下の図は、
6月12日、乱高下した
日経株価だ。
黒田総裁の
「さらに円安に振れることはありそうにない」
という10日発言の余波だろう。
経済アナリストの
菊池英博氏によると、
「中央銀行の総裁が公の場で具体的な為替の見通しを語るなど、
歴史上も例を見ない」
とのことだ
(下記〔資料〕参照)。
二つの思惑が衝突して
矛盾を来たしている。
一つは、
行き過ぎた円安のため
家計を圧迫して企業活動に悪影響を及ぼしている。
日本経済の先行きを考えれば、
円安を是正する必要がある。
もう一つは、
株価高を演出するため
より一層の
異次元緩和をやり
円安を進めざるを得ない政府の意向だ。
後者の思惑に乗っかった
黒田の考えは、
こうだ。
「飛べるかどうか疑った瞬間に永遠に飛べなくなってしまう」のだ、と。
このセリフって、
ピーターパンのものらしい。
理論も糞もない
ということはよく分った。
ただ、ここへ来て、
異次元緩和の限界を匂わせる発言をしたのは、
これ以上のドル高は困る
という米国の意向を受けてのことだという。
とんでもない
ピーターパンだ。
結局は、
海賊の言いなりだというわけだ。
〔資料〕
「この国の政治も経済も支離滅裂 円安行き過ぎ発言はアベノバブルの終焉と破綻の始まり」
日刊ゲンダイ(2015年6月13日付〈12日発行 〉)
6月12日、乱高下した
日経株価だ。
黒田総裁の
「さらに円安に振れることはありそうにない」
という10日発言の余波だろう。
経済アナリストの
菊池英博氏によると、
「中央銀行の総裁が公の場で具体的な為替の見通しを語るなど、
歴史上も例を見ない」
とのことだ
(下記〔資料〕参照)。
二つの思惑が衝突して
矛盾を来たしている。
一つは、
行き過ぎた円安のため
家計を圧迫して企業活動に悪影響を及ぼしている。
日本経済の先行きを考えれば、
円安を是正する必要がある。
もう一つは、
株価高を演出するため
より一層の
異次元緩和をやり
円安を進めざるを得ない政府の意向だ。
後者の思惑に乗っかった
黒田の考えは、
こうだ。
「飛べるかどうか疑った瞬間に永遠に飛べなくなってしまう」のだ、と。
このセリフって、
ピーターパンのものらしい。
理論も糞もない
ということはよく分った。
ただ、ここへ来て、
異次元緩和の限界を匂わせる発言をしたのは、
これ以上のドル高は困る
という米国の意向を受けてのことだという。
とんでもない
ピーターパンだ。
結局は、
海賊の言いなりだというわけだ。
〔資料〕
「この国の政治も経済も支離滅裂 円安行き過ぎ発言はアベノバブルの終焉と破綻の始まり」
日刊ゲンダイ(2015年6月13日付〈12日発行 〉)
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