Nobuyo Yagi 八木啓代 @nobuyoyagiさんのツイートです。
――出たっ、しょっぱなからすごい東大話法 RT @tsuda イスラム国は日本の支援が非軍事的と知りつつジハードの対象にしたという池内さんの分析。 / 「イスラーム国」は日本の支援が「非軍事的」であることを明確に認識している -
http://npx.me/ceX9/Biex〔11:49 - 2015年2月3日 〕――
ここで東大話法と言われているのは、
池内恵氏の論述の仕方です。
この方、
サイト「中東・イスラーム学の風姿花伝」において
こんなこと言われています。
「演説で示した経済援助の『内容』が非軍事的であったことは明瞭なので、論点は『表現が適切であったか否か』である」と。
☆ 記事URL:http://chutoislam.blog.fc2.com/blog-entry-270.html
この後、
どんなに表現が適切であったか否かにつき
考察されるのか言うと、
違うのですな。
何の根拠もなく言い切った
「演説で示した経済援助の『内容』が非軍事的であったこと」
を立証されようとされます。
どうやって？
「イスラーム国」が発信した
脅迫ビデオにその旨の記述があるということによってです。
その文言は、
次の通りです。
「Abe Pledges Support for the War against Islamic State with Non-Military Aid （安倍がイスラーム国との戦いに非軍事的支援を約束した）」
元々の文言は、
次のようにアラビア語で書かれていているとのことです。
「آبي يدعم الحرب ضد "الدولة الاسلامية" بمساعدات غير عسكرية」
☆ 元記事URL:http://www.bbc.co.uk/arabic/middleeast/2015/01/150117_japan_pm_mideast
「Non-Military Aid 」という言い回しをしたことをもって、
イスラム国は、
「経済援助の「内容」が非軍事的であったこと」を理解していた証拠に
されています。
これ、論理の運び方が強引すぎないですかね。
上の 「Non-Military Aid 」という表現は、
支援の形が
「Military Aid 」ではないと言っているだけの話でしょ？
経済的な支援だから
空爆等、直接的な軍事的支援とは異なるというのは、
そりゃそうでしょう。
ただ、お金は、
武器購入に使えます。
「Support for the War against Islamic State」
という
「イスラム国との闘いを支援する」
と訳せる述部が問題なのです。
日本は、
安倍某の口を通して、
「Islamic State （イスラム国）」に対する「the War （戦争）」に
役立つような非軍事的、
すなわち、経済支援を申し出たことになっているわけです。
しかもその金額たるや、
２億㌦（約２３０億円）という巨費です。
イスラム国が
日本を脅威と感じるのは当然でしょう。
池内氏が
狡い人だなと思うのは、
英語という
普通の日本人に取っつき難いものを
持ち出してきて
相手をけむに巻こうとしている点ですな。
結局、
この人は、
「経済援助の「内容」が非軍事的であったことは明瞭」でないので、
違う言語間に生じる
二義性を利用して問題の本質を
表現の適切性如何という論点にすり替えただけの話です。
騙されないためには、
次の事実を知っておけばいいのです。
軍事的支援には、
医療支援など、
それ自体として取り出せば
軍事行動でないものも含まれるということです。
前に摘記した東大話法とパターンが違うようではあります
（拙稿「主語を入れ替えて成り立つ 池内恵氏（東大准教授）の論稿について」参照。
＊http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/051678ebe9f3a89f5da3ede0ff7287cc）。
でも、
この池内氏の論述を検討して
怖いと思ったのは、
彼がこの論稿を発表するや待ってましたとばかりに、
津田大介、佐々木俊尚の両氏という
２人の援軍が忽ち現れたということです。
経済援助がそのまま軍事援助と言えないというのは、
小学生でもわかるでしょう。
この二人は、
それが分らないはずがないと思うのです。
しかし、
すっ呆けて、
それぞれにこんなコメントされてます。
――イスラム国は日本の支援が非軍事的と知りつつジハードの対象にしたという池内さんの分析。一層理由が知りたくなる。〔7:28 - 2015年2月3日 〕――
――安倍首相のエジプトでの表明がどのような内容だったかを詳細に解説。こういうのをちゃんと確認してから批判すべきだと思うな。〔facebook〕――
改めて、
この二人の名前、
しっかりと覚えておきます。
――出たっ、しょっぱなからすごい東大話法 RT @tsuda イスラム国は日本の支援が非軍事的と知りつつジハードの対象にしたという池内さんの分析。 / 「イスラーム国」は日本の支援が「非軍事的」であることを明確に認識している -
http://npx.me/ceX9/Biex〔11:49 - 2015年2月3日 〕――
ここで東大話法と言われているのは、
池内恵氏の論述の仕方です。
この方、
サイト「中東・イスラーム学の風姿花伝」において
こんなこと言われています。
「演説で示した経済援助の『内容』が非軍事的であったことは明瞭なので、論点は『表現が適切であったか否か』である」と。
☆ 記事URL:http://chutoislam.blog.fc2.com/blog-entry-270.html
この後、
どんなに表現が適切であったか否かにつき
考察されるのか言うと、
違うのですな。
何の根拠もなく言い切った
「演説で示した経済援助の『内容』が非軍事的であったこと」
を立証されようとされます。
どうやって？
「イスラーム国」が発信した
脅迫ビデオにその旨の記述があるということによってです。
その文言は、
次の通りです。
「Abe Pledges Support for the War against Islamic State with Non-Military Aid （安倍がイスラーム国との戦いに非軍事的支援を約束した）」
元々の文言は、
次のようにアラビア語で書かれていているとのことです。
「آبي يدعم الحرب ضد "الدولة الاسلامية" بمساعدات غير عسكرية」
☆ 元記事URL:http://www.bbc.co.uk/arabic/middleeast/2015/01/150117_japan_pm_mideast
「Non-Military Aid 」という言い回しをしたことをもって、
イスラム国は、
「経済援助の「内容」が非軍事的であったこと」を理解していた証拠に
されています。
これ、論理の運び方が強引すぎないですかね。
上の 「Non-Military Aid 」という表現は、
支援の形が
「Military Aid 」ではないと言っているだけの話でしょ？
経済的な支援だから
空爆等、直接的な軍事的支援とは異なるというのは、
そりゃそうでしょう。
ただ、お金は、
武器購入に使えます。
「Support for the War against Islamic State」
という
「イスラム国との闘いを支援する」
と訳せる述部が問題なのです。
日本は、
安倍某の口を通して、
「Islamic State （イスラム国）」に対する「the War （戦争）」に
役立つような非軍事的、
すなわち、経済支援を申し出たことになっているわけです。
しかもその金額たるや、
２億㌦（約２３０億円）という巨費です。
イスラム国が
日本を脅威と感じるのは当然でしょう。
池内氏が
狡い人だなと思うのは、
英語という
普通の日本人に取っつき難いものを
持ち出してきて
相手をけむに巻こうとしている点ですな。
結局、
この人は、
「経済援助の「内容」が非軍事的であったことは明瞭」でないので、
違う言語間に生じる
二義性を利用して問題の本質を
表現の適切性如何という論点にすり替えただけの話です。
騙されないためには、
次の事実を知っておけばいいのです。
軍事的支援には、
医療支援など、
それ自体として取り出せば
軍事行動でないものも含まれるということです。
前に摘記した東大話法とパターンが違うようではあります
（拙稿「主語を入れ替えて成り立つ 池内恵氏（東大准教授）の論稿について」参照。
＊http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/051678ebe9f3a89f5da3ede0ff7287cc）。
でも、
この池内氏の論述を検討して
怖いと思ったのは、
彼がこの論稿を発表するや待ってましたとばかりに、
津田大介、佐々木俊尚の両氏という
２人の援軍が忽ち現れたということです。
経済援助がそのまま軍事援助と言えないというのは、
小学生でもわかるでしょう。
この二人は、
それが分らないはずがないと思うのです。
しかし、
すっ呆けて、
それぞれにこんなコメントされてます。
――イスラム国は日本の支援が非軍事的と知りつつジハードの対象にしたという池内さんの分析。一層理由が知りたくなる。〔7:28 - 2015年2月3日 〕――
――安倍首相のエジプトでの表明がどのような内容だったかを詳細に解説。こういうのをちゃんと確認してから批判すべきだと思うな。〔facebook〕――
改めて、
この二人の名前、
しっかりと覚えておきます。
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