のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

夢を維持する着眼点

2012年06月29日 13時24分39秒 | Weblog

「魂を売りました」

という言葉は、

原子力村の専売ではないです。

普通に、

プロをやっている人も

日常的に体験できるということを、

演出家の蜷川幸雄氏が

語っています。

巨匠と言われる地位にまで

昇りつめたからこそ、

口にしえる恥部かもしれません。

しかし、

言ってくれて、

後進が

どれほど救われるでしょう。

たとえば、

あなたが演出家の卵だったとして、

物語と関係なく

俳優の見せ場を求められた場合、

拒絶できます?

受け入れると、自分の魂を売った不快感で

悩むでしょうね。

そんなとき、

蜷川氏は、

自分の手の甲に

黒のボールペンで×印を書き込んだそうです。

黒々と深く深く、

×印を書き込んだと、

話されたそうです

(鴻上尚史・文『ドン・キホーテのピアス』7月合併号所収、参照)。

ちょっと感動しました。

同氏のやり方は、

理にかなっていると思います。

どんなことでも、

0か100というわけではないです。

×印1個が3点だとします。

4つほど、ついていたとします。

そうすると、

3×4=12

ということで、マイナス点は、

12です。

ということは?

そう!

100-12=88で、

その日の評価は、88点です。

ね、なんだか

自分を褒めてやりたくなりますでしょ!

そこが大切、

自分を維持する着眼点です。

夢という形で

見せられているもの、

それは、

天からの贈り物という気がしますね。

大事にね。

さて、

リードボーカルを

メジャーなレコード会社に引き抜かれ

「もう夢を追う時じゃない」

と追いつめられた

メンバーが

本物の

ロックバンドに成長する過程を描いた

音楽劇、

「リンダ リンダ」

東京公演が7月22日から

1か月の長丁場で始まるようですよ。

よければ、

行かれたらよいと思います。

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