のんきに介護

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フクシマ-最悪事故の陰に潜む真実

2012年04月18日 21時48分54秒 | Weblog

※ 動画の文字起こしは、

下記URLの「portirland」というサイトの管理人さんが

丁寧にして下さってます。

よかったら、参照するようなさってください。

映像の流れが

よく理解できるようになるでしょう。

僕は、<Part4>についてだけ、

要点を整理しておきます。


http://portirland.blogspot.jp/2012/04/blog-post_4719.html


フクシマ-最悪事故の陰に潜む真実 Part1/4



フクシマ-最悪事故の陰に潜む真実 Part2/4



フクシマ-最悪事故の陰に潜む真実 Part3/4



フクシマ-最悪事故の陰に潜む真実 Part4/4



【<Part4>要点】


上杉隆氏は、

日本のマスコミの報道の仕方につき、

「報道内容に関して点数評価をつけるとしたら、百点満点のうち1点も上げることができません。

いや、それ以下です」と断言されます。

ジャーナリストの仕事は、

東電や政府が隠そうとする情報を

暴いていくことにあるはずですなのに、

彼らは、真実の隠蔽に、

貢献しているのです」と手厳しいです。

しかし、

たとえば、

政治家であっても、

事実を暴露して

報道の裏にあるものを明らかにすれば、

犯罪をでっち上げられたりし、自分の職務から追放されます。

そういうことが普通に行われます。

福島前知事、

佐藤栄佐久氏の場合を見てみましょう。

彼はプルトニウムが燃料に入ることに反対し、

その結果、

日本の原発ムラの権力を身に沁みて感じさせられた人間です。

すなわち、この人は、

汚職の罪をなすりつけられました。


上杉氏をやっつけるなど、

わけはないんです。

3月18日のこと、

政府スポークスマンである枝野前官房長官が

記者会見で、

「フリーのジャーナリストの中に

『放射能が放出されている』

というデマを流している者がいますが、

市民を不安に陥れているので、即刻やめてほしい」

と発言しました。

それでOKです。

彼の名を出さなくても、

彼のことを指しているのは、明らかだったようです。

上杉氏がそう証言されています。

そしてそのうち、

テレビで「デマに注意しましょう」

というコマーシャルを流し始めたそうです。

それでも踏みこたえていくと、

いつか番組から降ろされることになりました。

それで、ジ・エンドだったらしいです。




前福島県知事 佐藤栄佐久氏は、

「私は、日本が原子力帝国になってしまったと思います」

と明言されます。

そしてその結果、

「情報が抑制され、

政府、マスコミ、学者たちはこぞって、

彼らとは別の考えを持つ人間を全部排除するから、

フクシマの事故が起きた」

と指摘されます。

分析の間違いとして否定しえるでしょうか。


ケイ・スガオカ氏という日系人は、

放射線防護装置を点検し、

修理を行うのが

仕事でした。

専門は原子炉容器内での作業、ことに燃料挿入箇所ということです。

スガオカ氏と彼のチームは点検の際、

原子炉容器の奥底で時として、信じられぬ発見をすることがあったと言います。

例えば蒸気乾燥機の向きが、180度反対に取り付けられていたり、

配水管に15cmほどの亀裂が見つかったらしいです。


検査報告書に書こうとして、

責任者たちと対立。

彼らは、180度向きが反対だという箇所を削除したようです。

つまり、誰も、蒸気乾燥機の位置が反対に取り付けられていることを、

認めようとしなかったということです。

私は当時は、どうして彼らがそれを隠そうとするのか、わかりませんでした。

そして私にもう1つわからないことは、

その後、東電とジェネラルエレクトリック社と官庁の間で、

どのような取り決めが行われたかです。

彼らはちゃんと議論をしたはずです・・・

やっと2002年9月になってGE社の弁護士が

一度も蒸気乾燥機を取り替えていないと東電が言っているのに対し、

GE社がなんの抗議もしなかったと認めました。
 
2002年の9月の話です!

スガオカ氏の認識が公になって、彼は内部告発者として有名になりました。

東電の持つ全原発が

一時停止を余儀なくされ、社長や幹部はすべて辞任に追い込まれました。

今日では東電は前向きには透明性に務めているそうです。

30人ほど選り分けの報道陣が11月には、

事故の起きた福島第一原発の視察を認められました。

しかし、線量計は、

毎時500マイクロシーベルトを測定。

とても危険な値で、記者たちはバスを離れることは許されませんでした。

かくして、この東電の宣伝企画は、

不毛の惑星への日帰り旅行になりました。

一方、フリーのジャーナリストたちは、

依然として、差別されています。

そのバス視察旅行でも

彼らは、最初から排除されています。

そこで、

鈴木智彦氏は、次のような手段を取りました。

潜入です。

労働者として丸1ヶ月、事故の起きた原発で働かれました。

そして自分の仕事の間、秘密で撮影を行ったりし、

50時間の映像材料を集めました。

ここで働いている労働者は、

ほぼ全員この地方出身で、

なにもかも地震・津波で失ったという人ばかりと言います。

生き延びるために、

彼らはどんな仕事でも、引き受けざるを得ないのです。

鈴木氏は、

働いた体験から、

彼らの気持ちをこう代弁します。

「労働者にとっては、

今手にするお金の方が10年後発生するガンよりずっと大事なのだ」と。

鈴木氏によると、

なにもかも仮の一時しのぎの処置とのことです。

彼らは、本当に安全な設備など最初から、作ってないようです。

時間がかかりすぎるからです。

政府は、

昨年中にどうしても「冷温停止」達成と、

宣言したかったようです。





そんな日本の状態にあって

バスビー教授は、

日本の北部はすべて失われてしまったといっていい、

と断言されます。

危険な場所だから一刻も早く避難せよ、という趣旨ですね。


ガンダーセン氏は、

福島の事故では、死人は道路に倒れていたりはしません。

ガン患者は、違った死に方をします。

人々は
10年、20年後に、ガンで亡くなっていくのです。

福島ではガン疾患率が高くなり、

少なくとも100万人は新しいガン患者が出ると思われます、

と不気味な予言されます。

原子力産業は、

この数字を公表したくはないでしょう。

それは世界中で原子炉の終わりを、意味することになるからです。

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