のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

内藤正典・同志社大教授 / 「日本人が知らないイスラム」

2015年02月27日 02時49分14秒 | イスラム国
如何に私たちが

中東の情勢を分っていないか、

それは、

メディアの動きを見ても分かる。

人質事件に関して

次のような悲憤をぶちまけていらっしゃった方がいた。

ツイッター上のアカウントは、

masanorinaito @masanorinaitoさんこと、

内藤正典さんだ。

今回、日刊ゲンダイに寄稿することになった

この記事欄で紹介する人だ。

――人質事件で、政府が行くなと言っている地域に入って犠牲になったのは自己責任という論調に加担している報道機関。あなた方自身が、トルコ国境の町に押し掛けた事がどれだけ危険だったか分かっていたのか?あなた方が日本・トルコ両国政府が危険だから行くなと注意した地域に殺到したではないか。〔23:39 - 2015年2月12日 〕――

――トルコ政府首相府情報・メディア総局が発行するプレスカードも取らず、金にまかせて現地コーディネーターや運転手を掻き集め、ISがすぐ向こう側にいる国境に群がった日本のメディア。ISに写真まで撮られている。フリー・ジャーナリストを責めて自分達は無責任な行動を取っていた。〔23:39 - 2015年2月12日 〕――

さて、このツイート、

皆さんは、どう思うだろうか。

日本のメディアに取り上げられていないようだが、

それで済ましていい情報ではない。

国外のニュースで、

今回の人質事件で分ったこととして、

日本政およぶ日本人は、

中東のことに関して何もわかっていないことが

判明した。

それが唯一の成果か

と皮肉なコメントしていたものがあった

(発信元は忘れた)。

ジャーナリストたちの見せた失態を前にして、、

返す言葉がない。

大リーグの「イチロー」を追う感覚で

「イスラム国」の

影響下にあるところに大挙して押しかけ、

剰え、人質交換を

不可能ならしめたのが

他ならぬ

産経等の御用ジャーナリストの群れだったというわけだ。

知らないからこそ、

私達は、

そのような過ちが二度と生じないように、

政府、もしくは、

その広報機関と成り下がった

日本のジャーナリズムの世界を監視しなければならない。



〔資料〕

「日本人が知らないイスラム」

   日刊ゲンダイ(2月18日付〈17日発行〉~):内藤正典・同志社大教授
















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