大阪都構想で推進派が敗れ、
橋下が引退か
という場面のとき、
たまたまTVに出演した
橋下に向かって、
松本人志は、
「年寄りは、橋下さんの熱い語りに退いた」と、
橋下への政界の引き留めた。
このようにして、
彼は、
露骨にごまを擦った。
後味の悪い思いをしたが、
ごますり以前に
松本の頭に刷り込まれている
年寄りと
若者の漫画めいた対立の構図が気色悪い。
もちろん、
「年寄り vs 若者」
の構図は、
松本が考えたものではない。
政官財のトライアングルで成り立っている為政者だろう。
すなわち、「分断」という
統治のやり方が身に沁みついた人間の仕業だ。
しかし、次から次へと
この構図に絡め取られたような人が出てくる。
もうそろそろ
安倍晋三の正体を認めるべきじゃないかな。
彼は、
こう考える。
兵隊がいる。だから兵隊を作るために貧乏人を
大量生産する必要がある、と。
何しろ人間は、
精密にして、
現存するロボットの内で最強だ。
これを使わない手はない。
「老い」か
「若き」かではない、
「老い」も「若き」もだ。
「戦場に送れない人間は、フクイチで働かせ」、
安倍某の感覚って、
多分、そんなところだと思う。
しかし、それにしても、
下記〔資料〕に転載した
タイトルの
「若者はアベノミクスで骨抜きにされ、保守化する一方」
という日刊ゲンダイ紙の記事の見方は、
正しいのだろうか。
確かに、
収入面について思考停止になっている面はあるだろうな。
しかし、だからと言って、
関修氏の若者たちの
「ネット右翼になって中韓を罵倒し」とか、
「割りを食うのは派遣労働者。戦地で犠牲になるのは、自衛隊員。自分ではない」
とする想像力の欠如の指摘は、
的を射ていないと思う。
「社会的引きこもり」という言葉で、
むしろ、「オタク文化」を
思い出す。
想像力が豊かだからこそ、
文化を創造し得たのではないか。
それに
ネット右翼になるのは、
現役の国会議員であったり、
または、官僚やら大マスコミの記者であるのがメインだという事実は
すでに、2チャンネル名簿流出事件のとき、
立証されたのではないか。
僕としては、
昨日会った国会前デモに押しかけた
若者たちが
多数派であることを信じている。
仮に、彼らの内に、
本当に困窮故に“工作員”になった人間がいても
許してやれよ、と思う。
腹が減っては確かに
モノが考えられんようになるぞ。
それは、
保守化とは別の問題だ。
〔資料〕
「「将来」諦める若者 原因はアベノミクスだ」
日刊ゲンダイ( 2015年6月16日付〈15日発行〉 )
橋下が引退か
という場面のとき、
たまたまTVに出演した
橋下に向かって、
松本人志は、
「年寄りは、橋下さんの熱い語りに退いた」と、
橋下への政界の引き留めた。
このようにして、
彼は、
露骨にごまを擦った。
後味の悪い思いをしたが、
ごますり以前に
松本の頭に刷り込まれている
年寄りと
若者の漫画めいた対立の構図が気色悪い。
もちろん、
「年寄り vs 若者」
の構図は、
松本が考えたものではない。
政官財のトライアングルで成り立っている為政者だろう。
すなわち、「分断」という
統治のやり方が身に沁みついた人間の仕業だ。
しかし、次から次へと
この構図に絡め取られたような人が出てくる。
もうそろそろ
安倍晋三の正体を認めるべきじゃないかな。
彼は、
こう考える。
兵隊がいる。だから兵隊を作るために貧乏人を
大量生産する必要がある、と。
何しろ人間は、
精密にして、
現存するロボットの内で最強だ。
これを使わない手はない。
「老い」か
「若き」かではない、
「老い」も「若き」もだ。
「戦場に送れない人間は、フクイチで働かせ」、
安倍某の感覚って、
多分、そんなところだと思う。
しかし、それにしても、
下記〔資料〕に転載した
タイトルの
「若者はアベノミクスで骨抜きにされ、保守化する一方」
という日刊ゲンダイ紙の記事の見方は、
正しいのだろうか。
確かに、
収入面について思考停止になっている面はあるだろうな。
しかし、だからと言って、
関修氏の若者たちの
「ネット右翼になって中韓を罵倒し」とか、
「割りを食うのは派遣労働者。戦地で犠牲になるのは、自衛隊員。自分ではない」
とする想像力の欠如の指摘は、
的を射ていないと思う。
「社会的引きこもり」という言葉で、
むしろ、「オタク文化」を
思い出す。
想像力が豊かだからこそ、
文化を創造し得たのではないか。
それに
ネット右翼になるのは、
現役の国会議員であったり、
または、官僚やら大マスコミの記者であるのがメインだという事実は
すでに、2チャンネル名簿流出事件のとき、
立証されたのではないか。
僕としては、
昨日会った国会前デモに押しかけた
若者たちが
多数派であることを信じている。
仮に、彼らの内に、
本当に困窮故に“工作員”になった人間がいても
許してやれよ、と思う。
腹が減っては確かに
モノが考えられんようになるぞ。
それは、
保守化とは別の問題だ。
〔資料〕
「「将来」諦める若者 原因はアベノミクスだ」
日刊ゲンダイ( 2015年6月16日付〈15日発行〉 )
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