高須克弥@katsuyatakasuさんのツイート。
――日本人の「万引き家族」を日本人が賞賛することこそ世界の恥ではないかな?
沈黙するのが国家の品格だよ。 https://twitter.com/esperanto2600/status/1002135133871370240 …〔10:30 - 2018年6月1日 〕――
町山智浩@TomoMachiさんが
こんなコメント。
――高須先生になぜかフォローされていると知ったので書きます。私は『万引き家族』観ましたが、本当に感動しました。世界に誇るべき、人のやさしさが描かれています。是非、ご覧になってください。〔3:02 - 2018年6月3日 〕――
今日ね、
僕も見に行ってきた。
とてもいい映画だったな。
僕が見た映画の中で
一番良かった
と言っていいほどだったな。
「万引き」は、
良くない。
家族の
「絆」って何だろうと
考えさせると同時に
万引きについてじっくり考えさせる映画でもあった。
登場人物の一人が
誘拐のような行動をしたことについて、
「私たちは、誰のものも盗んじゃいない。捨てられていたものを拾ってきただけだ」
と弁明する。
虐待問題を考えるとき、
この台詞、思い起こすべきだろうな。
<追記>
松井計@matsuikei
――それにしてもよく分かんないなー。『万引き家族』を日本人が賞賛する事が世界の恥だという論。世界的な映画祭で最高賞を受けた作品を、観もせずに勝手に政治的文脈で批判する事の方がずっとずっと恥だと思えるが……。だってそれは世界中に、文化国民ではございませんと宣言してるようなもんなんでさ。〔15:03 - 2018年6月3日 〕――
僕も同感だな。
安倍晋三の批判をする人間が何者であろうと
侮辱する、
と決めてかかっているのだろう。
偏狭なナショナリズムだ。
わずかな礼金を自民党からもらって、
頑張っているんだろうけど、
大きく国益を棄損することはほぼ間違いない。
後進国と
思われるのはまだ許せる。
今、日本人評って、土人の一歩手前だと思う。
文化国家の一員たるべく、
映画評をしたいのであれば、映画を観てからにしろ。
「万引き家族」では
何が描かれているのか。
「ネタバレ」を怖れながら、ああ、これが答えだな
ということを、
さすが町山智浩@TomoMachiさんという人、
見事に
ツイッターで説明しておられる。
――ライアン・レイノルズがインタビュー(今月21日売り映画秘宝掲載)で言ってたことも『万引き家族』とつながると思った。「デッドプールは地球を救うヒーローじゃない。目の前の哀れな一人の子どもを助けようとするだけさ。でも、まずそこから世界は変わるんだ。Small kindness will change the world」〔0:36 - 2018年6月4日 〕――
万引き、万引きって
ネトウヨたちが鬼の首を獲ったみたいに
騒いでいるけれど、
上に述べたように「万引き」は、
テーマじゃない。
舞台装置だ。
「羅生門」という黒澤映画には
死人から衣服を剥いで生活する老婆が登場する。
しかし、別に、
黒澤がそんな生活を多くの国民がしたらいいだろうと思って、
当該映画を作ったわけではなかろう。
それと同じだ。
死人から衣服を剥ぐことか是か非か
論じて、
どうして黒澤映画「羅生門」を論じたことになるだろう。
的外れもいいところだよ。
安倍晋三は、
是枝監督の授賞式に行かなかったのは
失敗だと
気づいたんだろう。
珍しく、養護施設の子供たちを訪問している。
穴埋めのつもりかもしれない
(逆に言えば、養護施設の子供たちの訪問が穴埋めになるような映画ということ。拙稿「嘘をつくのが平気な安倍晋三がまた、とんでもないパフォーマンス。虐待を受けた子など暮らす施設を視察だって」参照)。
☆ 記事URL:https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/7634c9fc0b25b40d8bcfa8e7641620db
僕は、
町山さんと違って、
映画評論家ではないので、さほどネタバレを怖れる必要がない。
その特典を生かして
言っちゃったけど、
子どもの未来に我々大人は、希望を残したい。
そのためには
「イケメン・エリートは人の心を知らない。金を稼ぐことや血の繋がりよりも大事なものがある」
(町山智浩@TomoMachiさんのツイート〔23:46 - 2018年6月3日〕参照)。
それが見えるようにならなければね、
ということを
やんわりと語り掛けてくるような映画だ。
観ないと、
損すると思うな。
間違いなく、黒澤映画以降を代表する
不朽の名作と言っていい映画だ。
<追記>
町山智浩@TomoMachiさんのツイート。
――『万引き家族』観て、万引きするほど貧しいなら酒飲むな、パチンコするな、海水浴行くな、カップ麺食うな、肘ついて食べるな等々、清く正しい貧困層、理想の貧困層以外に認めない人たちがけっこういる。監督は、年金不正受給者を叩く世相を見て作った映画だと言ってるのに。〔9:54 - 2018年6月17日〕—―
<追記-2>
huukuu@yubayutukiさんのツイート。
――昨日観た『万引き家族』は、一晩眠って起きたにも関わらず本日もわたしを泣かすし、なんかどうしよう。 #万引き家族〔22:45 - 2018年8月2日 〕――
ネトウヨたちの誹謗中傷のため、この映画の良さが損なわれている。
でも、こうやって、
映画をありのままに見、感動できる人が現れ出る!
――日本人の「万引き家族」を日本人が賞賛することこそ世界の恥ではないかな?
沈黙するのが国家の品格だよ。 https://twitter.com/esperanto2600/status/1002135133871370240 …〔10:30 - 2018年6月1日 〕――
町山智浩@TomoMachiさんが
こんなコメント。
――高須先生になぜかフォローされていると知ったので書きます。私は『万引き家族』観ましたが、本当に感動しました。世界に誇るべき、人のやさしさが描かれています。是非、ご覧になってください。〔3:02 - 2018年6月3日 〕――
今日ね、
僕も見に行ってきた。
とてもいい映画だったな。
僕が見た映画の中で
一番良かった
と言っていいほどだったな。
「万引き」は、
良くない。
家族の
「絆」って何だろうと
考えさせると同時に
万引きについてじっくり考えさせる映画でもあった。
登場人物の一人が
誘拐のような行動をしたことについて、
「私たちは、誰のものも盗んじゃいない。捨てられていたものを拾ってきただけだ」
と弁明する。
虐待問題を考えるとき、
この台詞、思い起こすべきだろうな。
<追記>
松井計@matsuikei
――それにしてもよく分かんないなー。『万引き家族』を日本人が賞賛する事が世界の恥だという論。世界的な映画祭で最高賞を受けた作品を、観もせずに勝手に政治的文脈で批判する事の方がずっとずっと恥だと思えるが……。だってそれは世界中に、文化国民ではございませんと宣言してるようなもんなんでさ。〔15:03 - 2018年6月3日 〕――
僕も同感だな。
安倍晋三の批判をする人間が何者であろうと
侮辱する、
と決めてかかっているのだろう。
偏狭なナショナリズムだ。
わずかな礼金を自民党からもらって、
頑張っているんだろうけど、
大きく国益を棄損することはほぼ間違いない。
後進国と
思われるのはまだ許せる。
今、日本人評って、土人の一歩手前だと思う。
文化国家の一員たるべく、
映画評をしたいのであれば、映画を観てからにしろ。
「万引き家族」では
何が描かれているのか。
「ネタバレ」を怖れながら、ああ、これが答えだな
ということを、
さすが町山智浩@TomoMachiさんという人、
見事に
ツイッターで説明しておられる。
――ライアン・レイノルズがインタビュー(今月21日売り映画秘宝掲載)で言ってたことも『万引き家族』とつながると思った。「デッドプールは地球を救うヒーローじゃない。目の前の哀れな一人の子どもを助けようとするだけさ。でも、まずそこから世界は変わるんだ。Small kindness will change the world」〔0:36 - 2018年6月4日 〕――
万引き、万引きって
ネトウヨたちが鬼の首を獲ったみたいに
騒いでいるけれど、
上に述べたように「万引き」は、
テーマじゃない。
舞台装置だ。
「羅生門」という黒澤映画には
死人から衣服を剥いで生活する老婆が登場する。
しかし、別に、
黒澤がそんな生活を多くの国民がしたらいいだろうと思って、
当該映画を作ったわけではなかろう。
それと同じだ。
死人から衣服を剥ぐことか是か非か
論じて、
どうして黒澤映画「羅生門」を論じたことになるだろう。
的外れもいいところだよ。
安倍晋三は、
是枝監督の授賞式に行かなかったのは
失敗だと
気づいたんだろう。
珍しく、養護施設の子供たちを訪問している。
穴埋めのつもりかもしれない
(逆に言えば、養護施設の子供たちの訪問が穴埋めになるような映画ということ。拙稿「嘘をつくのが平気な安倍晋三がまた、とんでもないパフォーマンス。虐待を受けた子など暮らす施設を視察だって」参照)。
☆ 記事URL:https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/7634c9fc0b25b40d8bcfa8e7641620db
僕は、
町山さんと違って、
映画評論家ではないので、さほどネタバレを怖れる必要がない。
その特典を生かして
言っちゃったけど、
子どもの未来に我々大人は、希望を残したい。
そのためには
「イケメン・エリートは人の心を知らない。金を稼ぐことや血の繋がりよりも大事なものがある」
(町山智浩@TomoMachiさんのツイート〔23:46 - 2018年6月3日〕参照)。
それが見えるようにならなければね、
ということを
やんわりと語り掛けてくるような映画だ。
観ないと、
損すると思うな。
間違いなく、黒澤映画以降を代表する
不朽の名作と言っていい映画だ。
2018年6月4日未明 記
<追記>
町山智浩@TomoMachiさんのツイート。
――『万引き家族』観て、万引きするほど貧しいなら酒飲むな、パチンコするな、海水浴行くな、カップ麺食うな、肘ついて食べるな等々、清く正しい貧困層、理想の貧困層以外に認めない人たちがけっこういる。監督は、年金不正受給者を叩く世相を見て作った映画だと言ってるのに。〔9:54 - 2018年6月17日〕—―
2018年6月17日夜 記
<追記-2>
huukuu@yubayutukiさんのツイート。
――昨日観た『万引き家族』は、一晩眠って起きたにも関わらず本日もわたしを泣かすし、なんかどうしよう。 #万引き家族〔22:45 - 2018年8月2日 〕――
ネトウヨたちの誹謗中傷のため、この映画の良さが損なわれている。
でも、こうやって、
映画をありのままに見、感動できる人が現れ出る!
2018年8月3日早朝 記
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます