のんきに介護

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とおるちゃんの投票棄権のススメ  ~ 投票に行かなくっても「賛成」にカウントされないよ

2015年05月09日 22時15分34秒 | 橋下徹 維新の会


「地方自治の本旨」(日本国憲法92条参照)を体現する自治体の基礎は、

市町村が担う。

都道府県は、

その市町村という基礎自治体間の

利益調節の役割を担っている。

言うなれば、

市町村の補完的な役割こそが

広域自治体である都道府県に課せられており、

知事の独壇場だ。

そのような役割分担を明瞭にすることこそが

知事の仕事ではなかったか。

「都構想」

という名の府市統合論は、

橋下知事の

府による市の管理という

野心が失敗したことから出てきた単なる八つ当たり論でしかない。

だから論争を避けるのだ!!

市が壊されたら、

町村は潰れたも同じ。

住民自治が機能しなくなったら、

政治が

“お上のすること”のまま終わってしまうってことだ。

それでいいのか。

本当の論点は、

ここだ。

府と市がバラバラに存在することなど

見せかけの論点だ。


典拠:404 -15‏@KEROXXX さんのツイート〔16:21 - 2015年5月9日

最後に、当ブログ記事が

「とおるちゃんの投票棄権のススメ」

となっていることについて。

橋下氏のファンは、

「彼は、投票に行くことを勧めているのであって、

棄権は勧めてない」

と思われる方もいよう。

その点につき、

弁明させてもらう。

確かに、棄権を勧める言葉はない。

しかし、投票には

二つのパターンがある。

すなわち、「賛成」と「反対」の2者だ。

橋下氏が市長の立場にあることを考えると、

一方しか念頭に置いていない

投票パターンしか説明しないのは、

他方のパターンの

投票行動が念頭にある人にとって、

切り捨てと目に写る。

これは、

不公正だ。

つまり、

「投票に行かなくっても“賛成”にカウントされないよ」との

橋下氏の電話メッセージは、

「反対派にカウントされるよ」という錯覚を招く、

反対派に対する

棄権のススメであるかのよう体裁になっている。

もちろん、投票しなかったら

「反対」にカウントされることはない。

注意して頂きたい。

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