のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

選挙戦略をヒトラーに学ぶ人たち

2014年09月12日 11時14分15秒 | 日本の現状
サイト「NAVERまとめ」に

ヒトラーを賛美する

「ヒトラー選挙戦略──現代選挙必勝のバイブル」(千代田永田書房)

という本の推薦文を書いていた人たちの

紹介がありました。

☆ 記事URL:http://matome.naver.jp/odai/2141031878564112301

本に付せられた帯は、

次の画像にある通りです。


(クリックすれば、拡大表示されます)

高市早苗氏の名前もあります。

現在、

絶版になっておりまして大変なレアー本です。

手に入れようとすると、

10万円もする

中古本を購入するしかありません。

☆ アマゾンHP/URL:http://www.amazon.co.jp/HITLER-%E3%83%92%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC-%E9%81%B8%E6%8C%99%E6%88%A6%E7%95%A5-%E5%B0%8F%E7%B2%A5-%E7%BE%A9%E9%9B%84/dp/4924457051

バッシング(される側ですが――)により

今をときめく朝日新聞がなぜ、発禁本になったかを

解説してます。




<記事の一部・書き起こし>

  サイト「日本に圧力をかける シオニスト組織『SWC』」より転載

☆ 記事URL:http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhc600.html



ヒトラー冠した選挙本

批判続出で絶版に

自民東京都連の広報部長が著者




自民党東京都支部連合会の広報部長が出版した選挙指南書『ヒトラー選挙戦略──現代選挙必勝のバイブル』(千代田永田書房)が13日、絶版にされることが決まった。著者は「ヒトラーを正当化するつもりはなかった」としているが、ヒトラーを肯定的に取り上げた内容に、イスラエル大使館などから批判が集中。

「政府や自民党にも迷惑をかけた」と、著者、自民党都連、出版社で絶版を決めた。店頭の本もできるだけ回収するという。

著者は小粥(おがい)義雄・自民党都連広報部長(45)。「来春の統一地方選挙を念頭に、あくまでも個人の考えとして、選挙戦に臨む心構えや戦略を示した」と話す。

本は冒頭、「短期間に国論を統一、政権を奪取して第三帝国を建設したヒトラーは、現代選挙を考えるうえで、とても重要な教えを私たちに示している」 「大衆の側に立って、大衆の声を聞き、大衆の心に訴えた政治手法は、混迷の時代、大衆文化時代の今日、『ピタリ』とあてはまる政治戦略」とうたい、「ヒトラーの残した独裁政治、ユダヤ問題など歴史的評価は後世に譲る」としている。

そして「後援会組織」「戦う運動員」「宣伝の役割」「女尊男卑の精神」「きれいな資金」などの章立てで、選挙の戦い方を解説。各章にヒトラーの著書『我が闘争』などからの引用文を掲載。ヒトラーのキャラクターイラストや、ハーケンクロイツ(カギ十字)をデザイン化したカットをちりばめている。

4月20日付で数千部出版されたが、小粥氏によると、出版記念パーティーには自民党のほか、新生党、日本新党、連合の関係者も出席したという。

これに対し、今月10日、イスラエル大使館のヤコブ・ケイダール参事官らが自民党都連を訪れ、秋葉信行都連事務局長らに不快感を表明した。

さらに、ナチスの戦争犯罪を追及している在米のユダヤ人団体「サイモン・ヴィーゼンタール・センター」が、イスラエルの日本大使館に出版の中止を求める抗議文書を送付。

ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストにも取り上げられ、国際問題に発展しかねない情勢になってきたため、絶版を決めたという。


1994年6月14日 『朝日新聞』

‐‐‐***‐‐‐


こういう記事を書くことで、

朝日は、

安倍、麻生コンビに憎まれてしまったわけですね。

「ヒトラー選挙戦略本」の著者は、

小粥(おがい)義雄・自民党都連広報部長(45)です。

「来春の統一地方選挙を念頭に、

あくまでも個人の考えとして、選挙戦に臨む心構えや戦略を示した」

と話してるそうですな。

ただ、上の書き起こしでは省略されている

「ヒトラーの抬頭―ワイマール・デモクラシーの悲劇 」(朝日文庫)

「ナチ・エリート‐第三帝国の権力構造」 (中公新書 446)等

の著作がある

山口定(やすし)・立命館教授の指摘される

ナチズムのやり口は、

現在の安倍政権のあり方そのものであることに

唖然とします。

すなわち、

大衆に味方と錯覚させる一方で、

「突撃隊」と称する

チンピラどもを世論を引き付ける道具として使います。

具体的には、チンピラである彼らに、

弱者へのヘイトスピーチを浴びせかけさせる任務を負わせ、

暴力的に異論を排除する、

その出鱈目なやり口において民主主義者ではありません。

集団的自衛権を訴えるにあたって

安倍某は、

「邦人の救出」を、

くどくどと言ってました。

そして日本では

ナチス「突撃隊」に相当するものとして、

「在特会」がありますね。

その様、驚くほどそっくりです。

こうした

国民を愚弄する政治をやり切る根柢には、

大衆に対する

エリート意識という歪んだ人間観があると言います。

実際、ここ数年のスパンで考えたら、

現在の日本において

流行語大賞に輝くのは、

‟B層”という

大衆蔑視のふざけた言い方じゃないですか。

思いませんか。

広告会社が

編み出した言葉と言います。

しかし、この言葉、

ナチズムを

彷彿とさせます。

このB層という言い方をもって

頻繁に使用したがる人って、

自身がB層であることを忘れている証拠なんですよ。

気づいて欲しいですな。

気付かないと、

こんな

漫画みたいな目に遭うのではないでしょうか。


典拠:なすこ‏@nasukoB さんのツイート〔21:47 - 2014年9月10日

ところで、日刊ゲンダイを

要注意新聞(褒め言葉ではないよ)だと評価して

警戒するのは、

かの新聞の

「国民=B層」

という無神経な感覚と無縁ではないです。

同紙は、

次のような

記述をちょくちょくしています。

「世論はまた安倍のマヤカシにコロリと騙されてしまっている。この国の国民は、お人よしすぎる」

(9月11日発行記事「安倍内閣は1年8カ月 何もしなかった」参照)。

内閣改造で

女性閣僚を5人に増やした、

それによって

安倍内閣の支持率が上昇した――

と分析しているわけです。

この新聞社が最終的に到達するのは、

いつもここ、

内閣支持率なんですな。

これを

持ち出すことで、

国民が

B層であることを

強く印象付けています。

この点で、

安倍某をどんなに強く非難しても、

この新聞社の思想性は、

結局、彼らと同じ穴の狢というわけです。

女性閣僚が

5人になったからと言って、

好感度が急に増すなんてあり得ないですよ。

話があまりにお伽噺です。

女性にもいろんな方がいらっしゃるでしょう。

しかし、女性なら、

放射能汚染したフクイチの視察などは

スルーしたい

というのが本音と思います。

あえて行けば、

選挙民である女性の

‟同じ女性”という気安ささえ

奪いかねないです。

オブツ大臣、

そんな下手なこと、

いきなりやっちゃったでしょ。

支持率、

減りこそすれ、

増えるはずがないのです。

なぜ、では、増えたのかと言うと、

国民の愚かさではなく、

他のところに原因を求めなければなりません。

それは、

世論調査における

言葉の操作性に伴ういい加減さそのものです。

分っているのだろうとは

思います。

しかし、記事を書くにあたって、

そこをすっぽりと抜け落ちさせてしまったのでは、

「ヒトラー選挙戦略本」の著者と

やっていることは同じということになります。

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