のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

仙台地裁が判決 / 「幼稚園送迎バス津波犠牲について」

2013年09月18日 07時46分57秒 | Weblog
「地震のとき、津波は予見できたはずだ」と

仙台地方裁判所が判示。


■資料

「幼稚園送迎バス津波犠牲 遺族『ようやく娘にいい報告ができる』」

   フジニュース(09/17 19:45)

☆ 記事URL:http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00254084.html

東日本大震災の津波で園児5人が亡くなった事故をめぐって、裁判所は17日、幼稚園側の責任を認め、賠償を命じた。
子どもの遺影を手に、仙台地方裁判所に入る遺族たち。
2011年3月11日、宮城・石巻市で、幼稚園の送迎バスが津波に巻き込まれ、5人の園児が犠牲になった。
亡くなった園児のうちの4人の遺族が、幼稚園側に損害賠償を求めていた裁判が、17日、判決の日を迎えた。
この裁判をめぐっては、遺族から「何で、ここ(幼稚園)から、わざわざ低い沿岸部に向けて、それも、ましてや乗らなくてもいいバスに何で乗せて、出発させたのか」との声が上がっていた。
遺族側は、「激しい地震の揺れで津波を予見できたにもかかわらず、高台にある幼稚園から、危険な海側にバスを走らせたのは、安全配慮義務違反にあたる」と主張した。
これに対し、幼稚園側は「子どもたちを早く親元に帰して安心させたかった。津波が来るとは思わなかった」と反論し、全面的に争う姿勢を示していた。
送迎バスに乗っていて、ただ1人助かった運転手の男性は、2012年2月、「(津波が来るんじゃないかという心配はなかった?)ないと言えば、うそになりますけど、ただ、あそこまでは来るとは思ってませんでしたよね」と話していた。
17日、裁判長は「最大震度6弱の揺れが、およそ3分も続いていて、震源地等によっては、巨大な津波に襲われるかもしれないことは、容易に予想できた」と、津波については予見することができたと指摘し、幼稚園側に、およそ1億7,700万円の損害賠償を命じる判決を言い渡した。
閉廷後、会見した遺族は「ようやく、娘にいい報告ができる日が来たと思っています」と話した。
一方、幼稚園側は「主張を理解していただけなかったことは残念です。今後のことは、判決の内容を検討したうえで考えていきたい」などとコメントしている。

(09/17 19:45)






最新の画像もっと見る

コメントを投稿