だろうと思い込んでいました。
しかし、川の周りにある木々が
重なるように折れている個所が幾つもありました。
大丈夫だったのかな、と改めて思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/74/b4/4e13cfa204b6010fe1637586303c76ce_s.jpg)
(大丈夫だったのかな。。。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3e/94/267952bc168c78ab0ab1553948e3f586_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/59/0a/63444d65662f87daad7f56b602ec4d5a_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4c/cd/223493a610f8d3a20e044980f43b626b_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0b/f7/3630cfebd7d6f38c68490adc95cf5475_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/14/c2/d9d56023b47a83abad8259cb8db3cf0f_s.jpg)
ワタシ、時刻表なるもの全く読めませんです。
阿賀野川沿いは日本人の抒情をくすぐります、大河です。7月末の豪雨災害はこの川が溢れて私のところも避難勧告が出たのでした、その節はご心配ありがとうございました。
rikopinさんとはお会いした事あるんですよ、中越地方も豪雨災害がひどかったと思いますが、彼女の近くに大きな川はありません、魚野川という鮎の取れる美しい川がありますが、氾濫はしなかったと思います。 むしろ放射線量が多く土中も高い線量を観測しています。
rikopinさんも考えることがお有りなのかも知れませんね。
「SLばんえつ物語」号も新潟駅発ですし、厳密を期して、列車の名前が「しんえつ・ばんえつ線を股にかけて行く物語」号になったらなったで、「意味不明」という苦情が殺到するんじゃないですかね。
rikopinさんの情報提供、ありがとうございます。魚野川ですか。新潟には雄大な川が幾つもあるんですね。
放射能のことに関しては不安材料ですが、なるようになるのでしょう。元気な便りをいつか発信してくれるものと信じて、待っています。