2006年から
「原発を通した戦後日本社会論」
をテーマとして
福島原発周辺地域を研究対象に活動してきた
同県いわき市出身の社会学者・開沼(かいぬま)博氏のこと、
知りました。
著書『「フクシマ」論』では、
原発を通して、
日本の戦後成長がいかに「中央と地方」の一方的な関係性に依存してきたか、
そして社会が
いかにそれを「忘却」してきたかを
考察されているようです。
「“燃料”がなくなったら、今の反原発運動はしぼんでいく」
というタイトルで、
同氏に
インタビューした記事を
掲載しているサイトがあります。
下記、サイトがそれです。
☆ ネタりか
内容を紹介します。
一言でいえば、
「アンダー40歳限定」での
原発討論の提案です。
この提案を見て、
僕らベビーブーマー世代 <注-1> が
口にしていた
「30歳を越える者は信用するな」
という呼びかけを思い出しました。
なぜ、こんなことが言われたのかと言うと、
30歳という年齢を超える方は、
往々、考え方が
立場性に拘束されています。
なんだか教条的で、
議論するほど中身がなくなっていくんです。
その理由を考えて、
年を食うと、
アマチュアではなくなるからだ、
と解しました。
これって、
開沼氏の言う
――ある程度以上の世代の“専門家”は、
原発推進にしろ反対にしろ、
ポジションがガチガチに固まってしまっている。
これは宗教対立みたいなもので、議論するほど膠着(こうちゃく)するばかりです――
という評価に似てますでしょ。<注―2>
※ ツイッタ―上に最近、
老人非難(差別に通じる)に思える発言が目立ちます。
「アンダー40歳限定」説にも関連して、
そのことにつき述べます。
昨日も、次のような書き込みを見つけました。
「tamugon(嫌東電)脱原発に70億票 @Portirland」という方のツイートです。
――老人、権力手放すかな?手放さない気がする(笑) @zamamiyagarei そ! RT @Portirland: ごめん。訂正です。大枠で考えたら老人が過半数ですから、基本は投票しても全体感としては老人有利(cont)――
という内容でした。
「権力を握りたいのですか」
と尋ねました。
返信は、ないです。
しかし、誰が見てるかわからないツイッタ―で
不特定人相手に
誹謗中傷と受け取られかねない
書き込みをして
共感者を絞り込んでいくやり方は、
どうも僕には
受け入れがたいです。
「敵を想定することで味方を作る」
というやり方は、
いわゆるネトウヨそのものだからです。
<注-1> ベビーブーマー世代の他に、
ビートルズ世代とか
全共闘世代とか言われます。
似た言い方に「団塊世代」という
呼称があります。
この最後の
「団塊世代」という表現は、
ベビーブーマー世代を指す言い方として
カバーしている世代の範囲が
諸外国と異なり、
日本にのみ流通している
ガラパゴス的言語表現と思います。
<注―2> この後半の、
ブログ記事が
突如消えました。
分量があり再現するのが辛いので、
結論だけ書きます。
毎週金曜日、
官邸前で抗議行動をするという
盛り上がりを見せている
現在、国民的集合知を形成する上で、
格好の機会です。
老若男女が集っている
というメリットを生かさず
年齢で“専門家”を囲い込む発想は、
そこに分断をもたらすだけのことだから
賛成できない、ということです。
「原発を通した戦後日本社会論」
をテーマとして
福島原発周辺地域を研究対象に活動してきた
同県いわき市出身の社会学者・開沼(かいぬま)博氏のこと、
知りました。
著書『「フクシマ」論』では、
原発を通して、
日本の戦後成長がいかに「中央と地方」の一方的な関係性に依存してきたか、
そして社会が
いかにそれを「忘却」してきたかを
考察されているようです。
「“燃料”がなくなったら、今の反原発運動はしぼんでいく」
というタイトルで、
同氏に
インタビューした記事を
掲載しているサイトがあります。
下記、サイトがそれです。
☆ ネタりか
内容を紹介します。
一言でいえば、
「アンダー40歳限定」での
原発討論の提案です。
この提案を見て、
僕らベビーブーマー世代 <注-1> が
口にしていた
「30歳を越える者は信用するな」
という呼びかけを思い出しました。
なぜ、こんなことが言われたのかと言うと、
30歳という年齢を超える方は、
往々、考え方が
立場性に拘束されています。
なんだか教条的で、
議論するほど中身がなくなっていくんです。
その理由を考えて、
年を食うと、
アマチュアではなくなるからだ、
と解しました。
これって、
開沼氏の言う
――ある程度以上の世代の“専門家”は、
原発推進にしろ反対にしろ、
ポジションがガチガチに固まってしまっている。
これは宗教対立みたいなもので、議論するほど膠着(こうちゃく)するばかりです――
という評価に似てますでしょ。<注―2>
※ ツイッタ―上に最近、
老人非難(差別に通じる)に思える発言が目立ちます。
「アンダー40歳限定」説にも関連して、
そのことにつき述べます。
昨日も、次のような書き込みを見つけました。
「tamugon(嫌東電)脱原発に70億票 @Portirland」という方のツイートです。
――老人、権力手放すかな?手放さない気がする(笑) @zamamiyagarei そ! RT @Portirland: ごめん。訂正です。大枠で考えたら老人が過半数ですから、基本は投票しても全体感としては老人有利(cont)――
という内容でした。
「権力を握りたいのですか」
と尋ねました。
返信は、ないです。
しかし、誰が見てるかわからないツイッタ―で
不特定人相手に
誹謗中傷と受け取られかねない
書き込みをして
共感者を絞り込んでいくやり方は、
どうも僕には
受け入れがたいです。
「敵を想定することで味方を作る」
というやり方は、
いわゆるネトウヨそのものだからです。
<注-1> ベビーブーマー世代の他に、
ビートルズ世代とか
全共闘世代とか言われます。
似た言い方に「団塊世代」という
呼称があります。
この最後の
「団塊世代」という表現は、
ベビーブーマー世代を指す言い方として
カバーしている世代の範囲が
諸外国と異なり、
日本にのみ流通している
ガラパゴス的言語表現と思います。
<注―2> この後半の、
ブログ記事が
突如消えました。
分量があり再現するのが辛いので、
結論だけ書きます。
毎週金曜日、
官邸前で抗議行動をするという
盛り上がりを見せている
現在、国民的集合知を形成する上で、
格好の機会です。
老若男女が集っている
というメリットを生かさず
年齢で“専門家”を囲い込む発想は、
そこに分断をもたらすだけのことだから
賛成できない、ということです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます