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RFSマネージメント・チーフエコノミスト、田代秀敏氏 / 「株価、たいして上がっていない」

2014年10月02日 00時39分06秒 | 経済生活
僕は、

安倍政権下、

株価高騰のみは思惑通りに成功しているのかな、

と思っていた。

しかし、どうも

そうではないみたいですね。

10月2日<1日発行>付、日刊ゲンダイ記事

「ドル建てで見ると国力衰退は歴然」に

RFSマネージメント・チーフエコノミストの田代秀敏氏の

解説が掲載されていました。

田代氏は、

円建てで見るのでなく、

ドル建てでみれば、

「株価、たいして上がっていないことが分かりますよ」

と仰います。

すなわち、年初来の高値の1万6374円も

1㌦=109円で計算すれば、

150㌦程度。

上がっているように見えて、

実は、

上がっていないのが株価だそうです。

昨年末が

約155㌦でした。

年初来の高値と言って

大騒ぎしていた、

この時期ですら、株価は下落しているのです。

その傾向は、

ちょっとまえまで続いているとのことです。

しかし、この程度で

驚いていてはいけないみたいです。

深刻なのは、

国内総生産(GDP)の激減らしいです。

民主党政権の12年までは

ドル建ての名目GDPは増えていたんだとのことです。

アベノミクスの円安政策になって、

がくんと減ってしまって、

今年6月には

中国の半分以下の水準に落ち込んでしまったと言います。

中国の半分程度の経済規模で

投資の魅力は減る一方。

通貨の実力を示す

「購買力平価」を用いて換算すると、

日本のGDPは、

中国の3分の1しかないということです。

菅官房長官は、

「金持ち国、日本」という

言い方を

よくしますが、

何のことはない、

金が吹っ飛んでいくのを黙って見て置けと言う

メッセージだったのですね。

2012年の日本の名目GDPは、

ドル換算で、

5兆9378億㌦です。

それが

2013年には

4兆9015億㌦にへったのですな。

2014年、

IMF推計によれば、

4兆8463億㌦で、

中国は、

10兆275億㌦だと言います。

アベノミクス

2年間の空騒ぎで、

1兆㌦=100兆円以上が吹っ飛んでいます。

その上に、

これでもかという

金のバラマキを外遊の度にやっているのです。

後ろについているのは、

三菱重工やIHIと言った軍需メーカのトップです。

そんな中、

安倍某は国連総会出席後の記者会見で、

「日本が再び世界の中心で活躍する国にする」

とのたまいました。

国民一人の命、

幾らで売れるものか、

胸算用しているんでしょうな。



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