
転載元:歴男R.de-medici世界平和の為に @328773377pirateさんのツイート〔19:21 - 2016年12月25日 〕
上の画像を見て思い出すのは、
消費税増税の
再延期の口上、「新しい判断です」だ。
約束を反故にするとき、
そう言えば、
済むのだ、
と総理大臣の仕事の気軽さに
日本国民はみんな、
口開けて、あんぐりとしたと思う。
しかし、
よく考えて、
強い者の人形に過ぎない男が
屁理屈にしろ、
「新しい判断」と「判断」を話題にしたのは、
驚天動地な出来事だった。
せっかくだ、
この
「新しい判断」の向こうに見える
ものに目を凝らそう。
それを眺めながら、
年の瀬、
思う通りのこと、
言わしてもらおうかな。
安倍よ、
大宰相面しているけれど、
我々、国民は、
あなたのしたこと覚えているんだぞ。
たとえば、
黄龍@tanpinsanさんのツイートに
指摘されている。
――安倍首相の安保法制はこの「第3次アーミテージ・ナイレポート」の丸写し!
彼らの言う通りの政権運営を行うことで、その代替として、政権の地位を保っているに過ぎない☞ http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=305962&g=131205 … 〔11:24 - 2016年12月25日 〕—―

さぁ、
アーミテージが次に示す
「新しい判断」が
何か、
我々は、
しっかり心して
見定めないと
日本及び米国の産軍複合企業に食い殺される可能性がある。
その実態を
政府が意地になって強行採決させた
TPPを通して見届けて置こう。
パブリック・シチズン グローバル・トレード・ウォッチ部門の
ロリ・ワラックさんが
分析してくれているので紹介しよう。
仕事納めと思って、
下記、2013年06月09日号の
赤旗日曜版の記事、
「TPPはトロイの木馬 米消費者団体パブリック・シチズン ロリ・ワラックさん語る
『雇用増え成長』と言うが 実は大企業に新たな特権」
を読んで見て欲しい。

転載元:kuromaru@84guchiさんのツイート〔23:13 - 2016年12月24日 〕
ついでながら、
下の動画もTPPに役立つ。
サイト「IWJ Independent Web Journalに
解説がある。
☆ 記事URL:http://iwj.co.jp/wj/open/archives/82216
また、
「本のTPP参加は主権の放棄」
と題して、
ロリ・ワラックさんが講演されている。
下記文章が
サイト「bu-cianのブログ」による書き起こし。
――私たちは、TPP交渉が行われているシンガポールにて、日本政府がTPPに参加しようとしていると聞き、大変心配しています。
日本が、ルールづくりに参加する権利も、何に合意するのかを知る権利すらないのに、参加しようとしているからです。
日本は、これまでの全ての合意を受け入れると言った。
私たちは、そう理解しています。
それは、900ページもあるルールに、日本の既存、および未来におけるすべての法制度を合わせなければならないということです。
貿易だけでなく、医薬品の価格やアクセス、食の安全や食品表示、郵便の規制やエネルギーや輸送サービス、銀行、消費者の権利保証などの分野においてです。
数多くの、貿易に全く関係の無い国内政策が指図されていくのです。
何が書かれているかを見ることもできず、たった一文字の変更も許されないままに、このルールを受け入れること。
それが、日本がTPPに参加する際に要求されます。
つまり日本は「交渉」に参加するのではなく、「すでに条項の定められた協定」に参加するわけです。
なぜ安倍政権が、日本にとって、こんなにも無礼で危険なプロセスに合意しようとしているのか、とても不可解です。しかしそれが私たちの聞いたところです。
すでに協定に参加している国では、強力な反対運動がいくつも起こっています。しかしそれらの国は、すでに規定された条項が押しつけられているわけではありません。
日本の人々にとって、TPPへの参加は二重の危険であり、二重の侮辱なのです。—―
☆ 記事URL:http://bu-cian.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/index.html
サイト「B層ですか?中道です」にも
ロリ・ワラックさんのTPPが何たるかの指摘が
紹介されている。
☆ 記事URL:http://kiiti43.blog.fc2.com/blog-entry-193.html
要約が
サイト「JanJanBlog」でなされている由、
「misaのブログ」になされている旨の言及があった。
JanJanBlogのURLは、
☆ http://www.janjanblog.com/archives/92653。
ただし、ブログ休止のため内容を閲覧できなくなっている。
参考までに、
「misaのブログ」に転載された内容を、
次に転載しておく。
☆ 記事URL:http://ameblo.jp/aries-misa/entry-11483502440.html
-—TPPは「トロイの木馬」米国市民が暴くTPPの“正体”
昨年6月、ニューヨークの非営利独立放送局「Democracy Now!」のニュース番組に、草案をリークした米国の市民団体「パブリック・シチズン」のロリ・ウォラック女史が出演し、驚愕な内容を告発している。
その中で氏は「これは貿易協定ではない、企業による世界支配の道具」「1%の富裕層が私たちの生存権を破壊する道具」と断罪している。
■2008年のオバマ氏選挙公約に反するTPP草案
リークされたTPP草案によると、米国で営業する外国企業は、重要な規制について国際法廷に持ち込むことができ、その裁定は国内法に優先され、違反には罰則を課すこともできる。
交渉担当はオバマ大統領が任命した米国通商代表のカーク氏だが、草案は、オバマ氏の2008年の選挙公約、「環境や食の安全や国民の健康が守れなかったり、外国の投資家を優先する貿易交渉はしない」に違反する。
草案には、著作権の保護を強化したり、医薬品コストを押し上げる規定もある。
通商代表部は出演を断り、次の声明を送ってきた。
「TPPの投資関連の提案には、公益保護のための正当で非差別的な、政府規制を妨げるものはない」
■表向きは「貿易協定」だが実質は企業による世界統治
ロリ・ウォラック氏「表向きは「貿易協定」ですが、実質は企業による世界統治です。
加盟国には例外なく全ての規定が適用され、国内の法も規制も行政手続きもTPPに合わせなければなりません」
「全26章のうち、貿易関連は2章のみ、他はみな企業に多大な特権を与え、各国政府の権限を奪うものです」
「TPP投資条項によれば、外国の投資家がTPP条約を盾に、米国政府に民事訴訟を起こし、国内規制が原因で生じた損害の賠償を請求できるのです。
米国の企業はみな同じ規制を守っているのに、これでは国庫の略奪です」
■議会がアクセス出来ないTPPは「トロイの木馬」
「こんなひどい内容を、それもリークで知るとは驚きです。これは『1%』が私たちの生存権を奪うツールです」
「交渉は極秘で行われ、暴露されるまで2年半も水面下で交渉していた。
600人の企業顧問には草案へのアクセス権を与えながら、上院貿易委員会のワイデン委員長はカヤの外です」
「TPPを監督する立場なのに、草案にアクセスできない。
たまりかねた委員長が、監督責任のある協定の内容を知る権利があるとする法案を提出したありさまです」
「ワイデン氏は情報委員で核関連の機密を知る立場なのに、貿易協定という名の『企業権利章典』は見られない」
「じつに見事な『トロイの木馬』です。通りのいい看板の裏に、表に出せない内容を仕込む…」
「製薬大手の特許権を拡大する条項も入手しました。医薬品価格を急騰させます」
■TPPはドラキュラ
「TPPはいわばドラキュラです。陽に当てれば退治できる」
「米国や全ての交渉国で、市民の反対運動が起きます。
企業の権利の世界的な強制なんて、私たちは許さない。
民主主義と説明責任に反します」
「公益団体の意見はなにも草案には反映されていない。
国民を全く無視した過激なまでの強硬策です」
「金融制度の安定のため、各国が施行する金融規制にすら、米国は反対しています。
そこには米国民の意見が無い。でも間に合います」
「1990年代のFTAA(米州自由貿易協定)は、2年かけて34カ国が協議し、全草案が各国で公開されました。
TPP交渉は3年目ですが、一行たりとも公開しない。
おまけに、締結後4年間は非公開という密約もあった。秘密をさらに隠すのです」
「カーク通商代表に聞きました。なぜ、公開しないのか。
彼の答えは、『FTAA交渉は公開したら暗礁に乗り上げた』
密室でこそこそやる理由は、国民や議会に知られるだけで危うくなるような内容だから?」
■TPPはセメント。一度固まったら全員が同意しないと変更できない
「しっかり押さえてください。TPPの狙いは、貿易ではなく、セメントのような作用です。
一度固まったらおしまい。全員が同意しないと変更できない」
「リーク草案が示唆するのは、司法の二重構造です」
「国民は国内法や司法を使って権利を護り要求を推し進めますが、
企業は別建ての司法制度を持ち、利益相反お構いなしのお抱え弁護士たちがインチキ国際法廷に加盟国の政府を引きずり出し、勝手に集めた3人の弁護士が政府に無制限の賠償金を命じるのです。」
「規制のおかげで生じた費用を弁済しろとか、不当な扱いを受けたとか言って。国内の企業には同じ規制が一律に適用されているというのに…」
■企業の特権化を保証する世界的な協定
「NAFTA(北米自由貿易協定)にも似た制度があり、有害物質規制や都市区画法の補償として3億5千万ドルが企業に支払われた。
こういう悪だくみは、明るみに出せば阻止できます」
「NAFTA以来、大企業は貿易協定を姑息に使って規制を押さえこみ、底辺への競争を煽りました。
交渉の度に規制が緩和され、企業の権限は拡大した」
「今回がとどめです。一旦固まれば門戸を開き、広く参加国を募ります。
企業の特権化を保証する、世界的な協定になりかねません」
「TPPは強制力のある世界統治体制に発展する恐れがあります。
世界的なオキュパイ運動に対する企業側の反撃です。
旧来の悪弊が一層ひどくなる。」
「さらに交渉の行方によっては既存の国内法が改変され、
進歩的な良法が無くなるばかりか、新法の制定さえもできなくなる」
■「1%」を喜ばせる協定
「医薬品や種子の独占が強化され、医薬品価格吊り上げのため、後発医薬品を阻止する案まである。
オバマ政権が医療制度改革法案に入れた薬品についても、他国が使用する権利を奪おうと密談がされています」
「各国の金融規制も緩和させられ、高リスク金融商品も禁止できない。
米国政府が金融制度改革で規制強化を進めている時にです」
「TPPは地方財政にまで干渉します。
全国で搾取労働の撤廃や生活賃金を求める運動が広がる中で、TPPは地域産業の優先を禁じます」
「地産地消や国産品愛好は許されないのです。
環境や人権に配慮する商品も提訴されかねません」
「TPPは企業に凄まじい権力を与えます。密室だから過激になった。
どの国の人々も、こんなものは御免です」
「過激な条項を推進するのは、米国政府です。
だから、陽の目にさらして分析することが重要です」
「何が起きているか人々に知ってほしい」
「結局お金です。『1%』を喜ばせる協定なのです。『1%』の夢なのです。
ありったけの金とロビイング力をつぎ込んで、未来永劫に力を振るうのです」―—
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