日刊ゲンダイ / 「何が必要最小限度だ 後方支援だ」

タイトルの

「何が必要最小限度だ　後方支援だ」という、

日刊ゲンダイで取り上げられた

論点は、

広島平和式典で

安倍某が

「非核三原則に触れなかった」ことに

関係するのではないか――。

安倍某の

次の説明からすれば、

後方支援の名において核兵器が

製造され、

運搬される事態はありうる。

思うに、

「これまで武器弾薬について提供を行っていなかったのは、

（憲法が禁じる武力行使との）

一体化との関係ではなくて、まさにニーズがなかったから行わなかったのでございます」

という安倍某の７月３０日の特別委での答弁は、重く見ていい。

日刊ゲンダイの記事が論じるように、

それは、

憲法との整合性より、

米軍の要請が重要だと認めている裏づけとなる発言だ。

すなわち、

首相自ら「法的安定性は関係ない」

と言っているに等しい。


〔資料〕

「安保法制 矛盾だらけで空中分解　何が必要最小限度だ　後方支援だ」

　　　日刊ゲンダイ（2015年8月7日 〈6日発行〉）






〔資料－２〕

「『非核三原則に触れなかった』民主・蓮舫氏が懸念 」

　　　テレ朝NEWS（2015/08/07 00:05）

☆　記事URL:http://www.1001portails.com/tv-asahi_co_jp_rss_ann_annnews_xml-t-53783-30588945-%e3%80%8c%e9%9d%9e%e6%a0%b8%e4%b8%89%e5%8e%9f%e5%89%87%e3%81%ab%e8%a7%a6%e3%82%8c%e3%81%aa%e3%81%8b%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%80%8d%e6%b0%91%e4%b8%bb%e3%83%bb%e8%93%ae%e8%88%ab%e6%b0%8f%e3%81%8c%e6%87%b8%e5%bf%b5.html#.VcOrQ_4Vicw

民主党の蓮舫代表代行は、安倍総理大臣が広島の平和記念式のあいさつで「非核三原則」に触れなかったことについて、「変えるのではないかという懸念が生じる」と疑問を呈しました。

　民主党・蓮舫代表代行：「この大切な節目の70年という節目に、非核三原則に触れないということは、もしかしてこれから変えるんではないかという懸念が生じますので、ここは本意というものを確認をさせて頂きたいと思います」
　平和記念式典で歴代の総理は、去年の安倍総理も含めて「非核三原則を堅持する」と発言してきましたが、今回は触れませんでした。これについて蓮舫氏は、なぜ入れなかったのかを国会で問いただす考えを示しました。