天下りは、なぜ悪いのか？

ジブリル:参院選選挙無効提訴中‏@starbuck2102vさんのツイートです。

――天下りは悪い！誰もがそう言う。テレビですらそう言う。いつも嘘つきのテレビすらそう言うのだから天下りは本当に悪いのだ！いやちょっと待て。売春は売る方が悪いのか買う方が悪いのか？そうだ！天下りを受け入れる企業も同じく悪いのだ。天下りは役人の悪事であるが、企業による政府買収でもあるのだ〔2013年9月21日 - 16:26 〕――

天下りの

反規範性を「売買春」と比較して

考察されているのは、

炯眼だな、

と思いました。

検索すると、

なぜ、天下りは悪なのかと

問うてる人が多いです。

天下りの

悪徳性が理解し難いのは、

売春のそれが

納得し難く感じる人の

感性に似てます。

性犯罪を防止するため、

昨今、米軍に

「風俗を利用したらどうか」

と勧めた、

弁護士でもある

トンチンカン市長が

話題になりました。

これは、司法試験に突破するのに

「売春」の

反法規範性を理解する能力が

なくとも合格し得るという

一つの例証です。

見方によっては、

それほど、

判断が

難しいのですな。

売春は、

悪いに決まっている。

しかし、必要だ…

みたいなことを言う人、

本当には

「悪い」

ということの理由が

飲み込めてません。

公務員が

なぜ、天下りしてはいけないか、

という問題と、

その点、似ています。

公務員の優秀さを

なぜ、民間で活用して行けないか。

そういう問いのたて方をすれば、

役立てない方が

費用対効果の経済性の原則に

反するように

思えます。

しかし、そうではないのです。

公務員の優秀さって、

実は、

「公務」の有用性そのものです。

それは、

非売品であればこそ、

担保される

優秀さなのです。

だから売ってはダメということです。

「売買春」で

ピンとこない人は、

「贈収賄」で考えたらいいでしょう。