のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

今、高江では――

2016年07月22日 16時11分52秒 | 沖縄問題
じろりろぽん@LOVETAKAE @jiroriropomさんのツイート。

――昨夜からの高江での警察と機動隊の対応を見ていると警察も機動隊も人を守るものでは決してなく「国家」を守るものだということが痛いほど解った。だって警察は人を轢いても無視、首をしめ、心筋梗塞の人がいても運ぼうともせず、ただただ国の命令を優先。これで人命が守れるわけがない。〔12:36 - 2016年7月22日 〕——

この機動隊の振るう暴力ついて、

ちえぞう
‏@tchiezinha さんが

――一部始終を目の前で目撃し、カメラに収めたKちゃんも、ショック状態が酷くて救急搬送された。
機動隊は、命令なら首を絞めることも厭わない暴力装置。許さない。〔13:13 - 2016年7月22日 〕——

と報告しています。

機動隊員の暴力をTVで見たという方もいます。

ミスターK‏@arapanman さんです。

――TBSの昼のニュースで流された高江の様子、衝撃的だった。機動隊員が明らかに反対派の人の顔面殴ってた。あんなことが許されるのか?あの映像、ニュースのたびに繰り返し放送して欲しい。〔11:54 - 2016年7月22日 〕——

本当に、

女性の首を絞めたり、

車でデモ参加者を轢いたりしているようです。

INYAKU Tomoya 印鑰 智哉 @tomo_nadaさんが

――高江で、辺野古で敗北した安倍政権が超えてはいけない一線を越してしまった。やってはいけないことをやっている。世界に伝えて、暴挙を止めよう。Stop helipad in Takae〔0:25 - 2016年7月22日 〕——

という悲痛な指摘をされてました。


(1)女性が首をロープで絞められている映像
☆ フェースブック動画掲載ページURL:https://www.facebook.com/YuntakuTakae/videos/vb.129372773931782/549342561934799/?type=2&theater


‏@abehorobos さんが

デモ参加者の

発言を書き留めておられます。

――【沖縄・高江】7/22 こうやって殺すんだよ!こうやって殺すんだよ!
「なにやってる?死ぬでしょ!」
山城博治「警察の暴力に心が折れ
街宣車の上であれだけの暴力を振るうことができるのか 怖ろしさと
仲間たちの姿に胸が張り裂けそうに」 〔17:04 - 2016年7月22日 〕——


(2)警察車両に轢かれた男性の映像


(3)機動隊員が反対派の男性を殴っている映像


1000人も高江に押しかけて、

デモ隊と機動隊員の衝突現場と言っても、

ここで

石を投げれば、

間違いなく機動隊員に命中するでしょう。



この画像を添付された

ちえぞう
‏@tchiezinha さんが

――UP出来てなかった写真。この後、凄まじい暴力で排除された。車の上から落とされるかと思った。マジで。〔12:59 - 2016年7月22日 〕――

とツイートされてました。

琉球新報が

「辺野古提訴、高江着工、同日に 政府「やると言ったらやる」 参院選後、民意無視で「最短日程」強行」

という見出しで報道してます(下記〔資料〕参照)。

津田大介 ‏@tsuda さんが

――「やると言ったらやる」っていう言い分はヤバいな。こっちは選挙の争点にすらなってなかったのに。 〔12:30 - 2016年7月22日 〕——

とコメント。

正当な批判と思います。

毎日新聞が

沖縄本島中部のうるま市から駆け付けた新里紹栄(しょうえい)さん(64)の

「こんな手荒いやり方ではなく、話し合いを続ける道はなかったのか。沖縄の声には耳を傾けなくてもいいと言わんばかりだ」

という声を伝えてました

(下記〔資料ー2〕参照)。

何だか

「弾圧」

という表現が似合う情勢です。

安保法制で安倍首相が言っていた

「日本人には指1本触れさせない!」」

という言葉を白々しく

思い出します。

この人、そんな国民思いの人ではなかったですね。

<追記>

毬谷友子‏@mariyatomoko さんのツイート。

――高江の昨日の様子の動画を見た。正視できないような内容だった。ショックです。
気を失って立てない女性を引きずる。げんこつで顔を何回も殴る。
これは。

どうすればいいのだろう。〔16:24 - 2016年7月23日 〕——

2016年7月23日夕刻 記


<追記ー2>

田中龍作氏が

『【沖縄・高江報告】 首にロープ 女性は痙攣を起こし救急搬送された 』

という記事を書かれています。

☆ 記事URL:http://tanakaryusaku.jp/

ネトウヨの人と思いますが、

――女性が自分で首を絞めている――

というデマを

流そうとしてました。

しかし、それは、事実に反します。

下図は、

ロープで首を締められた女性はケイレンを起こし、

ストレッチャーに乗せられ救急車で搬送されたときの写真です。

上掲記事所収のサイト、

「田中龍作ジャーナル」に

掲載されていました。



2016年7月23日夜 記



〔資料〕

「辺野古提訴、高江着工、同日に 政府「やると言ったらやる」 参院選後、民意無視で「最短日程」強行」

   琉球新報(2016年7月22日 12:00 )

☆ 記事URL:http://ryukyushimpo.jp/news/entry-321155.html?utm_content=buffercc128&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer

 21日の政府・沖縄県協議会で、名護市辺野古の埋め立て承認を取り消した翁長雄志知事を22日に提訴すると伝えた政府。代執行訴訟に続き再び法廷闘争に入る。翁長知事は協議会で、国地方係争処理委員会の判断を尊重し、訴訟よりもまず、問題の根本解決を目指した協議を求めたが、菅義偉官房長官は県への提訴で返した。地方自治法で国が提訴できるのは22日からで、国側は一歩も譲らない姿勢で“最短日程”の提訴に踏み切る。併せて22日は東村高江周辺のヘリパッド建設工事にも着手し、さらに近く辺野古陸上部の工事も再開予定で、強硬ぶりをあらわにしている。


 政府の提訴方針に「大変残念だ」と批判した翁長知事。福岡高裁の和解勧告も、続く係争委の決定も、国と県の「円満解決」へ「真摯(しんし)な協議」を求める内容だったと強調。言葉を重ねて「間違いなくそういう趣旨だった」と記者団に語気を強めた。

■膝詰め協議なく

 対する政府は今後は法廷闘争と「両輪」で協議すると説明するが、双方に協議を求めた福岡高裁の和解勧告や係争委の決定の後も、担当閣僚らが翁長知事と膝詰めで話し合う時間はほとんどなかった。

 福岡高裁での和解が成立したのはことし3月4日。その後4カ月半の間に、知事と関係閣僚が話し合う政府・沖縄県協議会は2回あったが、開催時間は合計で45分弱。県は今後、政府と進める協議の密度は「裁判の日程次第だろう」とみている。ただ国の違法確認訴訟は、年末から年明けには最高裁判決を迎える見通しだ。

 そうした中、政府は提訴と併せて一気呵成(かせい)に高江ヘリパッド建設と辺野古の陸上工事を再開する。激しい抗議運動が予想される中、政府は県外から約500人の機動隊を投入する。高江ではゲート前の抗議で作業が膠着(こうちゃく)する場合に備え、ヘリコプターで資機材を運搬する作業工程まで県に申請した。政府関係者は「国は物量で圧倒している。やると言ったらやる」と話す。

 県幹部は辺野古新基地や高江ヘリパッドの建設に反対する伊波洋一氏が大勝した翌日に政府が高江の工事に向けた資機材を搬入し、県に関係書類を提出したことと、22日の提訴に触れ、「準備万端だ。沖縄の事情や民意は考慮しないということなのだろう。まさに『粛々』という感じだ」と批判した。

■本気度を値踏み

 辺野古新基地建設を巡り再び法廷闘争に入り県と政府の緊張が高まる中、迫る高江のヘリパッド強行。県外からも機動隊を大量投入して強行突破しようとする政府姿勢に、県側は「不測の事態が起きたら大変なことになる。国は本気でやるのか」(幹部)と衝撃を受けている。

 県幹部は「県はヘリパッド移設を条件に北部訓練場の過半を返還するSACO(日米特別行動委員会)合意は認めている。オスプレイがあるからもろ手を挙げて賛成はできないが」とあいまいな知事姿勢を説明する。

 21日の政府・沖縄県協議会では、翌日の高江ヘリパッド着工が既に大きく報じ続けられる中だが、翁長知事も菅氏もこの話題に触れることはなかった。防衛省幹部は「知事もヘリパッドは反対できないだろう。返還と、その後のやんばるの国立公園化を否定はできないはずだ」と述べ、「容認できない」とする知事の本気度を値踏みする。協議会後、政府高官は「知事は(高江に)反対しなかった。だんだん信頼関係もできてきた」とほくそ笑んだ。

 だが「反対」の表明でSACO合意の全体像までを壊したくはない県幹部は、政府からの揺さ振りに「悩ましい」とつぶやいた。(島袋良太、仲村良太)


〔資料ー2〕

「在日米軍再編  沖縄、ヘリパッド工事再開 「民意、踏みにじるな」 飛び交う怒号」

   毎日新聞(毎日新聞2016年7月22日) 東京夕刊

☆ 記事URL:http://mainichi.jp/articles/20160722/dde/041/010/057000c


 「沖縄の民意を踏みにじるな!」−−。米軍北部訓練場(沖縄県東村、国頭村)の返還に伴うヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)の移設工事を政府が再開させた東村高江のゲート前で22日、工事車両の行く手を阻もうと座り込みを続ける移設反対派の数百人の住民らと、それを排除しようと全国から集まった機動隊が早朝から激しいもみ合いを繰り広げた。【川上珠実】


 「絶対にこの場所を守り抜きましょう」。午前3時半過ぎ、沖縄平和運動センターの山城博治議長がゲート前に集まった住民らを前に声を張り上げた。ゲート前の県道には車数十台を約100メートルにわたって駐車し、バリケードを築いた。

 「危ないから暴れないでください!」。空が明るくなり始めた午前5時半過ぎに機動隊員が動きだし、ゲート前から住民を押し出そうとすると、あちこちから怒声が上がった。住民らは道路に寝そべって「沖縄から出て行け!」「機動隊は帰れ!」などと叫んだが、県道をふさいだ車は1台ずつ撤去された。駐車した車の上で抵抗した住民らも次々と引きずり下ろされた。その際に数人がぐったりした様子で救急車で搬送された。

 工事が始まった2007年から抗議を続けてきた東村の伊佐真次村議は前夜から泊まり込み、「これだけ大勢の機動隊が高江に来たのは初めて。ありったけの権力を見せつけて沖縄の民意をつぶそうとしている」と話した。

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設問題を巡り、政府が県を相手取った訴訟も22日に起こしたことを踏まえ、沖縄本島中部のうるま市から駆け付けた新里紹栄(しょうえい)さん(64)は「こんな手荒いやり方ではなく、話し合いを続ける道はなかったのか。沖縄の声には耳を傾けなくてもいいと言わんばかりだ」と声を震わせた。

 沖縄県浦添市出身の自営業、矢ケ崎(やがさき)響さん(41)は「基地が集中する沖縄の現状を本土に伝えないといけないと思って来た。こんな小さな集落にもヘリパッドが建設されようとしている。沖縄はいつまで我慢し続けるのでしょうか」と、やるせなさをにじませた。

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