のんきに介護

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関西電力 / 「プルサーマル再開申請」

2013年06月15日 13時11分18秒 | Weblog
政府のエネ政策の閣議決定に合わせて

「核燃料サイクル」

という白昼夢を

また見ようというわけです。

記事を読む限り、

再処理工場不要論の非難をかわす

ためだけに

プルサーマルを再開しようという話です。

“被ばく”を

タブー視する国で

プルサーマルを再開することの方が

危険です。

また、3・11以降、

米軍横須賀基地では

3月15日、

午前7時に警報が鳴り、

女子供を避難させていたとも言われています

(とある原発の溶融貫通(メルトスルー):記事「米政府は福島の原発事故で何が心配だったのか」参照)

☆ 記事URL:http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6842426.html

日本では

そのような避難指示もなく、

国民は

被ばくさせられるがままでした。

政府は、

何ら反省することなく、

原発事故のなかった

状態に

時計の針を

逆回りさせようとしてます。

プルサーマルの実施計画を示す前に、

福島事故の

収束作業を優先させるのが

筋です。

それに、MOX燃料につき、

きちんと世間に情報開示されていない

事柄があります。

すなわち、MOX燃料を核兵器に転用するにしても

一種の賞味期限が

あるということです。

古いものは、

爆弾の燃料として

威力が減じ、

使い物にならないのです。

それを考えると、

国際社会から受ける

疑惑というのも

絶対的なものではないわけです。

この記事、

そこを隠しています。


■資料

「プルサーマル再開へ 関電社長が申請明言」

   デーリー東北新聞社(2013/06/15)

☆ 記事URL:http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/tiiki_tokuho/kakunen/news/news2013/kn130615a.htm 

 六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で取り出すプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を原発で燃やすプルサーマル計画で、関西電力の八木誠社長は14日、7月の新規制基準施行と同時に再稼働を申請する高浜3、4号機(福井県)について、MOX燃料の使用を前提とした申請を行う考えを明らかにした。2011年の福島原発事故以降、先行き不透明だったプルサーマルが実施に向け動きだす見通しとなった。
 電気事業連合会会長としての定例会見で表明した。ただ、申請段階ではMOX燃料を前提としても、実際の使用にはあらためて地元理解が必要とみられる。
 また、八木社長は「核燃料サイクルに対する国の姿勢も見極めて、プルサーマル実施を総合的に考える」との見解を示しており、最終判断までには不確定要素を残している。
 一方、原子力規制委員会の田中俊一委員長は12日の定例会見で「プルサーマルは国際的にも相当の経験がある」と述べ、技術面では再稼働審査の妨げにはならないとの認識を示唆。しかし地元理解が最大のハードルとの見解も示している。
 プルサーマルはMOX燃料の唯一の使い道で、原発事故前は4基で実施。15年度までに16~18基に増やす計画だった。事故後は原発の稼働そのものが危うくなった上に、いったんプルサーマルに同意した地元も態度を硬化。先行きが見通せない状況が続いている。
 MOX燃料は、当面は過去に英仏両国に再処理委託して製造した分を使い、いずれは六ケ所製を使用する計画。MOXの使い道が無いまま再処理工場を動かすことには、核兵器転用を懸念する国際社会からの批判も強く、プルサーマルが進まなければ再処理工場の不要論が拡大する。
 このため茂木敏充経済産業相は4月の国会答弁で、再処理工場の稼働前に、電事連が新たなプルサーマルの実施計画を示す必要があると指摘している。
 高浜は3号機が事故前にプルサーマルを実施済みで、4号機も実施予定だった。7月以降の再稼働の申請で〝第1陣〟と見込まれる原発のうちでは、高浜のほか、四国電力伊方3号機で事故前にプルサーマルを実施済みで、再稼働時の動向が注目される。
 しかし、高浜や伊方がMOX燃料で動いたとしても、再処理工場がフル操業した場合に製造する分は消費しきれない。事故前の計画にある16~18基を再び示すのは現実的に困難で、電力業界は再処理工場の稼働を前に難しい対応を迫られる。(今井崇雄)


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