のんきに介護

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木下黄太‏さん / 「宇都宮氏が(都知事選に)勝つ可能性は一%もない」

2014年01月16日 16時39分58秒 | Weblog
木下黄太‏@KinositaKoutaさんのツイートです。

――晩節を汚し続けることになるだけ。宇都宮氏が勝つ可能性は一%もない。名誉ある撤退をしないと、自分が終わるだけ。常識。
⇒東京新聞:宇都宮氏「当面、一本化考えられぬ」  :社会(TOKYO Web) http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014011502000118.html(〔資料-1〕参照) …〔6:53 - 2014年1月16日 〕――

この人の政治な立場は、

――日本は原発ゼロになると、発展する可能性をゼロにしなくてすむという立場。選択肢はありません。生き延びるためには。〔21:21 - 2014年1月15日 〕――です。

その上で、

――@Hagiasophia765 僕は細川元総理が良いなんて本音では思っていませんよ。でも宇都宮氏にも期待感はゼロ。被曝なんて候補者全員が理解不十分。そしたら、原発推進側を勝たせないようにすることしか、現実の選択肢がない。駄目さがより少ない方を選ぶしかない。負け確定候補は論外。〔8:12 - 2014年1月16日 〕――

という判断をされているわけなんですな。

ただ、思うに、

「お前では選挙で確実に負けるから応援せん」

という指摘は、

反発を招くでしょうね。

現に、

太平洋戦争は、

日本が

確実に負けるというデータがある中で

決行されました。

その愚行を思うと、

次のような、

宇都宮氏に「ドン・キホーテ」の気概を求める

水野誠一 @SeiichiMizunoさんの

立場が

気になります。

一時の自己満足が

大きな利敵行為だという認識が

欠如しているからです。

支援の気持ちが

自己目的化してしまい、

その結果、

同氏の立候補の主眼であった

安倍政権にNOを突きつけるという大目的が

後景に退いてしまっているのではないでしょうか。

だとすれば、本末転倒です。

参考までに

同氏の論稿を

資料ー2として、

下に転載しておきました。



〔資料-1〕

「宇都宮氏『当面、一本化考えられぬ』」

   東京新聞(2014年1月15日 朝刊)

☆ 記事URL:http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014011502000118.html


 東京都知事選に細川護熙氏が出馬表明したことを受け宇都宮健児氏は十四日、ともに「脱原発」を掲げる自身と細川氏について「当面、一本化は考えられない」とあらためて否定した。宇都宮氏を推薦している社民党の吉田忠智党首は同日、「両者で会って話し、一本化してほしい。票が割れると相手を利する」と述べた。


 宇都宮氏は「脱原発を進めるグループから、一本化を求める声が選対メンバーに届いている」と明かした上で「細川氏自身ならともかく、細川氏に会ったこともない人たちが、私に『降りろ』と言ってくるのは失礼だ」と批判。「脱原発だけが都政の問題ではない。小泉政権の郵政選挙のように一つの課題だけの選挙であってはならない」と述べ「公開の場で堂々と政策論争し、都民に判断してもらうべきだ」と強調した。宇都宮氏陣営は十二日、一本化をめぐる公開討論会を細川氏側に呼び掛ける声明を出したが、返答はないという。


〔資料ー2〕

「ドンキホーテとバカにするなかれ!」」

   TwitLonger水野誠一さん(15th January 2014)

☆ 記事URL:http://www.twitlonger.com/show/n_1rvrt32


今日、三人の民主党の前議員が僕の事務所に来訪された。
元大臣経験者を含む三人とも、以前から原発の継続やTPPに明確に反対してきた知見の高い議員だ。
来訪の目的は、予想通り、宇都宮さんを説得して、なんとか細川さんに一本化できないか?というお尋ねだった。

実は今週の頭に、数人の友人からの依頼もあり、我々夫婦も浅薄にもそれに同意し、ご本人に打診したことがあった。だが、まだ細川さんの出馬表明がされる前だったこともあるが、かなりしっかりとした意志を持って拒絶されたことを説明した。
たとえ表面的な政策面で合致したとしても、人格や倫理観の違いがあることが、最大の理由だと思う。それはかつて宇都宮さんが弁護団長を務めて、当時新進党だった細川さんと対峙した「オレンジ共済事件」にまで遡るようだ。
政治というものは、政(まつりごと)だ。
勿論、国家と国民の利益と幸福の為に行う行為だが、正義観と倫理観を持って神の前でも恥ずかしくない統治を行うことである。それこそが国家の品格を形成することであり、その判断には明確な倫理観を伴うことこそが最重要な条件になる。
細川さんに纏わる過去の不祥事のすべてにおいて彼に非があったとは思わないが、その説明はなんとも不十分なものであり、当時被害者の代理人だった宇都宮さんには、到底納得できなかったようだ。

こうした人々が宇都宮さんに出馬しないでくれと頼む最大の目的は、なにが何でも脱原発派が勝利をして、自民党の暴走に歯止めを掛けるためには、票の分散を防ぎたいということだ。
それもよく分かる。なにが何でも勝ちたいのは私とて同じだ。
だが、それが細川さんなのか、宇都宮さんなのかは、現時点では誰も分からないのではないか。常識で言えば、前回宇都宮さんを支持した人が細川さんに雪崩を打っているようだし、細川優勢と思うのだろう。
だから宇都宮さんを「自己満足だ」「愚か者だ」「自分勝手だ」「ドンキホーテだ」などと言う人も少なくない。

だが、間違ってはいけないのは、この二人はお互いが敵同士ではないということだ。
敵は自民党の支持を得ながら、ありがた迷惑を装っている、票のためなら自説を曲げて「ずっと前から脱原発と言ってきた」などと平気でウソを吐く候補者ではないか?
この二人が足を引っ張り合って「争う」のではなく、正々堂々と正しい政策を「競う」ことで、ワン・ツー・フィニッシュを目指せば好いではないか。

前回の選挙で、世相を評論する文化人候補だから悪いことをしないだろうと前知事を選んだ434万人もの人々が、その期待を見事に裏切られたことを忘れずに、今度は自分の頭で考え、自分の目で確かめて、人間として真に尊敬でき、倫理的に正しいと思える人を選ぶべきだろう。偽りの人格やウソは直ぐにばれる。三ヶ月で天国から地獄まで堕ちた先例から何かを学ぶべきだろう。
そしてたとえ万が一、脱原発の候補者が知事になれなかったとしても心配はいらない。そのふたりの総得票数が圧倒的に多ければ、必ず安倍内閣の暴走に歯止めを掛けることになる。

宇都宮さんが妻(みどり)に言ったそうだ。
「結果を急いではいけません。法律ひとつ作るのだって何年も掛かるんですから」と・・みどりはこの言葉に泣いたそうだ。
2001年に静岡県知事選で、誇りを持ってドンキホーテを演じた経験から、私も言おう・・「この変革の時代にこそ、ドンキホーテの役割が実は一番重要なのだ」と・・

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