日刊ゲンダイ / 「亡国の輩による総がかりペテン行動」

下記〔資料〕に転載した

新聞記事で

是非、見て頂きたいのは、

安倍某のこの顔です。



この顔、

お小遣いをねだる子どもの顔です。

本当に人を食っています。

我々は、

子どもなのですか――。

一部の特殊な大企業の正社員さんが

お年玉をもらって、

国民みんなでお祝いする行事が

春闘でしたっけ？

違いでしょ。

「賃上げ」は、

企業が

労働者から収奪した収益の再分配です。

すなわち、

言葉を換えれば、

自分のものの取り戻し行為です。

国家とは、

政府のためにではなく、

労働をして命を紡ぐ

そのような個々人のために存在するものです。

そのことを

官僚ども並びに自民党の議員どもは

知るべきです。

自民党のある者は、

よりによってケネディの

「…ask not what your country can do for you――ask what you can do for your country.」

（日本語訳は、佐々木隆氏によると、「あなたの国があなたのために何をしてくれるか問うてはいけない。あなたが、あなたの国のため に何ができるのかを問うて下さい」ということだ。*http://ssk.econfn.com/iieigo1/page051.html）

という言葉を引用して、

福祉予算を削る正当化に使っている。

まるで自分たち政権担当者には関係がないがごとくだ。

しかし、そうじゃない。

ケネディが言わんとしたのは、

「大事なことは、政府に依存せず、己で決定せよ」

ということだ。

となると、

「賃上げ要求」など

お上任せにするべきではないのだ。

我々は、

その意味を

改めて考え直そうではないか。


〔資料〕

「亡国の輩による総がかりペテン行動」

　　　日刊ゲンダイ一面記事（2016年1月8日付<7日発行>）