集団的自衛権行使容認か 世論を知るには‟本社世論調査”か‟共同通信”しか選択肢はないのか

日本経済新聞によると、

「集団的自衛権「反対」50％、「賛成」34％　」

としている。

☆　記事URL:http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2901O_Z20C14A6MM8000/

（2014年の6月）27～29日の世論調査で、集団的自衛権を「使えるようにすべきだ」との回答は34％で「使えるようにすべきではない」の50％を下回った。

また、　憲法改正でなく憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認することには賛成が29％で、反対が54％だった、と。…

この調査に

どれほどの信ぴょう性があるのだろうか。

北海道新聞では、

北海道新聞８月２日の朝刊で

「北海道民８割「戦争不安」　集団的自衛権に批判　郵送世論調査、内閣不支持５４％」

という記事を発信した。

こちらは、

信頼に値するのか。

☆　記事URL:http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/554674.html

東京新聞では、

2014年8月4日 朝刊発表とて

「集団的自衛権　「説明不足」８４％　若者の「反対」６９％」

という結果が出たという。

この新聞社は、

年代別のグラフを用意して

それらしくデーターを公表している。



☆　記事URL:http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014080402000133.html

西日本新聞社はどうか。

2014年08月03日付で

「集団的自衛権は８４％「説明不足」　共同通信世論調査」とある。

えっ、

共同通信世論調査？

そうなんですな、

地方新聞のデーターは、

これすべて共同通信の世論調査を

踏まえたものです。

地方紙は、

誠実な報道を結構、

してくれている気がしまします。

しかし、共同通信がいい加減なことをすれば、

「親亀こけたら、皆こけた」

という笑えん事態が生じます。

この慣用句に

――大事なことは、
・親亀が親亀自らのの責任を果たす
・子亀に依存しないで子亀を指揮し、指導し、管理・監督する
・決して子亀に丸投げしない――

だという意味を見出している

「ダイナミック・ヒデ『ものの見方・考え方』」という

サイトがありました。

☆　記事URL:http://dynamichide-qcmind.blog.so-net.ne.jp/2010-07-10

そうですね。

しかし、はてさて、

共同通信は、

信頼に値する報道をしているのか。

換言すれば、

「親亀が親亀自らのの責任を果たす」ほどの

公正な報道をしているか、

そこのところが心もとくありませんか…

下の画像を見てください。



街角での

シールを張るというやり方での

調査です。

しかも質問項目が

「集団的自衛権行使云々で人殺しができますか」

となっています。

ストレートな問いかけなので

「嫌だな」

という風に考えられます。

しかし、

集団的自衛権の行使として

米軍の

指揮下に入れば、

人殺しは、

当然の帰結です。

安倍某は、

強く

「戦争に巻き込まれることはありえない」

と断言してます。

それを信用しますか

という話に関連します。

共同通信は、

安倍某の嘘八百発言に振り回されていたと思います。

安倍某は、

五輪招致のプレゼンテーションで

確信をもって

「健康に害はない」

と断定しました。

しかし、放射性物質は、

漏れまくりです。

安全であろうはずがありません。

そこを

突かれると、

「ああ言わなければ誘致できなかった」

という風な弁解をしました。

すなわち、

五輪招致という

正当な利益（？）がありさえすれば

嘘をついて

構わないんだという

彼の信念を述べたわけです。

科学的な事実でなく、

彼の‟使命”に基づいた発言させてもらった

というわけです。

これ、ふざけてませんか。

盗人にも三分の理というのがありますが、

まさにそれではないでしょうか。

言いわけこそが

彼の話の核心です。

しかし、誰に対する使命なんでしょう。

放射能に関して

「有害なものを有害でない」

と言って欲しい連中に対してです。

それって、

土建屋じゃないですか。

そういう本質的な部分に関して

安倍政権を批判した

メディアはあったでしょうか。

なかったでしょ。

東京新聞と言えど

この点については沈黙を守ったのではないですか。

確かに、

原発に関する報道では

気骨を感じました。

しかし、一事が万事ではありません。

依拠する情報源が

共同通信だということになったら、

信頼する方が愚かです。

僕が

シール式を信頼する所以です。

ところで、

そんな原始的な

世論調査法などと言って、

調査の方法に

疑問を投げかける人が

いるでしょう。

しかし、要は、実用性です。

たとえば、

初代救急車だという下の画像を見てください。


典拠：Swaminathan P‏@swami2005 さんのツイート〔3:07 - 2014年8月5日 〕

結構、あれば、役に立つんじゃないですか。

無いよりはマシです。

今は、

時代として

信頼すべき新聞社の世論調査など

存在しないと

割り切るべきではないでしょうか。

だとするなら、

非常に狭い範囲での意識調査ですが

「公然監視下にある」

という条件をクリアーしている

シール式調査法が

もっとも信頼に値すると言って、

言えなくはないでしょう。

集団的自衛権の行使を容認した安倍内閣に対して

被爆者団体代表は、

「日本国憲法の精神を消し去ろうとしている」として

猛反発です。

安倍某の人間としてのだらしなさ、

不誠実という売国的体質が

この反応に与って力があるように見えます。

安倍晋三様におかれましては、

下の画像をご覧になって、

反省の上にも反省して頂きたいです。


典拠：大 雄二‏@yuji_george さんのツイート〔14:44 - 2014年8月6日 〕