のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

安倍晋三 / 「今はまだ、(アベノミクスに)懐疑的な人たちがいる」

2013年09月18日 16時01分11秒 | Weblog
メリルリンチ日本証券の投資家向けセミナーの会合に

安倍某が

メッセージを送ったらしいです。

「今が日本(株の)買い頃ですよ~」と。

こんな

言うならば、

株式の叩き売り(に見せかけた)行為を

一国の首相が

するべきではありません。

株って、

相場が変動し

ギャンブル性があるのです。

さて、安倍某の

「株が高騰するよ」という

その言を信じ、

損失を被った人に

償いようが

あるのでしょうか?

現に、

首相が

妙なメッセージを寄せた

17日は、

こんな風に

株価が落ち込みました。



これは、

「日本人は、長いものに巻かれろ」式の

考え方をする傾向が

顕著という先入見の反映でしょう。

首相が

「騰貴」のお墨付きを

与えたのです。

日本株買いの需要が

多くなるに違いないと先読みをした勢力が

素性バレバレで

持ち株を売りに出したのだと思います。

童話「狼と七匹の子山羊」に

登場する狼が

子山羊を

早く食べたい一心で

己の毛むくじゃらの足元への注意を

うっかり怠った如くです。

みっともないのは、

「長いものに巻かれろ」

という価値観はそのままでも、

安倍某は、

もはや「長いものではない」ということを

彼は、

自身の言葉で

立証してしまったことです。

そして今日は、

公金を投入した結果でしょうか、

申し訳なさげに

一旦、山を作って落ちました(注)。


出典:日経平均プロフィル/リンク

メッセージは

投資の呼びかけで、

自身が掲げる経済政策――アベノミクス――に関しては

「今はまだ、懐疑的な人たちがいる」

と説明した上、

「投資は他人より半歩先んじることが成功の秘訣」

と結んであったようです

(下記日経新聞参照)。

「懐疑的」という表現に苦笑してしまいますね。

「悲観的」なんですよ。

なおざりな政府の

原発事故の対応の仕方を見ていて、

楽観的になれる人の

気持ちが

むしろ、奇々怪々です。

安倍某は、

消費税を上げる理由を

五輪によって

でっち上げ、

後は、

アメリカに

日本の主権を差し上げる

思考停止コースを

国民共に

ご用意なされてるっちゅうわけですよね。

そうすれば、

国民が

有り難がるだろうと…

ところで、

最近、

とみに不思議に感じるのは、

岸信介は、

どんな教育を

孫に施していたのか、

ということ。

晋三が

ここまで愚かなのは

祖父岸信介の影響もあってのことでしょ?

具体的に、

どのように語りかけを孫にしたのでしょうね。

知りたくもあり、

知りたくもなしです。

あっ、そうだ、

最後になりましたけど、

「東京五輪決定後に、

米系ファンドが売りを仕掛ける」

という情報がありました

(9月9日発行、日刊ゲンダイ「マーケット歓迎ムードの裏で囁かれる

米系ファンドの怪しい動き」参照)。

そのこと、

お知らせしておきます。

外国人投資家は、

昨秋から約6兆円を買い越しています。

手放すタイミングを

探っているというわけです。

くれぐれも

振り込め詐欺風な

「今な、金、出したら儲かるねんで」という

安倍某の口車に

ご注意を。


(注)「公金を投入した結果でしょうか、申し訳なさげに一旦、山を作って落ちました」

 →米連邦準備制度理事会(FRB)が16日、現行のままに月850億㌦規模の量的緩和を維持し、事実上のゼロ金利金利政策も続けることを決めた影響に拠るようです(9月19日発行、日刊ゲンダイ「FRBが量的緩和継続 NYダウ史上最高値更新」参照)。理由は、雇用の改善が充分でないからです。この点は、日本が大企業の利益一辺倒で景気判断をするのと正反対です。それはともかく、NY株式市場は高騰。東京市場でも続伸が始まったとのことです。



■資料

「首相『明らかに今の日本は買い』 メリル会合でメッセージ 」

   日本経済新聞(2013/9/17 9:28)

☆ 記事URL:http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL170G7_X10C13A9000000/

 安倍晋三首相は17日午前、メリルリンチ日本証券が都内で開いた投資家向けの会合にメッセージを寄せ「明らかに今の日本は『買い』」と強調した。今後の成長戦略について「規制改革を突破口にして、そのポテンシャルを、思う存分、発揮させる」との考えを示した。

 自身が掲げる経済政策、アベノミクスに関しては「今はまだ、懐疑的な人たちがいる」と説明。「投資は他人より半歩先んじることが成功の秘訣」とし、日本へのさらなる投資を呼びかけた。2020年の東京夏季五輪に関しては「この7年間は日本人がその底力を発揮して成長を生み出すことは間違いない」と説明した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕


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