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朝日新聞 / 「小型渡り鳥、尾羽根の異常が急増 2011年秋から」

2014年05月27日 10時40分07秒 | 映画
〔資料〕

「小型渡り鳥、尾羽根の異常が急増 2011年秋から」

   朝日新聞/編集委員・上田俊英(2014年5月24日03時00分)

☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASG5N56HZG5NUGTB00V.html

 オオジュリンという小型の渡り鳥の尾の羽根に、2011年秋から、虫食い状に欠けていたり長さがふぞろいだったりする異常が広がっていることが、山階(やましな)鳥類研究所の調査で確認された。原因はわかっていないが、寄生生物や未知の感染症、東京電力福島第一原発事故で放出された放射性物質の影響などを可能性としてあげている。

 オオジュリンは生態や渡りの経路を知るため、いったん捕まえ、足輪をつけて放鳥する調査が1961年から各地で続けられている。調査チームによると、尾羽の異常は11年10月24日、新潟県の調査地で最初に確認された。このため、東北から九州まで14都県の17地点で緊急調査をした。

 すると、すべての調査地で異常が確認された。12年3月までに調べた5541羽のうち、13・8%にあたる767羽に同様の尾羽の異常がみつかった。異常をもつ鳥の97・3%は、11年に生まれた幼鳥だった。

 チームはこうした調査結果を昨年秋、日本鳥学会誌で報告。原因は「判断できなかった」としながら、全調査地で異常が確認されたことから、渡りの経路など共通して利用する地域の環境の変化が影響しているおそれを指摘した。可能性としては、①寄生生物②感染症③栄養不足④甲状腺異常⑤放射性物質の影響などが考えられるとした。



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