のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

カルディコット博士 / 「核廃棄物の問題ついて、人類はお手上げ」

2012年10月30日 09時42分37秒 | Weblog


【 福島第一原発で今も続く事故、そして危険、その真実 】《最終回》

というタイトルの

フェアウィンズの9月20日付の

記事を翻訳した

サイト「星の金貨プロジェクト」の

管理人、小林順一氏の記述を

短くまとめなおしました。

元記事には

~事故現場から取り出した核燃料を持っていける場所など、どこにも無い!もはや日本には、どのような解決手段も無くなってしまった…『国外への運びだし』を、必死に模索する日本~

という補足的な見出しがありました。

アーニー・ガンダーセン氏と

ヘレン・カルディコット博士との対談です。


僕がまとめる際、

参考にした

元記事は、

下記リンク先で見れます。

☆ (リンク


[対談におけるそれぞれの指摘]


ガンダーセン :

高速増殖炉のもんじゅは事故を繰り返すばかりで、

これまでにかかった費用は、

巨額という表現すら愚かしい程の恐ろしい金額になっています。

しかし、

核燃料サイクルの

目途は立ちそうにありません。

日本人は、

とにかくこの高レベル放射性核廃棄物を国外に持ち出したい――

その一念だと

確信する。

日本の地震学者が、

口を揃えて

こう語ります。

「地震が多発する日本の国土に、

核廃棄物を「安全に」保管できる場所など

どこにもありません」と。

なのに、この高レベル放射性核廃棄物を、

最低でも数千年間、

理想的には25万年もの間、「安全に」保管し続けなければならないのです。



カルディコット :

オーストラリアでは国土の真ん中を通って、

核廃棄物を輸送するための線路を建設した会社があります。

ハリバートンという企業です。

この会社の経営責任者(CEO)は、

ディック・チェイニーです。

このディック・チェイニーこそはオーストラリアにとって、

不吉な存在です。

アメリカの政治家にして実業家。

ブッシュ大統領時代のアメリカ合衆国副大統領という肩書を持った

貧乏神です!!!!(←この貧乏神という評価は、

私こと、忠太節です。ご容赦のほどを。つい筆が滑りました)


ハリバートン社の鉄道線路のすぐわきに、

先住民族であるアボリジニの人々が儀式を行う、

マケイディー・ステーションと呼ばれる場所がある事がわかりました。

この場所は浅い帯水層の上に位置し、

この帯水層は、

オーストラリアの砂漠地帯に古くから水を供給してきた、

グレートアティジアン盆地の水脈とつながっている可能性があります。

そしてこの場所こそ、

ハリバートン社が核廃棄物の

一時保管場所を建設しようとしている場所なのです。

アメリカとオーストラリア間で、

現在も続いていると見られる『国際原子力発電パートナーシップ』

という名の協約があります。

ジョージ・ブッシュ、

元アメリカ合衆国大統領ですが、

この人物とジョン・ハロルド元オーストラリア首相が署名しました。

これにより諸外国の核廃棄物の

オーストラリアへの持ち込みが可能になりました。

この『諸外国』にはアメリカも含まれるものと考えられます。

そして日本もこの協約に入り込む可能性があるのです。

なぜなら、日本の原子力発電所の核燃料、

ウランは、

オーストラリアで産出されたものだからです。

現時点で、オーストラリアにとって良くない諸条件が整いつつあります。

これまで

原子力発電を支持する人間たちが

核廃棄物の保管は、

安全に行われていると

人々に信じ込ませようとしてきました。

彼らは、

25万年もの間、

高レベル放射性核廃棄物を安全に保管する方法を知っているのだ

という顔を平然とします。

そして同時に、

「太陽光発電では、

夜通し充分な電力を供給することはできませんよ」

宣伝して憚りません。

このような戯言、笑うしかないです。

25万年間も

高放射性核廃棄物を安全に保管する技術をマスターした

と豪語される方が

再生可能エネルギーによる発電を軌道に乗せたり、

太陽光発電によって得られた電気を夜間利用することなど、

簡単確実にできるはずです。

なのに出来ない、とおっしゃる。

現に、

太陽熱反応炉が

現在スペインで建設されています。

そして液体塩、融解塩による発電装置が建設されている場所もあります。

ということは、

飽くまで原子力発電を推進しようとする人間たちが

指摘する、再生可能エネルギーの欠点は、

『furphy』です。

すなわち、オーストラリアの俗語で言う『作り話』でしかありません。

それに、

こうつけ加えさせていただきましょう。

原子力産業界が

『安全だ』『安全は確保されている』という言葉を口にしたら、

私(カルディコット)は必ず、

核廃棄物の問題について、

人類はもうお手上げなのだという事を思い出すようにします。

そうそう、

これも言わせてください。

検査によってすい臓がんが発見されたら、

その人の

余命は、概ね半年です。

しかし、私は、腕の良い医者です、

私に任せなさい、私が治療法を見つけてあげます。(笑)







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