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【慰安婦問題】 日韓外相会談 :最終的解決を確認

2015年12月28日 17時39分22秒 | 芸能
「慰安婦問題はない」

というのが

安倍政権の立場だったはずです。

それが180度の

方針転換。

NHKニュースによると、

岸田外務大臣は、

「慰安婦問題は、当時の軍の関与のもとに、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、かかる観点から、日本政府は責任を痛感している」

と述べたそうです。

安倍某のお気に入り、NHKの岩田明子女史は、

歴代内閣の立場を踏まえたものだ

と解説しました。



しかし、何か外交的な動きをする場合、

米国で声明を発表するのが通例な安倍某にしては

あり得ない

歴代内閣の立場の継承です。

――河野談話よりもっとゴツイ談話を発表することになっちゃったのか。これまで煽ってきたネトウヨ史観との整合性が一切ないという…。〔16:07 - 2015年12月28日 〕――

というコメントは、

その空気をよく伝えてくれています

(野間易通 @kdxn さんのツイート参照)。

相槌を打つように

――櫻井よしこの顔が見たい。〔16:25 - 2015年12月28日 〕――と、

masaya[09マニフェスト再び] @tomaruseiya さんがツイートされてました。

この突然の方針転換は、

何が原因か――。

孫崎 享
‏@magosaki_ukeru さんは、

米国の介入、指示を指摘されます

(同氏のツイート〔7:41 - 2015年12月28日 〕)。

よく言われることに、

安倍政権は、

日本を米国に差し出したと言われます。

もともと、安倍って男は、

拉致問題でさえ、

政治利用したと囁かれています。

売国奴ならではの

離れ業を演じたということなのでしょう。

日本政府として、

「もう二度と慰安婦問題などなかったといった戯言は、申しません」

という念書を提出する結果となった

外相会談につき、

韓国側はとてもクールな受け止め方をしてます。

その気持ちがよく現われているのが

下にイラストです。


転載元:サイト「ハンギョレ」*http://japan.hani.co.kr/arti/politics/22892.html

このクールな反応を見て、

我々もまた、岸田大臣同様(しかし、口先だけでなく)、

「安倍総理大臣は、日本国の内閣総理大臣として改めて、慰安婦としてあまたの苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し、心からおわびと反省の気持ちを表明する」

という言葉を噛みしめる必要があるでしょう。

両国和解に緒についたばかりです。

あっ、また、

muno-bot‏@bot_muno のセリフの引用かと

言われそうですが、

丁度、相応しい言葉を見つけたので紹介します。

――浅い川は、どんなに水流が激しくとも、石を洗うだけで石を流すことはできない。〔16:12 - 2015年12月28日 〕――

かつて日本軍がしたことは、

流せない石なのです。

しっかり心に留めておきましょう。

深い川にするには、

それなりに反省する必要があるのです。


〔資料〕

「日韓外相会談 慰安婦問題で最終的解決を確認」

   NHKニュース(12月28日 16時17分)

☆ 記事URL:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151228/k10010355451000.html


日本と韓国の外相会談がソウルで行われ、慰安婦問題を巡って、日本政府は責任を痛感しているとしたうえで、日韓両政府は韓国政府が設置する財団に日本政府の予算からおよそ10億円の資金を拠出し、元慰安婦の心の傷を癒すための事業を行うことで合意しました。また、両政府は、こうした事業の実施を前提に、この問題が「最終的かつ不可逆的に」解決されたことを確認しました。

日本と韓国両政府は、両国の関係改善の大きな障害となってきた慰安婦問題の最終的な妥結を目指し、28日、韓国のソウルで、岸田外務大臣とユン・ビョンセ(尹炳世)外相による日韓外相会談を行いました。
会談のあと、両外相はそろって記者発表を行い、合意事項について発表しました。この中で、岸田外務大臣は「慰安婦問題は、当時の軍の関与のもとに、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、かかる観点から、日本政府は責任を痛感している」と述べました。そのうえで、岸田大臣は「安倍総理大臣は、日本国の内閣総理大臣として改めて、慰安婦としてあまたの苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し、心からおわびと反省の気持ちを表明する」と述べました。
さらに、岸田大臣は「日本政府の予算により、すべての元慰安婦の方々の心の傷をいやす措置を講じる」としたうえで、韓国政府が設置する財団に日本政府の予算でおよそ10億円の資金を一括して拠出し、「日韓両政府が協力し、元慰安婦の方々の名誉と尊厳の回復、心の傷の癒しのための事業を行う」ことで合意したことを明らかにしました。
そして、岸田大臣は、両政府間でこうした事業を着実に実施するという前提で、この問題が「最終的かつ不可逆的に」解決されたと確認したことを明らかにしました。また、日本政府として、韓国政府とともに、国連など国際社会で慰安婦問題を巡って互いに非難・批判することを控える考えを示し、今回の合意について、「日韓首脳の指示に基づいて行った協議の結果であり、これをもって、日韓関係が新時代に入ることを確信している」と述べました。
一方、ユン外相は、元慰安婦に対する事業が着実に実施されることを前提に、日本政府とともに、「この問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する」と述べたうえで、日本政府の実施する元慰安婦の心の傷をいやす措置に協力する考えを示しました。
また、ユン外相は、ソウルの日本大使館の前に設置された、慰安婦を象徴する少女像に関して、「日本政府が、大使館の安寧・威厳の維持の観点から懸念していることを認知し、韓国政府としても、可能な対応方向について関連団体との協議を行うなどして、適切に解決されるよう努力する」と述べました。
そして、ユン外相も、岸田外務大臣と同様に、韓国政府として日本政府とともに、今後、国連など国際社会において、この問題について互いに非難・批判することを控える考えを示しました。
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「歴史的、画期的な成果」

岸田外務大臣は記者団に対し、「今回の合意により、慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認した。このような合意ができたことは歴史的、画期的な成果であると考える。これにより、日韓関係は未来志向の新時代へと発展すると考える。また、日韓、日米韓の安全保障協力も前進させる素地ができたと思う」と述べました。

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