のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

何時の時代、どこの国でと、問いたくなるようなニュースが新聞に満載な今日この頃

2014年12月09日 21時27分59秒 | 日本の現状
今しがた、

日刊ゲンダイを購入して帰宅。

ものすごく

あり得ない事態を報じる記事がならんでいます。

トップは、

「自民 疑惑議員も全員当選の異常選挙」。

あの松島氏も

当選確実らしいです

(〔資料-1〕参照)。

「世論調査によると」

という書き出しの記事で

どこが

調査したものかは書いていませんでした。

「共同通信」とは思うが、

前は、

自民300議席獲得の珍事は、

投票率が低いため

という説明がしてあったはずだが、

あれはどうなったのでしょう。

「自民単独320議席の勢いらしい。

しかし、立候補者は、282人しかいないので、

全員、当選の計算だ」

とのことです。

二つ目の「これ、何?」ニュースは、

産経新聞が

江川紹子氏のコメントをでっち上げたニュースとのことです。

無茶苦茶ですね。

朝日の木村前社長が顧問を辞した経緯に触れ、

江川氏が

ツイッタ―に

書いたことを剽窃してしまったとのことです

(〔資料-2〕参照)。

三つ目が「NY株 106㌦の大幅反落」のニュースです

(〔資料-3〕参照)。

近々、日本株の

大暴落があると思います。

そういう意識があるものだから、

必要以上に

インパクトを感じたのでしょう。

4つ目は、

ビート・たけしが開票特番で

TBSではなく、

「ニコ生」を選んだというニュース

(〔資料-4〕)。

メディアとしての

テレビの凋落を印象付ける事件だな、

と思いました。

後、スキャンダル風な

麻生が失言連発という話題。

応援演説はお断わりという自民党の候補もいるらしいです。

失言内容は、

「(結果を)出していないのは、よほど運が悪いか、経営者に能力がないからだ」

(6日の長野・松本市内の街頭演説)と、

少子高齢化に伴う社会保障費増について

「高齢者が悪いようなイメージを作っている人がいるが、

子どもを産まないのが問題」

(7日の札幌市内の応援演説)

地方と女性票に羽が生えて飛んでいくような感じで、

この自民党のナンバー2のために

自民党優勢の情勢も変わりそうだという

(〔資料-5〕参照)。

僕の説明では

分かり難いだろうから、

明日、

下に切り抜きを貼付します。

今張ると、

営業妨害になるかもしれず、

今すぐというのは自重して置きます。

なお、

麻生氏に関しては、

ツイッタ―で、

タニ センゾー @Tanisennzo さんが

――麻生副総理、ナイス! これにめげずに、どんどん発言して欲しいww

麻生氏「丁寧に説明すべきだった」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141209/k10013833641000.html …
「国民は、冷静に、麻生副総理の説明を理解してくれるだろう」 by 菅官房長官 wwww 〔17:09 - 2014年12月9日 〕――

と述べて、麻生氏を応援してます

(〔資料-6〕参照)。

NHKニュースに菅官房長官まで登場して

必死になって

失言を庇っている、

その様が失言の影響力の大きさをよく伝えています。

思うに、説明として、

日刊ゲンダイの

「産みたくても産めないのが問題だ」

と釈明したという

報道が分かりやすいです。

これに対して、

NHKに見る、

麻生氏本人の声を録画したままの

「産めないから、産まない」

という表現は、

難解です。

ただ、なぜ難解と感じるんでしょうね?

多分、出産は、

女性の側に立てば、

出来るか、出来ないかでなく、

したいか、したくないか

なのでしょう。

すなわち、

「産みたい」⇒「産める条件がある」⇒「産む」

という判断過程をたどって

出産に辿りつくわけです。

麻生氏は、

最初の「産みたい(裏を返せば、産みたくない)」という気持ちを

省略して論じようとしているのです。

釈明会見において、

そういう態度なのです。

だからこそ深刻な失言と言えます。

つまり、根柢にある、

女性の願望など取り上げたくないという

発想が女性蔑視的なのです。

「産めないから、産まない」

という表現に違和感を感じるのは、

トートロジーのようでもあり、

理解しづらいのは、

正面から

女性の気持ちを取り上げないためです。

このように、

この無意識に立ちはだかる

「女性の願望を汲み取りたくない」

感情こそ、

女性差別と言われるものの当体と思います。

日本人の

ナチス批判の中で

抜け落ちていたところです。

つまり、

ホロコーストの土台にある感情は、

女性蔑視です。

「産む性」に対する理不尽な

拒否感情(反面での不合理な支配欲)と言ったらいいのでしょうか、

女性という

「自然」に対するコンプレックスに伴う

恐れ、不安感が

引き金になってホロコーストに

人を駆り立てるのではないでしょうか。

麻生氏が

釈明としてした

「産めないから、産まない」

という

言い直し方に

どこか分かり難さが残っているのは、

大袈裟な言い方になりますが、

その表現に潜む

ナチズムとの親和性ゆえではないかと思いました。

ちょっと考えさせられました。


〔資料-1〕


(クリックすれば拡大表示します)

〔資料-2〕


(同上)

〔資料-3〕


(同上)

〔資料-4〕


(同上)

〔資料-5〕


(同上)

〔資料-6〕

「麻生氏『丁寧に説明すべきだった』」

   NHKニュース(12月9日 12時55分)

☆ 記事URL:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141209/k10013833641000.html


麻生副総理兼財務大臣は、閣議のあとの記者会見で、7日、社会保障費の増加に関連して、「子どもを産まないのが問題だ」などと述べたことについて、「安心して子どもを産める環境作りが大事であり、誤解を招いた」などと述べ、丁寧に説明すべきだったという考えを示しました。

麻生副総理兼財務大臣は、7日、札幌市で演説した際、社会保障費の増加に関連して、「高齢者が増えるから悪いというようなイメージを作っている人が多いが、子どもを産まないのが問題だ」などと述べました。
これについて、麻生副総理は、閣議のあとの記者会見で、「安心して子どもを産める環境を作ることが大事だと思っている。保育施設の不足など、子どもを産みたくても経済的事情で産めないという方々は放置できないので、事実、予算の編成もそうしている」と述べました。
そのうえで、麻生副総理は、「結果として、きちんと説明するのを省いているところがある。『産めないから、産まない』と言う形で、最初のところを省いてしまったと思うので、誤解を招いたところは時間をかけるべきだった」と述べ、丁寧に説明すべきだったという考えを示しました。
.

官房長官 国民は冷静に理解

菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、「麻生副総理が演説会で真意を説明したようだが、あくまでも、『子どもを産みたい人が安心して産める社会をつくることが大事であり、そのために政府が全力を尽くすことが必要だ』という趣旨のことを言ったということだ。私も、文脈を見るとそうだと思う」と述べました。
そして、菅官房長官は「野党は、発言のその部分だけを取って選挙で攻撃しているのだろうと思うが、麻生副総理が説明したことで全く問題がないと思う。国民は、冷静に、麻生副総理の説明を理解してくれるだろう」と述べました。

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