のんきに介護

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放射性核廃棄物/原発内保管 ~ こんなに隠しちゃってた~

2012年10月30日 06時57分41秒 | Weblog
日本では、

途方もなく時間が

かかるだろう

高レベル放射性物質の処分を

未来人に任せ、

本来保管場所でないはずの、

“原発施設”内に隠されていました。

ここを突っつくと、

隠させた

地元の人らに反対されたから

などと平気でうそぶく

責任転嫁の御仁が大勢います。

まるで嫁さんが

うるさいんで

「浮気は隠れてせんと仕方なかった」

という言い訳そっくりです。

それで、

具体的な量として

どれほどの放射性核廃棄物を

隠していたのでしょう。

福島第一にある

核燃料棒の量を通して

考えてみましょう。

その量がそのまま、

この原発の

危険度を表示してます。

今、福島では

必死で

作業員の方が

事故収束のため

がんばっておられるでしょうけど、

まずは4号機の燃料プールの

燃料棒の

移し替えが

差し当たっての作業でしょう。

一度に扱える

核廃棄物の量は、

一束だけとのことです

( アーニー・ガンダーセン氏、ヘレン・カルディコット博士との対談 「福島第一原発で今も続く事故、そして危険、その真実」〔フェアウィンズ 9月20日〕リンク

これだけ聞いても

気が遠くなりそうです。

さて、使用済み核燃料は、タテ9本、横9本で一束。

すなわち、 9×9ということで、

81本の核燃料棒が集まって、一束を構成します。

それがが1,000束で、その重量は、 約1トンです。

変形した使用済み核燃料を取り出して

地上に降ろし、そこに設置しておいた別のプールに沈めます。

さて、

福島原発第一には

どれだけの核燃料があったのかと言うと――。

()核燃料プールに約7,000束の核燃料が残っています。

()4号機以外、

2号機、1号機、3号機の順でそれぞれに500~600束の使用済み核燃料があります。

すなわち、各原子炉が600トンの使用済み核燃料を抱えています。

()すでにドライ・キャスクに収納済みの高放射性核廃棄物1,000束以上もあります。

ついでに言うと、

これらに、事故を起こさなかった5号機、6号機の分は含まれていません。


[まとめ]

簡単な計算です。

7、000+600×3=8,800トン

これだけの使用済み核燃料が

処理すべきものとして、

福島第一原発の敷地内にあるわけです。

これに

ドライキャスクの分を加え、

約10,000トンもの高放射性核廃棄物が

未だに福島第一原発の原子力発電所内に残っています。



< 日本全体で考えた場合>

一体どれだけの使用済み核燃料、

つまりは、高放射性核廃棄物を抱え込んでいるのか――


正確な数字は解りません。

しかし、推測がまったく不可能なわけではないです。

日本には

現在稼働可能な原子炉は50基あり、

それぞれの原子炉は、

最低でも600束です。

おそらくは

それ以上の使用済み核燃料を抱え込んでいるでしょう。

しかし、、それらを度外視するなら、

600トン×50=30、000

最低でも

これだけある、

ということになります。


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