のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

ペット同伴避難の「新潟モデル」

2012年05月12日 17時08分54秒 | Weblog
新潟県のHPに

「新潟県動物救済本部」

の取り組みが紹介されています。

「新潟県では、

飼い主さんとペットが離れることなく、

一緒に避難所生活が送れるようお手伝いをさせていただきます」

という宣言があり、

下の方の行に

「ペット達は、

飼育環境が変わること自体、

大きなストレスになり、そのストレスを軽減できるのは、

飼い主さんの声や温かい手だけです」とあります。

新潟の人たちの

優しい心に

深い感銘を受けました。

避難所では

ペット同伴が許されず、

車での生活が

テレビで紹介されていました。

僕は、

一生涯、車の免許は取らないと

決めてました。

しかし、その番組を見て、

チアーやテドのために免許を取得してやるか、

と思うようになりました。

ペットの世話たって、

人間の都合で命を預かることです。

困難なときに、

知らん顔なら自分を愛せなくなります。

新潟県が

このような先進的な対応ができたのは、

中越地方で起こった

2度の大地震で得た経験と教訓があったと言います。

それならば、

福島のあの大事故の教訓として、

今後の防災対策の中で、

他の自治体でも

新潟の思いを引き継いで欲しいと願います。

人間相手でもですけど、

相手が畜生の場合でも同じです。

支えてやれば、

必ず支え返してくれます。

ちなみに、

同伴避難の準備すべき事柄は、

次の通りです

(週刊・金曜日、5/11刊所収「ペット」参照)。


☆同伴避難項目

【まとめ】

1.非常持ち出し用品


*フード(1週間分ぐらい)

*飲料水【ペットボトルに1週間分ぐらい)

*食品用ラップ(断水時にお皿に敷く)

*常備薬

*ペットの写真(行方不明時の捜索に)

*健康メモ(生年月日やワクチン接種歴、病歴など)

*ペットシーツ

*玩具やおやつ

*猫用の爪とぎ

*ブラシ

*抜けたペットの毛を処理するもの(ガムテープ、ころころ)

*汚物処理用具

*タオル、バスタオル、毛布

*トイレ、猫用の砂

*キャリー、クレート、ケージ


2. 鑑札、狂犬病予防注射済票、迷子札、マイクロチップなど装着しておく


3. 周囲とのトラブルを避けるため、基本的なしつけをしておく


4. キャリーやケージに慣らしておく


5. トイレ・トレーニングは必須


6. 地元自治体や地域でのペット同伴避難に関する情報収集をしておく


7. いざというときの預け先、連絡先を用意しておく

                   以上

児玉小枝著「同伴避難 家族だから、ずっと一緒に」

(日本出版社刊)

という本があります。

より詳しい情報が得られるでしょう。

その他、

「どうぶつたちへのレクイエム」「どうぶつたちに、ありがとう」

(ともに日本出版社刊)

という著書もあります。

よろしけば、ご参照のほどを。

また、同氏は、

ブログも書かれているようです。

URLは、下記の通りです。

☆ http://doubutsuphoto.blogspot.com

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