のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

なぜ、開戦したか。ナルシズムは御免だ。

2013年12月15日 05時25分32秒 | Weblog
岩上安身@iwakamiyasumiのツイートです。

名言を超えて、

金言レベルに達しているように感じます。

――戦争をちらつかせながらの外交は、文字通りの戦争について、徹底的にマテリアルに、即物的に、何の感傷も、願望も、ロマンも、差し挟まずに考え抜いてから、始めてもらいたい。いうまでもなく、一番邪魔なのは、ナルシシズムだ。〔2013年12月15日 - 4:07 〕――

一時、

「同情するなら、お金を頂戴」

というテレビ番組「家なき子」のヒロインが

口にするセリフが

流行りました。

これは、

「同情」という

奇麗ごとに対するアンチ・テーゼの

意味があったのでしょう。

後に続く

「お金を頂戴」

というリアリティとの対比が

面白かったです。

戦争するなら、という前提は、

「同情」とは

反対に

汚れ事です。

これに対しアンチでなく、

「開戦」に

踏み切りたい為政者の気持ちに

“即して”

「ナルシシズム抜きでやってね」

という注文を

ジャーナリストとして

岩上氏が

あえてされました。

戦争に対し、

アンチでない

という前提に立つことで、

むしろ、

為政者のリアリティが

際立った、それが何とも

皮肉だな、

と思いました。

以下の文章、

「(国民無視の)決められる政治」

に酔い痴れた、

この人の

この写真をじっくり見た上、

お読みください。



すなわち、

同情する者が

お金に関して吝嗇であるように

戦争を決意する人間に

致命的に

滑稽なところがあります。

猪突猛進な

そのような攻撃型の人間に

往々欠けているのは、

自省の心です。

人を指差して非難するとき、

相手に向けられる指は、

人差し指の

一本です。

親指は、

明後日の方向に向けられてますし、

残り三本は、

自分の方を向いてます。

そのこと、

重々考えて頂きたいです。

太平洋戦争に

踏み込んだ当時の

軍司令部の心を捉えていたのは

国民の批判の声に

耳を貸し、

それがため

内乱を招く不安だったと言います。

実際、被治者に対し、

自分達の無能・無策を認めるより

「死んでこい」と命じる方が

楽だし、

為政者にとって

心地よかったから開戦した、

という面が

あったでしょう。

同じ過ちは、

避けたいものです。

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