安倍晋三の誇大妄想癖が災いしたというべきか・・・
自由貿易って、
競争する国家があって使われる概念だ。
グローバル企業が
世界支配することになる貿易協定に
政府が入り込む余地がない。
安倍が
どんなに力んでも
守れない
巨大利益が
日本人の手から
滑り落ちた。
一つは、食料の自給力。
もう一つは、国民皆保険制度。
前者が食料の安全保障なら、
後者は
健康の安全保障だった。
内閣に
不一致はないかもしれない。
しかし、国民の気持ちは内閣から離れた。
参考資料として
下記の2つの新聞情報を
転載しておきます。
■ 資料ー1
「TPP交渉参加は日本に利益…首相」
読売新聞(2013年3月7日22時30分 )
☆ 記事URL:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130307-OYT1T01347.htm
安倍首相は7日の衆院予算委員会で、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加の意義について、「日米が世界に広がる自由貿易圏のルール作りを行うメリットはある。日本の知的財産が参加国で保護されるし、工業製品を世界に出すことで日本が利益を得ていく」と述べた。
「農業は食料安全保障という考え方もあり、守るべきものは守る。国民皆保険制度は揺るがさない」とも指摘し、国内経済や国民生活への影響を最小限にとどめる考えを示した。
安倍内閣の一部の閣僚が以前交渉参加に反対していたことに関しては、「最終的に私が判断すれば、全員が一丸となってその方向に向かっていく。そういう覚悟を持って内閣に参画してもらった」と話し、閣内不一致にはならないとした。
■ 資料ー2
「TPP参加に極秘条件 後発国、再交渉できず」
東京新聞(2013年3月7日 夕刊)
☆ 記事URL:http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2013030702000237.html
環太平洋連携協定(TPP)への交渉参加問題で、二〇一一年十一月に後れて交渉参加を表明したカナダとメキシコが、米国など既に交渉を始めていた九カ国から「交渉を打ち切る権利は九カ国のみにある」「既に現在の参加国間で合意した条文は原則として受け入れ、再交渉は要求できない」などと、極めて不利な追加条件を承諾した上で参加を認められていた。複数の外交関係筋への取材で七日分かった。
各国は今年中の交渉妥結を目指しており、日本が後れて参加した場合もカナダなどと同様に交渉権を著しく制限されるのは必至だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます