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経産省前のテント立ち退き訴訟 ~ 経産省は、もはや役所でなくなったのか 

2015年10月27日 16時10分47秒 | フクイチ原発事故
志葉玲‏@reishiva さんのツイート。

――立ち退かせる上、3200万円要求って完全にスラップだな。ていうか、こんな要求を経産省がすること自体が異常だし、それを認める高裁もひどすぎる。
RT 経産省前のテント立ち退き訴訟 控訴を棄却 http://5.tvasahi.jp/000061280?a=news&b=nss …
#原発〔14:02 - 2015年10月27日 〕――

スラップとは、

平手打ちのことです。

そこから、

威圧訴訟、恫喝訴訟を指して、スラップ訴訟と言います。

☆ 記事URL:http://www.weblio.jp/content/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97%E8%A8%B4%E8%A8%9F

すなわち、

「大企業や政府などの優越者が、公の場での発言や政府・自治体などの対応を求めて行動を起こした権力を持たない比較弱者や個人・市民・被害者に対して、恫喝・発言封じなどの威圧的、恫喝的あるいは報復的な目的で起こす訴訟」

のことです。

経産省前でデモをしていた人間の立場で

考えて下さい。

立ち退きだけでなく、

3200万円もの大金を要求されています。

この要求する主体は、

経産省ですが、

まるで「私人」の顔をしてます。

沖縄の

翁長知事が埋め立ての許可処分を取り消した際、

防衛省が

国土交通省に行政不服審査請求しました。

このように、

同じ行政府を相手に審査請求などして

あたかも「私人」であるかのような顔をさらすのは、

「公益」が眼中にないからです。

経産省も

(裁判だから司法府が相手ですけど)

全く同じ失態を演じています。

同役所は、

目の前でやられる批判の不快さに耐えきれず、

訴訟を提起しました。

その一方で、

テント前に集結した

原発事故の被害者の声に

完全に

耳を閉ざしてしまいました。


〔資料〕

「経産省前のテント立ち退き訴訟 控訴を棄却」

   テレ朝news(2015/10/26 21:24)

☆ 記事URL:http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000061280.html

東日本大震災の後、経済産業省の敷地内に設置されたテントを巡り、市民団体に対して国が立ち退きを求めた裁判の控訴審判決で、東京高裁は26日、控訴を棄却しました。

 2011年9月、脱原発を訴える市民団体によって経済産業省の敷地内にテントが設置され、活動の拠点となっています。東京高裁は26日、「原発事故により深刻な被害を受け、やむにやまれぬ思いで原発に反対する行動に加わったものと理解されるが、そうであるとしても土地の使用が違法と評価されない法的根拠はない」などとして、1審判決を支持し、テントの撤去と土地使用料として約3200万円の支払いを命じました。判決後の会見で、原告の渕上太郎氏(73)は「政府が脱原発の方向を示されなければ、簡単に引き下がるわけにはいかない」などと述べました。弁護団長の河合弘之弁護士は、「上告するとともに仮執行の執行停止を申し立てる」としています。

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