のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

武田邦彦さん / 「『女性にとって最も大切なことは、子どもを2人以上産むこと』発言 何が誤り?」

2016年03月29日 01時00分09秒 | 家庭の話
教育委員会は、

発言の全文を入手していたはずです。

別に

自民党の議員のように

女性を「産む機械」に貶めた

わけではありませんし、

何も

取り立てて批難できる材料を含んでいません。

確かに、

少子化を解消しようとすれば、

女性が

2人以上出産しなければならないですよ。

当たり前のこと、

正当性のある主張を

この校長先生は、

話されただけではないでしょうか。

ただ、妥当性に

欠けたに過ぎません

(失礼ながら、武田邦彦さんは、

ここのところを分かっていらっしゃらないです。

正当性=妥当性として話されています)。

それを理解できたはずなのに、

どんな教育的指導を

したのか、

明らかにすべきですね。

今に日本の社会では、

子どもを産み育てる環境が十分ではありません。

また、日本の首相は、

子どもの誕生と聞いて、

しめしめ、

これで鉄砲の弾ができた

としか受け取らないような薄情なお人柄です。

保育園もないし、

これでは、

子どもを産めないと

断念している女性が多いでしょう。

そういう人たちを

追い詰める可能性がある

という点に

配慮したのか、

そこをきちんと問い詰めたかが問題です。

当たり触わりのない話で

お茶を濁しておけ

ということだったのでしょうね。

しかし、安倍政権は、

日本の国を亡国に向かわせているわけで、

こういう先生の指摘によって、

今の日本、

これでいいのか

という問題に直面できます。

「日本死ね」

というブログの、

ブラックな日本社会という

裏面を抉り出す訓話だと言ってよさそうです。

日本の政府って、

子どもを産めって女性の尻を叩く癖に、

子どもを育てられない

環境について

口を拭っている冷酷さがあります。

校長先生には、

その点についての

見解を問い質しておくべきでした。


〔資料〕

「『2人以上産む』発言の中学校校長 退職へ」

   NHKニュース(3月28日 13時27分)

☆ 記事URL:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160328/k10010459011000.html

中学校の全校集会で「女性にとって最も大切なことは子どもを2人以上産むことだ」などと発言した大阪市の市立中学校の校長が、市の教育委員会に来年度の再任用を辞退したいと届け出て、今月末で退職することになりました。




大阪・鶴見区にある市立茨田北中学校の寺井壽男校長(61)は、先月29日の全校集会で「女性にとって最も大切なことは子どもを2人以上産むことだ」などと発言しました。
大阪市教育委員会によりますと、寺井校長は去年3月に定年退職したあと再任用され、来月以降も継続する見通しでしたが、今月18日、寺井校長から来年度の再任用を辞退したいという届け出があり、今月31日付けでの退職が決まったということです。寺井校長は、教育委員会に対し、「発言のあと学校に問い合わせの電話が多数かかってくるなどし、生徒や教職員に多大な迷惑をかけた」と説明しているということです。全校集会での発言は撤回していないということです。
大阪市教育委員会は、懲戒処分は必要ないとしたうえで、全校集会での発言やその後の言動が、教育的配慮に欠けたものだったとして口頭で指導を行ったことを明らかにしました。


〔資料-2〕

「の訓話(全文)」

   武田邦彦さんのブログ(2016年03月28日 )

☆ 記事URL:http://takedanet.com/archives/1054761113.html



今から日本の将来にとって、とても大事な話をします。特に女子の人は、まず顔を上げてよく聴いてください。
女性にとって最も大切なことは、子供を2人以上産むことです。

これは仕事でキャリアを積むこと以上に価値があります。

 なぜなら、子供が生まれなくなると、日本の国がなくなってしまうからです。

しかも、女性しか子供を産むことができません。男性には不可能なことです。

 「女性が子供を2人以上産み、育て上げると、無料で国立大学の望む学部に能力に応じて入学し、卒業できる権利を与えたらよい」と言った人がいますが、私も賛成です。

子育てのあと大学で学び、医師や弁護士、学校の先生、看護師などの専門職に就けばよいのです。

子育ては、それほど価値のあることなのです。

 もし、体の具合で、子供に恵まれない人、結婚しない人も、親に恵まれない子供を里親になって育てることはできます。

 次に男子の人も特によく聴いてください。子育ては、必ず夫婦で助け合いながらするものです。

女性だけの仕事ではありません。

 人として育ててもらった以上、何らかの形で子育てをすることが、親に対する恩返しです。

 子育てをしたらそれで終わりではありません。

その後、勉強をいつでも再開できるよう、中学生の間にしっかり勉強しておくことです。

少子化を防ぐことは、日本の未来を左右します。

 やっぱり結論は、「今しっかり勉強しなさい」ということになります。以上です。



大阪市立茨田(まった)北中学校長 寺井寿男
(このブログの掲載日 平成28年3月28日)




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