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毎日新聞 / 「福島第1:放出量は最大4兆ベクレル がれき撤去で東電」

2014年07月15日 22時27分37秒 | フクイチ原発事故
昨年8月、がれき撤去時に、

放射性物質が飛散。

東電は、

セシウムに限っても、

総放出量を最大4兆ベクレルと試算していた。

市にも伝えていなかった一方で、

農水省と県には

情報をそれぞれ4月、6月に伝えていた。

「4兆ベクレルは、

事故後の福島第1原発から1日に放出される放射性セシウムの1万倍以上に上る」

と言う記述を読めば、

なぜ、市に伝えなかったか、

了解できるというもの。

東電の

地元には何も教えない

という態度は、

国民に何も知らせないことに通じ、

不信感を招く。

そして

そのデメリットは、

県と政府によって拡大されてしまった。

「がれき撤去」のため、

建屋の揺らせば、

その度に

事故当時の1万倍以上の

放射性物質が

まき散らされる…

これは、

風評でも何でもない。

政府は

この事態に

正面から向き合い

隠ぺい体質とは決別すべきだろう。



〔資料〕

「福島第1:放出量は最大4兆ベクレル がれき撤去で東電」

   毎日新聞 2014年07月14日 22時38分

☆ 記事URL:http://mainichi.jp/select/news/20140715k0000m040129000c.html

 東京電力福島第1原発で昨年8月のがれき撤去時に放射性物質が飛散し、20キロ以上離れた福島県南相馬市の水田を汚染した可能性がある問題で、東電は14日、同原発からの放射性セシウムの総放出量を最大4兆ベクレルと試算していたことを明らかにした。しかし「かなり大づかみな計算」として公表せず、市にも伝えていなかった。

 東電によると、敷地内や同県双葉、浪江町のモニタリングポストで実測した空間放射線量の上昇度合い、気象データを基に放出量を試算。がれき撤去で放出されたのは1時間当たり1000億〜1兆ベクレルで、放出時間は計4時間と推定した。4兆ベクレルは、事故後の福島第1原発から1日に放出される放射性セシウムの1万倍以上に上る。

 南相馬市には、セシウムが最大で1平方センチ当たり0・04ベクレルが沈着したと見積もった。東電は「極めて微量な放射性物質が南相馬まで到達した可能性は否定できない」と説明しつつも、同市のコメから基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えるセシウムが検出されたこととの因果関係については「事故直後の放射性物質によるものかもしれず、断定できない」としている。

 東電は農水省の要請で、この試算を実施。4月に農水省に結果を伝え、6月には県にも情報提供したという。【岡田英】

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