のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

久しぶりに「溝口健二監督映画『雨月物語』」を観て

2017年02月15日 05時54分52秒 | 映画
遠藤周作原作の

映画「沈黙 ~ サイレンス」につき、

小野寺系さんが

解説している

(サイト「Real Sound」記事「小野寺系の『沈黙ーサイレンスー』評:遠藤周作とスコセッシ監督に共通するキリスト教への問い」)。

☆ 記事URL:http://realsound.jp/movie/2017/01/post-3876.html

そこに、

溝口健二監督映画「雨月物語」の

小舟のシーンが取り入れられているとあったので、

見てみた。

しばらくして遠い昔見た映画だということ、

思い出した。

ただ、かつて見たはずなのに、

とても感動した。

ラスト、子どもが母親の墓前に

ご飯を供えるシーンで涙が止まらなくなった。

なぜ、こんなに泣けるのだろう――。

僕が人間的に成長した面の

影響もあるだろう。

しかし、それだけではないと思うのだな。

今の時代、

子どもを平気で戦場に送る準備をしているような

残虐さがある

(厚労省が新指針を公表した「保育所でも国旗掲揚、国歌斉唱を義務づける」という方針など、その典型だ。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/1294132902eeb0897a81550fe30e5f12)。

その殺伐とした

空気と相いれないものを同映画に観たのじゃないか。

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