のんきに介護

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宮崎駿監督 / 「『零戦の物語』により、神話を捏造しようとしている」

2013年12月22日 10時12分06秒 | Weblog
サイト「ビジネスジャーナル」によると、

アニメ界の巨匠宮崎駿監督が

「CUT」(ロッキング・オン/9月号)のロングインタビューでのこと、

『永遠の0』を猛批判しているそうです。


☆ 記事URL:http://biz-journal.jp/2013/09/post_2979.html

該当箇所を転載しておきます。


「今、零戦の映画企画があるらしいですけど、それは嘘八百を書いた架空戦記を基にして、零戦の物語をつくろうとしてるんです。神話の捏造をまだ続けようとしている。『零戦で誇りを持とう』とかね。それが僕は頭にきてたんです。子供の頃からずーっと!」

「相変わらずバカがいっぱい出てきて、零戦がどうのこうのって幻影を撒き散らしたりね。戦艦大和もそうです。負けた戦争なのに」

「戦後アメリカの議会で、零戦が話題に出たっていうことが漏れきこえてきて、コンプレックスの塊だった連中の一部が、『零戦はすごかったんだ』って話をしはじめたんです。そして、いろんな人間が戦記ものを書くようになるんですけど、これはほとんどが嘘の塊です」

「(堀越二郎について)僕は思春期の頃、親父と戦争協力者じゃないかってもめた経験があるんですけど。そうやって断罪していくと、ほとんどの人が戦争協力者だと言わざるをえない。隣の韓国とか北朝鮮とか中国とかフィリピンとかインドネシアとかね、そういう側から考えると、それは加害者であるという」

「職業をもつということは、どうしても加担するという側面を持っている。それはもうモダニズムそのものの中に入ってるんだと思ってるんです」

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