のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

ガーディアン紙 / 「(日本の皆さん!)選挙のムードなど、是非私たちに聞かせてください。」

2014年12月09日 22時29分34秒 | 日本の現状
ガーディアン紙が

日本人である私達に対して、

「衆議院総選挙に向けて国内のムードは?」

と尋ねています。

外国から見て、

日本の選挙情勢が奇々怪々なのでしょうね。

たとえば、

通常、スキャンダルがあれば、

厳しい選挙戦が強いられるのが確実なのに、

松島氏など

早くも当選ほぼ間違いなしと言われています。

落選してしまいそうな

自民党議員が一人もいません、

経済は上向くどころか、

沈み込む一方、

破綻一歩手前だと言うのに!!

同一労働、同一賃金の原則が守られず、

来年以降は、

そこら中、

餓死者で溢れそうです。

誰が考えても確かな事柄なのに、

アベノミクスの失敗を語ることは

タブーです。

そのタブーの前に率先してひれ伏しているのが

マスコミです。

その醜さたるや、

見られたもんじゃないです。

まさに嘘を吐くことが

日本のステータスシンボルになってしまっているかのようです。

解散には、

内閣と国会との間にあるはずの

ぎすぎすした関係がなく、

自民党では、

「御意」が合言葉のようです。

すなわち、

国会議員は政府の言いなり。

政府は、

官僚の言いなり。

官僚は、アメ…

おっと、これ以上は言わないでおきます。

ただ、そういった

国家体制のようなものを論じるには

抽象的に過ぎます。

では、

秘密保護法でも議論しようかと

集まろうにも

公職選挙法に引っかかるので

駄目だと言われます。

また、秘密保護法が施行される

10日以降は、

同法による逮捕まで覚悟しなければなりません。

安倍某の

独裁的な政治手法の可否を

争点に

選ぶしかないでしょう。

しかし、菅義偉官房長官によれば、

「何を問うか、

問わないかは政権が決める」と

極めて、

傲慢な態度で

国民主導の議論を封じようとしてます。

そもそも

今回の解散は、

二重の意味で憲法違反です。

一つは、

憲法第69条違反です。

7条解散を認めるのが通例ではありますが、

政府・与党の基本政策が

転換されるなどして、

民意を問う特別の必要がある場合に認められるという考え方が

妥当でしょう。

すなわち、安倍某は、

国家議員から信任されているわけです。

それを前提として考えた場合、

「解散する権利」はないというべきです。

信任があるから

解散できないというのは

不合理に感じるかもしれないです。

しかし、それは、国民が

主人公だということを忘れた暴論です。

国会議員と行政の長との信頼関係が破れた場合、

1からやり直す権利は

国民専属です。

信頼関係が破れていないのに、

行政の長が

面白くないと感じたからと言って、

「おい、国民、1からやり直せ」

と命ずる権利など有しません。

解散によって、

職を失う議員の立場で

考えたらよく分ると思います。

安倍某は、

過半数取ったら自民党の

勝利というけれど、

内閣をどんなに支えていた功績があったとしても

落選者は身分をはく奪されるのですよ。

まるで

将棋の盤の駒のようではないですか。

ちなみに、

英国においては、

2011年に「議会任期固定法」が制定され、

解散権が封じられました。

それともう一つ、

これは憲法違反といえることに、

「衆議院定数不均衡問題」があります。

前回の衆議院選挙の際、

三党合意による

国会議員定数削減による定数不均衡の抜本的是正は、

少なくとも、次の総選挙までに行わなければならない必須の事項だったはずです。

それが「0増5減」という小手先の手直しで終わっています。

「投票権の平等」(憲法第15条参照)

という観点からは、

憲法上、許されざる任務の懈怠です。

最高裁は、

「違憲状態」であるという判断を下していますから、

行政の長としては、

それに従う義務があるのです。

さて、そんなわけで、

立憲主義を投げ出したかのような

安倍某に対し、

国民はどう思っているのか聞きたくなるというのは、

当然の疑問でしょう。

その要求に

応えたいと思われる方は、

下記〔資料〕の英文元記事上段に

「Email」の

ボタンがありますから、

そこを押せば、

メールのフォーマットが

表示されるのだろうと思います。

感じることを

そのまま伝えられたいいでしょう。

日本語で

呼びかけをしてくれてますから、

無理して英語を使わなくとも

いいように思います。



〔資料〕

「What's the mood in Japan ahead of the election?」

   the guardian(Monday 8 December 2014 11.43 GMT)

☆ 記事URL:http://www.theguardian.com/world/2014/dec/08/whats-the-mood-in-japan-ahead-of-the-election?CMP=twt_gu




Japan goes to the polls on Sunday, in a snap election called by the prime minister Shinzo Abe. His Liberal Democratic Party (LDP) are unlikely to lose the election, and instead the question is whether the LDP will increase its number of seats to help increase its mandate for the economic reforms introduced under Abe since 2012.

A surprise fall into recession prompted the snap election. It is being framed - not least by the prime minister himself - as a referendum on “Abenomics”, the premier’s flagship economic policies of fiscal stimulus, monetary easing and structural reform. “It’s an election that is asking voters whether to continue with Abenomics, or to put a stop to it,” he said.

While it may be the economy, stupid, there are other issues bubbling under the surface, from Japan’s pacifist constitution to the future of the country’s nuclear power generation plants. Which is why we’re looking to you to help us build a picture of the country ahead of this surprise election. Where in Japan do you live, and what’s the mood there? Will you be voting in the election? What do you think are the main issues facing Japan, and do you feel optimistic about the country’s future?

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衆議院総選挙に向けて国内のムードは?

今月14日に安部首相の発表した衆議院総選挙の投開票が行われます。日本に住んでいる方、投票に行く予定の方、あなたの意見と国内のムードについて、是非私たちに聞かせてください。

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