遠藤周作原作の
映画「沈黙 ~ サイレンス」につき、
小野寺系さんが
解説している
(サイト「Real Sound」記事「小野寺系の『沈黙ーサイレンスー』評:遠藤周作とスコセッシ監督に共通するキリスト教への問い」)。
☆ 記事URL:http://realsound.jp/movie/2017/01/post-3876.html
そこに、
溝口健二監督映画「雨月物語」の
小舟のシーンが取り入れられているとあったので、
見てみた。
しばらくして遠い昔見た映画だということ、
思い出した。
ただ、かつて見たはずなのに、
とても感動した。
ラスト、子どもが母親の墓前に
ご飯を供えるシーンで涙が止まらなくなった。
なぜ、こんなに泣けるのだろう――。
僕が人間的に成長した面の
影響もあるだろう。
しかし、それだけではないと思うのだな。
今の時代、
子どもを平気で戦場に送る準備をしているような
残虐さがある
(厚労省が新指針を公表した「保育所でも国旗掲揚、国歌斉唱を義務づける」という方針など、その典型だ。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/1294132902eeb0897a81550fe30e5f12)。
その殺伐とした
空気と相いれないものを同映画に観たのじゃないか。
映画「沈黙 ~ サイレンス」につき、
小野寺系さんが
解説している
(サイト「Real Sound」記事「小野寺系の『沈黙ーサイレンスー』評:遠藤周作とスコセッシ監督に共通するキリスト教への問い」)。
☆ 記事URL:http://realsound.jp/movie/2017/01/post-3876.html
そこに、
溝口健二監督映画「雨月物語」の
小舟のシーンが取り入れられているとあったので、
見てみた。
しばらくして遠い昔見た映画だということ、
思い出した。
ただ、かつて見たはずなのに、
とても感動した。
ラスト、子どもが母親の墓前に
ご飯を供えるシーンで涙が止まらなくなった。
なぜ、こんなに泣けるのだろう――。
僕が人間的に成長した面の
影響もあるだろう。
しかし、それだけではないと思うのだな。
今の時代、
子どもを平気で戦場に送る準備をしているような
残虐さがある
(厚労省が新指針を公表した「保育所でも国旗掲揚、国歌斉唱を義務づける」という方針など、その典型だ。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/1294132902eeb0897a81550fe30e5f12)。
その殺伐とした
空気と相いれないものを同映画に観たのじゃないか。
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