のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

日本中の図書館に「はだしのゲン」を置こうキャンペーン

2013年08月18日 00時25分29秒 | Weblog
想田和弘‏@KazuhiroSodaさんによると、

――日本国民は、日本国憲法によって、日本政府を縛っている。日本国憲法によって縛られているのは、日本国民ではない。つまり第9条は、日本国民が日本政府に対して「戦争をするな!」と命令しているのである。それを自ら勝手に解こうという権力者は、日本国民の命令を無視し愚弄しているのだ。(2013年8月14日 - 16:02)――

とのことです。

この主張には

立憲主義の立場から

導き出される核心的な考えが

含まれています。

つまり、徒に国民からの、その拘束を解こうという為政者は、

命令違背の罪を犯しているということです。

さて、戦争放棄を

決断した日本人のエネルギーの

大元は、

第二次大戦当時の悲惨な体験です。

風化を

語るには

余りに多くの戦争の惨禍を

日本人は、

知っているはずなのです。

なのに、

「はだしのゲン」

という漫画本を

生の情報ないしは体験を伝える

「物語」として

素直に受け入れない

動きが

国民の中から出てきました。

よく調査された上で描かれた作品なので、

次のような

要望も出てます。

――遺族として当然の思い。>『はだしのゲン』の閲覧制限に対し、中沢啓治氏の妻ミサヨさんは「言論統制をしていた戦時中のような判断」「夫は戦争の悲惨さを伝えるため膨大な資料を調べた上で描いた。子どもたちが自由に考える機会を奪わないで」と話した http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201308170026.html …(RumikoTezuka‏@musicrobitaさんのツイート参照/2013年8月17日 - 16:50)――

なぜ、事実を隠そうとするのか、

その背景は、

何なのでしょうか――。

一時の

アジアでの“勝利感”に

また、酔い痴れたいからなのでしょうか。

きっこ‏@kikko_no_blogさんが

――漫画やアニメでも、過去の戦争の悲惨なシーンや残酷なシーンを描かれてしまうと、 戦争を美化したい人たち、これから戦争を始めたい人たちには「不都合」なのね。(2013年8月17日 - 5:35 )――

と指摘されます。

「日本、悪いことしてないよ~」

という

大日本帝国のした

領土の拡張政策を正当化するために

出征して

誰が本気で戦えるでしょう。

死者は、

死者をして葬らしめよ――

と言います。

ゴールは、

過去ではなく、

未来に置くべきです。

その辺りが

排外主義を標榜する人には

見えてないように

思えます。

これを機会に

「はだしのゲン」

という作品を

課題図書に

リストアップさせてもらいました。

つきましては、

図書館に

置いているかどうかの

確認をします。

そう思っていた矢先、hiroshi‏@t464さんの、

こんなツイートが

ありました。

――『日本中の図書館に「はだしのゲン」を置こうキャンペーン』絶賛実施中
/…松江市教育委員会が、日本中の図書館に「はだしのゲン」を置くきっかけを作ってくれました。内藤富夫委員長、ありがとうございます…。http://kingo999.blog.fc2.com/blog-entry-1374.html
恫喝されると腹が立ったりする。(2013年8月17日 - 21:40)――

内藤富夫委員長のような方を

称して、

人は、「反面教師」と呼びます。

臆病は、罪です。

そうですよね、内藤先生。

この本は、

漫画本とは言え、

――僕は『はだしのゲン』は怖くて仕方なかった。怖がりだったから。だけど勇気を出して読んだ。被爆したあと、お金も何もなくてギャングになる子供も描いている。被曝シーンだって、事実だ。それを見ないことはアメリカや核の暴力に屈することだ。(イシカワ‏@ishikawakzさんのツイート/2013年8月16日 - 23:39)――

と言った

事実を直視する勇気を

読む者をして

試します。

僕は、

逃げないようにしたいです。

最後になりましたけど、

「はだしのゲン」の作者、

中沢啓治氏が

死去されたときの

新聞の切り抜きをアップしてくれている

ブログ記事、

「どれだけの犠牲を払って平和と憲法第九条を手にしたか。絶対変えちゃいけん」

を見つけました。

☆ 記事URL:http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/ba5241f9d148fa96e083879319b9ccd8

そこにあった

故人の座右の銘を

紹介します。

「一寸先は、闇」だそうです。

その死は、

穏やかなものだったと書いてありました。

被爆以来、

死の恐怖と背中合わせで生きてきたからこそ

いい死に方が

出来たのでしょう。

ところで、上掲アップされた中沢氏に

関する新聞の切り抜き記事に

心中の

怒りを吐き出す転機になったのは、

御母堂の死だった等、

記されてます。

下に転載しておきますので、

よければ

お読みになって下さい。





■資料

『日本中の図書館に「はだしのゲン」を置こうキャンペーン』絶賛実施中

   放射能メモ(2013-08-17)

☆ 記事URL:http://kingo999.blog.fc2.com/blog-entry-1374.html

NHKのNEWSweb
「はだしのゲン」過激描写理由に「閉架」に 松江
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130816/k10013832591000.html

これは大変なことだ。表現の自由を奪う行為だ。
早速、松江市に問い合わせました。
松江市ホームページ http://www.city.matsue.shimane.jp/

今まで自由に見ることができた「はだしのゲン」が、何故「閉架」処置となったのか、その決定プロセスを教えてください。

のようなことを優しくメール。

ついでに、最寄りの図書館に「はだしのゲン」があるかをチェック。
なんと、、、置いていません。

ならば、購入希望を出そうと思って調べると、リクエストは来館でしかダメだと書いてある。めんどくさいな。でも行ってリクエストして来よう。
このブログを読んだ方も、最寄の図書館に「はだしのゲン」が置いてあるか調べてください。もし、置いてなければ、リクエストしましょう!!

松江市教育委員会が、日本中の図書館に「はだしのゲン」を置くきっかけを作ってくれました。内藤富夫委員長、ありがとうございます。





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