テロを誰が政治利用しようとしているか。
これを考えるにあたっては、
「政治利用」に伴う
冷酷さを感じる自分の目、耳等の体感を信じれば
見抜けます。
たとえば、
この写真を見て下さい。
Midori Fujisawa @midoriSW19 さんが
こんなコメントをされてました。
――ISに殺害された人質の家族が、その直後にこんな囲み取材を受けている光景なんて初めて見る。なんという残酷な国民なんだ、日本人は。何をそんなに知りたいのか。RT@nekoya_3 かわいそうに 〔21:59 - 2015年2月1日 〕――。
ここに詰めかけている
たくさんなマスコミ関係者は、
国民に何を
伝えようとしているのでしょうか。
テロの背景ではなく、
テロを単におどろおどろしく伝えたいだけでしょう。
テロについて
語るのをタブー視していることからも
そのことは了解できます。
テロを抑止するには何をすべきか――。
もし、これがタブーでないのなら、
宝口の広告に
「締切」という用語が
テロ事件を連想させるから
放送を自粛するという事態は、
生じなかったはずです
(拙稿「放送自粛は、人質になる危険を忘れさせる動き。特に自衛隊員に対し――。」
*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/14e9620ad0761418d69d914e06dd16f9)。
放送が自粛された対象には、
ロックバンド「凛として時雨」の新曲「Who What Who What」の歌詞の一部が
偏向されたと言います。
たとえば、
「血だらけの自由」→「幻の自由」、
「諸刃のナイフ」→「諸刃のフェイク」のように。
こういうことって
あっていいことなんですか。
日刊ゲンダイは、
これをヒステリックな視聴者に気を遣った結果だとしています。
本当にそうですか。
安倍でしょ?
神経質なほど自分に対する批判に臆病な
この男に対する
配慮以外に何があるのでしょう。
安倍某は、
自分に対する批判は、
一本調子で、すべてこれ妄想、
と言っていいような“敵”のせいにします。
なぜ、激しく
敵を詰るか――。
それは、
ガラスのハートの持ち主である
安倍某にとって
大変な脅威だからです。
たとえば、下の画像を見て下さい。
BBCが報じた写真です。
安倍某はすでに、
生きている人間の顔をしてないでしょう。
☆ 記事URL:http://www.bbc.com/news/world-middle-east-31075769
この記事のタイトルは、
「Japan outraged at IS 'beheading' of hostage Kenji Goto」です。
主語がAbeでなく、
Japan になっています。
しかし、どれだけの人間が安倍某と怒りを共有できるでしょう。
今回の人質事件は、
安倍某の軽はずみから生じました。
身代金を
要求されるや日本に中東歴訪を
中途で投げ出し
この男は、日本にとって帰りました。
偉そうに
最高責任者だとか
豪語するのであれば現地で陣頭指揮を執るべきだったでしょ。
なぜ、逃げ帰ったのでしょうか。
軽はずみな
卑怯者には付き合いかねます。
今一度、
マスコミは、
単にテロの脅威を煽って
国民を思考停止に追い込もうとするのでなく、
冷静な情報提供をする
指名を思いだして頂きたいです。
僕が
ツイッタ―のブラウンジングをして
これは役に立つかも、
と思った情報が2つほどあります。
それを紹介します。
一つは、
Masa Okumura @mokumura さんのツイートです。
――今、現在、「イスラム国」の人質になっている人間は2人で、一人は2013年8月に拉致された26歳の米国女性記者ともう人も2年以上前に拉致された英国人男性の2人である。今回の日本人二人は昨年夏以後で、2年以上も人質になっている欧米人は生き延びているが、なぜ日本人二人はなぜ殺害されたか〔22:00 - 2015年2月1日 〕
もう一つは、
G.D.Greenberg@G_D_Greenbergさんのツイートです。
―― 日本人人質の殺害(まだ完全に確定ではないが)を受けて、「テロに屈さない」「罪を償わせる」の号令一下、一気にきな臭い動きが出てきているが、ちょっと待ってほしい。太平洋戦争での日本人死者は約300万人。今朝の悲しみが、300万回続くのだ。すべての議論はそこから始めよう。〔23:50 - 2015年2月1日 〕――
ここは雰囲気に振り回されて、
「政権批判は敵を利すること」というお呪いに屈しないことです
(きっこ@kikko_no_blogさんのツイート〔14:21 - 2015年2月1日 〕参照 )。
このお呪いは、
安富歩氏が【東大話法規則】5に該当する
「どんなにいい加減でつじつまの合わないことでも自信満々で話す。」
という話法なようです。
少しコメントしますと、
「敵を作らない、ないし無くす」ために政権批判するのです。
この場合、
そこをすり替えて、「敵を利する」などと言って、
不用意に敵を作ってしまった責任を
棚上げするために
黒を白、白を黒に言いくるめるための
小理屈が
【東大話法規則】5というものの内容なのでしょう
(詳しくは、拙稿「主語を入れ替えて成り立つ 池内恵氏(東大准教授)の論稿について」
*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/051678ebe9f3a89f5da3ede0ff7287cc)。
安倍某ら為政者は、
このお呪いで政権を一言でも批判しようものなら
「お前はテロを肯定するのか?」
と筋違いな非難をしてやろうと身構えているようです。
事件後も
「テロリストたちを絶対に許さない。その罪を償わさせるために、国際社会と連携していく」
という主張を繰り返す安倍政権こそ
今後も日本人や日本企業がターゲットにして攻撃される可能性が高まったことを
喜ぶ勢力の本丸です。
この勢力は、
国民を守る実力もなければ、気概もありません。
その事実を踏まえて、
誰をもって敵と目すべきなのかを考えるべきです。
思うに、
――安全確保に一番効果的なのは安倍を退陣させることだよ。〔22:44 - 2015年2月1日〕
というモン=モジモジ @mojimoji_x の意見が
妥当なんではないでしょうか。
〔資料〕
「ヒステリックな視聴者も変だが、クレーマーに腰が引けている」
日刊ゲンダイ(2015年2月2日付〈1月31日発行〉)
これを考えるにあたっては、
「政治利用」に伴う
冷酷さを感じる自分の目、耳等の体感を信じれば
見抜けます。
たとえば、
この写真を見て下さい。
Midori Fujisawa @midoriSW19 さんが
こんなコメントをされてました。
――ISに殺害された人質の家族が、その直後にこんな囲み取材を受けている光景なんて初めて見る。なんという残酷な国民なんだ、日本人は。何をそんなに知りたいのか。RT@nekoya_3 かわいそうに 〔21:59 - 2015年2月1日 〕――。
ここに詰めかけている
たくさんなマスコミ関係者は、
国民に何を
伝えようとしているのでしょうか。
テロの背景ではなく、
テロを単におどろおどろしく伝えたいだけでしょう。
テロについて
語るのをタブー視していることからも
そのことは了解できます。
テロを抑止するには何をすべきか――。
もし、これがタブーでないのなら、
宝口の広告に
「締切」という用語が
テロ事件を連想させるから
放送を自粛するという事態は、
生じなかったはずです
(拙稿「放送自粛は、人質になる危険を忘れさせる動き。特に自衛隊員に対し――。」
*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/14e9620ad0761418d69d914e06dd16f9)。
放送が自粛された対象には、
ロックバンド「凛として時雨」の新曲「Who What Who What」の歌詞の一部が
偏向されたと言います。
たとえば、
「血だらけの自由」→「幻の自由」、
「諸刃のナイフ」→「諸刃のフェイク」のように。
こういうことって
あっていいことなんですか。
日刊ゲンダイは、
これをヒステリックな視聴者に気を遣った結果だとしています。
本当にそうですか。
安倍でしょ?
神経質なほど自分に対する批判に臆病な
この男に対する
配慮以外に何があるのでしょう。
安倍某は、
自分に対する批判は、
一本調子で、すべてこれ妄想、
と言っていいような“敵”のせいにします。
なぜ、激しく
敵を詰るか――。
それは、
ガラスのハートの持ち主である
安倍某にとって
大変な脅威だからです。
たとえば、下の画像を見て下さい。
BBCが報じた写真です。
安倍某はすでに、
生きている人間の顔をしてないでしょう。
☆ 記事URL:http://www.bbc.com/news/world-middle-east-31075769
この記事のタイトルは、
「Japan outraged at IS 'beheading' of hostage Kenji Goto」です。
主語がAbeでなく、
Japan になっています。
しかし、どれだけの人間が安倍某と怒りを共有できるでしょう。
今回の人質事件は、
安倍某の軽はずみから生じました。
身代金を
要求されるや日本に中東歴訪を
中途で投げ出し
この男は、日本にとって帰りました。
偉そうに
最高責任者だとか
豪語するのであれば現地で陣頭指揮を執るべきだったでしょ。
なぜ、逃げ帰ったのでしょうか。
軽はずみな
卑怯者には付き合いかねます。
今一度、
マスコミは、
単にテロの脅威を煽って
国民を思考停止に追い込もうとするのでなく、
冷静な情報提供をする
指名を思いだして頂きたいです。
僕が
ツイッタ―のブラウンジングをして
これは役に立つかも、
と思った情報が2つほどあります。
それを紹介します。
一つは、
Masa Okumura @mokumura さんのツイートです。
――今、現在、「イスラム国」の人質になっている人間は2人で、一人は2013年8月に拉致された26歳の米国女性記者ともう人も2年以上前に拉致された英国人男性の2人である。今回の日本人二人は昨年夏以後で、2年以上も人質になっている欧米人は生き延びているが、なぜ日本人二人はなぜ殺害されたか〔22:00 - 2015年2月1日 〕
もう一つは、
G.D.Greenberg@G_D_Greenbergさんのツイートです。
―― 日本人人質の殺害(まだ完全に確定ではないが)を受けて、「テロに屈さない」「罪を償わせる」の号令一下、一気にきな臭い動きが出てきているが、ちょっと待ってほしい。太平洋戦争での日本人死者は約300万人。今朝の悲しみが、300万回続くのだ。すべての議論はそこから始めよう。〔23:50 - 2015年2月1日 〕――
ここは雰囲気に振り回されて、
「政権批判は敵を利すること」というお呪いに屈しないことです
(きっこ@kikko_no_blogさんのツイート〔14:21 - 2015年2月1日 〕参照 )。
このお呪いは、
安富歩氏が【東大話法規則】5に該当する
「どんなにいい加減でつじつまの合わないことでも自信満々で話す。」
という話法なようです。
少しコメントしますと、
「敵を作らない、ないし無くす」ために政権批判するのです。
この場合、
そこをすり替えて、「敵を利する」などと言って、
不用意に敵を作ってしまった責任を
棚上げするために
黒を白、白を黒に言いくるめるための
小理屈が
【東大話法規則】5というものの内容なのでしょう
(詳しくは、拙稿「主語を入れ替えて成り立つ 池内恵氏(東大准教授)の論稿について」
*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/051678ebe9f3a89f5da3ede0ff7287cc)。
安倍某ら為政者は、
このお呪いで政権を一言でも批判しようものなら
「お前はテロを肯定するのか?」
と筋違いな非難をしてやろうと身構えているようです。
事件後も
「テロリストたちを絶対に許さない。その罪を償わさせるために、国際社会と連携していく」
という主張を繰り返す安倍政権こそ
今後も日本人や日本企業がターゲットにして攻撃される可能性が高まったことを
喜ぶ勢力の本丸です。
この勢力は、
国民を守る実力もなければ、気概もありません。
その事実を踏まえて、
誰をもって敵と目すべきなのかを考えるべきです。
思うに、
――安全確保に一番効果的なのは安倍を退陣させることだよ。〔22:44 - 2015年2月1日〕
というモン=モジモジ @mojimoji_x の意見が
妥当なんではないでしょうか。
〔資料〕
「ヒステリックな視聴者も変だが、クレーマーに腰が引けている」
日刊ゲンダイ(2015年2月2日付〈1月31日発行〉)
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