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オバマ大統領 / 「日本経済は安倍首相をも驚かせるほどマイナス成長」

2014年12月08日 19時24分19秒 | 日本の現状
盛田隆二‏@product1954 さんのツイートです。

――安倍首相は、アベノミクスの失敗が「まだ露呈していない今なら」選挙に勝てる! と判断して解散に打って出たが、その矢先、オバマ大統領がアベノミクスの失敗を公式に指摘。
NHK▶「日本経済は安倍首相をも驚かせるほどマイナス成長になっている」 〔15:01 - 2014年12月7日 〕――




オバマ大統領が公式に指摘したという

「安倍首相をも驚くほどのマイナス成長」

という評価は、

どこから出ているのか――。

「消費税の増税延期」

という事実からなのでしょう。

安倍某の

狡いとことは

衒学的なことを言って

論点を

はぐらかせてしまうことだと思います。

オバマ大統領の

指摘が新鮮に聞こえるのは、

それだけ、

安倍某に誤魔化されてしまっているといえるだろう。

そもそもアベノミクスの売りは、

経済成長のはずでした。

それがGDP2期連続の下降で、

アベノミクスの金融政策として有効性が怪しくなりました。

しかし、そちらの失敗を認めるのが嫌なもんだから、

「消費税の増税を止めます」

と言ったまでのことです。

「アベノミクス=消費税の増税」と

勘違いさせるため、

次のようなビジョンのすり替えを行いました。

すなわち、

アベノミクスは、

金融政策に過ぎないものだのに、

「(アベノミクスは)簡単に言えば雇用を増やし、賃金を増やすことだ」

などと、

凡そ目配りしていませんでした

被用者のための経済政策であるような説明を

演説をしました。

民主党を挑発するように、

彼は、言います。

「平均で賃金が2%上がった。15年ぶりです。

これは、

民主党を応援する調査で分かった」と。

ここで、

考えなきゃならないのは、

平均を求められた全体の被用者の規模です。

連合加盟の被用者は、

全被用者の12%に過ぎません。

組合がない企業の労働者や非正規社員は含まれていません。

それでいいのでしょうか。

安倍某のやってきたことは、

連合が統計を

云々し得るような労働者をそぎ落とし、

あまつさえ、

給料を削リ取ってきただけです。

視野を

連合加盟に集まった内輪の人間だけで、

「よかった、よかった」

と喜んでも、

他の88%には無関係なわけです。

それを見抜かれまいとして、

今度は、

「総雇用者所得」

という耳慣れない言葉を持ち出すします

これは、

被用者として稼いだ総額を比較すれば

景気がいいはずだ

というわけです。

被用者には正規もいれば

非正規もいる、

それらすべてを合算すれば、

総額では

増えるはずだ…

という想定で数字を持ち出してきます。

たとえば、

正規だったら30万円の仕事だったとします。

一人を解雇して

何人雇えるだろうか――。

非正規一人につき、10万円で済むなら

3人雇えるわけです。

そいう計算をして

非正規を増やし続けています。

「同一賃金、同一労働」

というのが

その場合、無視される岩盤です。

今までだったら30万円もらえるはずの仕事が

10万円しか頂けません。

その非人間性を見ないで

「労働者が職を得た」

と言うところだけを見るのです。

そしてわずかばかり10万に色を付けた金額をもって

総雇用者所得が増えたと

自画自賛しているわけです。

アベノミクスのお陰で

「ワーキングプア―」

と言われていた人が今や

「ワーキングデス」の世界を彷徨ってます。

なぜ、そうなったか――。

アベノミクスなのるものが

「雇用を増やし、賃金を増やす」

どころか、

その真逆の

「(正規の)雇用を減らし、(政府の要請がない限り)賃金を減らす」

という結果を果実として

手に入れようとする政策だからです。

すべては、

企業利益ないし企業に寄生する

官僚と政治家のためです。

2期連続のGDPの低下は、

国民から

利益を絞れるだけ絞ろうとした結果招いた

災厄と言うべきです。



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