靖国参拝の何がいけないか――。

金子勝@masaru_kanekoさんがこんなツイートをされてました。

実に、示唆的です。

――バブル崩壊後、40兆円以上の公的資金を使った不良債権処理では誰も責任を取らず、日本経済を長期停滞に陥れた。今、誰も責任をとらず、国民負担でゾンビ東電を延命し福島に犠牲を強いる。安倍首相の、A級戦犯合祀の靖国参拝は戦争責任を免罪し、無責任体制を永続化させ、この国を滅ぼす道です。〔2013年12月27日 - 8:29 〕――


A級戦犯といわれる人たちは、

「戦没者ではない」です。

議論の俎上にそれを乗せるべきです。

「戦犯」に頭を下げて

生じるのは、

金子さんが指摘されるように、

戦争責任の免罪です。

ただし、罪となる事実を無かったことにしては、

許しがありません。

実は、そのことによって「慰霊」もないのです。

米国で認められる「慰霊」が

日本で行えないことに不満を鳴らす人がいます。

しかし、靖国は、

純粋な慰霊の施設ではありません。

Ａ級戦犯者は、

戦没者とは言えないでしょう。

これは、

事実の問題です。

ポツダム宣言を受託して、

戦闘状態であることが

止まりました。

戦闘のない状態で

もはや

戦闘では

死ねないですよね。

となったら、

戦没者であり得るわけがないのです。

じっくり考えて頂きたいです。