のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

「安倍首相がなぜ、米国で不人気か」

2013年01月16日 08時52分40秒 | Weblog

「今一度何故安倍首相が米国で不人気か整理しよう」

という記事を

1月16日朝、孫崎享氏が

ニコニコチャンネルで
 
呟いておられます。
 
得て勝流でまとめて見ます
 
(得て勝流とは、
 
「一部、孫崎氏風。一部、無関係」
 
という意味のつもりでした。
 
ただ、改めて文章を読みなおして
 
「一部、無関係」というより、
 
「大部分、無関係」と言うべきかな
 
と思い至りました。
 
無断引用の上、
 
勝手に内容を改変しておりますし、
 
孫崎氏でなく
 
僕に文責があるというべきです。
 
そんなわけで、
 
僕の文章を読み
 
腹が立ったからと言って、
 
孫崎氏に
 
難癖をつけるような真似は避けて下さい)。
 
一言で言うなら、
 
安倍首相は、
 
実は、アメリカで迷惑がられている
 
ということです。

その点、

自民党の思惑は、

外れています。

 
 
 
選挙公約において
 
安倍氏は、

「日本を取り戻す」とうたっていました。

しかし、アメリカが協力しそうにありません。

現に、訪米の話も宙に浮いたままです。

自民党、加えて、

同党への編入党を目指す民主党、

老後のため、

どこかに天下りたい一心の官僚と、

そやつらを受け入れる電力会社等々の財界、

はたまた「新自由主義」の旗印の下、

集まった国民の吸血組織を

己が悪徳を隠す

魔法のマントとして

募集中の東京大学とマスコミ内には、

「一月訪米って言ったはずなのに…」

という不満が燻ってます。

でも、無視でしょ?

アメリカに

相手にされていません

それどころか

日増しに

安倍表見首相に対して

アメリカのメディアは、

どうも嫌悪感をむき出しにしているようです

まずは、ニューヨーク・タイムズ

12日付の社説では

日本の歴史を否定する今一つの試み

Another Attempt toDeny Japan’s History)」

と題して、

日韓関係を悪化させる恐れがある」危険な人物として

安倍表見首相を非難しています。

次に、発行部数は約160万部、

その約半分を北米、

主としてアメリカが占める英国エコノミストは、

1月5日付で、

新内閣は、アジアにとって、もう堪忍して欲しい

危険な国家主義者達の集まり

The countrys dangerously nationalistic new cabinet is the last thing Asia needs)」

という論評を掲げました。

また、13日にはニューヨーク・タイムズにおいて、

著名な経済学者クルーグマンは、

Japan Steps up」の標題で

論評を書いています。

自民党勝利は、

何十年にもわたり

日本を間違った方向に導いた

“(絶滅)恐竜”の復活につながります

日本通は、

安倍氏を良い人間 (good guy)とみるな、

彼の外交政策はすごく悪い(very bad)、

景気刺激策は、

ばらまきそのものだと理解してます」と。

どうして

こんな風に評価が低いのか。

実は、自民党は、

オバマ大統領を誤解しているとのことです。

日本は、アメリカの原発・兵器商人を中心とするグループ

またはそれに賛同する

浅はかな

「利権のため、日本賛美を隠れ蓑にしている連中」

の好きなように任せています。

日の丸を振っては日の丸を汚し、貶める、“愛国”が

売り物という、このたわけた君達は、

多くの日本人が

眉をしかめる中、中国の脅威を喧伝し、

自衛隊の米軍隷属化、

軍備費の増大を目指しています。

その勢力の持ち駒として

石原某が動き、

尖閣諸島に緊張が走ったのは記憶に新しいです。

オバマ大統領は、

基本的にそのような原発・兵器商人に

煽られたチンピラ達とは別の方向を目指しています。

イラク戦争の撤退を実現し、

今また、国防費の削減を意図しています。

そのため、ヘーゲル国防長官を指名し、

議会と戦う姿勢を見せています。

インチキ選挙で

政権を奪取した安倍表見首相は、

その方向とは

明らかに正反対な主張を行っています。

自民党は、

ジャパンハンドラーを

アメリカと思ってました。

しかし、今日、

アメリカにとって、

中国は極めて微妙な位置にいます。

どう微妙か――。

対中政策については、

軍事面で対決を主張する原発・兵器商人と、

協力関係の構築を模索する

金融・産業グループの均衡の上にあると言います。

そうだとすれば、

日本ごときで

このバランスをこわされては適わないのは確かでしょうね

更に、

金融政策として

円安傾向に向かうほどに

アメリカと競り合う可能性を内蔵しているわけです。

どう対応すべきか、

思案中ということでしょうか。

政権交替で、

自民党という

川底に沈んだヘドロは、

破棄されて、

干されて、乾き切ったはずです。

よもや復活すまいと安堵していたのに

「10年物」「30年物」「50年物」の

昔の光を背負って

2世、3世議員達が

時代錯誤の“奇襲攻撃”の夢を携えて

蘇ってしまった、

「解凍したら、

ただ臭いだけやった」

という笑えぬシナリオに

アメリカ側の

困惑している様子が伝わってきます。

解凍やなく、

解党すべきやったのですね。


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