のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

デヴィ夫人 / 「原発は誰だって否定しています」

2014年01月14日 19時39分58秒 | Weblog
デヴィ夫人が

1月12日、秋葉原駅前であった

田母神俊雄氏の選挙応援演説をしました。

下のサイトで見られます。

☆ 動画掲載サイト:http://www.youtube.com/watch?v=3vnb7SOmnSY

ビデオタイム6:45頃に

「原発は誰だって否定しています」

という指摘があります。

しかし、本当に

誰だってなのでしょうか。

デヴィ夫人が応援に入った田母神氏は、

どうなのでしょう。

下のツイートは、

大事な彼のものです。

じっくりと読んで頂きたいです。

――みなさん、現実を見てください。福島原発の事故によって誰かが放射線障害を受けましたか。誰かが放射線で死にましたか。放射線に対する安全が確保されている事の証明です。反日売国奴たちに騙されてはいけません。原発を止めたら日本の発展は消えてしまいます。〔2013年7月26日 - 7:26 〕――。

この文章から

読み取れるのは、

原発を推進しようとする野心だけです。

デヴィ夫人が応援演説に入る前、

こんな原発オタクである

田母神俊雄氏につき、

“侍”だ

という形容を

「チャンネル桜の三島」を名乗る人物が

断言してました。

しかし、決して優しくないです。

沖縄で

米兵にレイプされた

女子小学生を

攻撃した逸話でも

その残虐な卑劣な性格が窺われます。

また、

この応援演説で

5万人の自衛隊員を

意のままに動かす実務能力

云々されてますが、

これも可笑しいです。

氏は、

一介の公務員にしか過ぎません。

そんな権限も

責任もなかったはずです。

政治家から

命令を受けてのこその統率力だからです。

兵隊の身分で

「先の大戦は日本の侵略行為だったか」

などをテーマにして

妙な論文を書いた結果、

責任を問われて懲戒解雇に付されました。

戦争を知らない、知りたくもない、しかし、戦争による利益を得たいという

このオジサンの

妄想に

巻き込まれないで済む

方法は、

唯一、事実を知る

という行為を措いて

他にありません。

そこで、

紹介したいのは、

パレスチナやイラクなどの紛争地取材、

脱原発・自然エネルギー取材の他、

米軍基地問題や反貧困、

TPP問題なども取材、幅広く活動する反骨系ジャーナリスト、

志葉玲氏の書かれた

下記コラムです。



〔資料〕

「本当の戦争の悲惨さ知らないネトウヨ親父は引退すべき」

   YAHOO ニュース(2014年1月13日 12時1分)

☆ 記事URL:http://linkis.com/news.yahoo.co.jp/00ixo



東京都知事選に田母神俊雄・元航空自衛隊幕僚長が出馬するという。保守政党からの支持も得られない泡沫候補であり、いちいち相手にするのもどうか、とも思うが、かつてナチスが台頭した際も、当時の知識人達は「まさかあんなバカ達が政権を取ることはないだろう」とタカをくくっていたというから、やはり発言しておくべきなのだろう。さて、私が言いたいことは、要約すれば、

「本当の戦争の悲惨さを知らないネトウヨ親父は大人しく引退しなさい」

ということだ。田母神氏は、元空自幕僚長という経歴やその過激な発言から一部のネット右翼に人気であるようだが、本当の戦争というものを経験していないという点では、彼の支持層と同じ「ネトウヨ親父」にすぎない。血と膿と死臭の混じった吐き気のする臭い、降り注ぐ爆弾の下での阿鼻叫喚、いつ殺されるかわからない前線兵士の恐怖、罪の無い市民を殺してしまったが故の兵士達の葛藤……私が戦争取材で実際に経験し、見聞きしてきたことのどれも、田母神氏は経験したことがなかろう。当然だ。彼も含め自衛隊は、戦争を禁じた平和憲法に守られ、直接の戦闘を経験しないで済んできたからである。それにもかかわらず、田母神氏が「集団的自衛権の行使を認めるべき」などを繰り返し主張しているのは、もはや滑稽にすら映る。「集団的自衛権の行使」は、結局のところ「米国の戦争への巻き込まれ権」だ。米国が攻撃を受けた際、日本が攻撃を受けていなくても、米国と一緒になって戦闘行為を行う、ということである。私は自衛官や元自衛官達に取材したことがあるが、彼らは「日本の人々を守るために自衛官になった」と言う。断じて、米国の戦争の片棒担ぎをしたいわけではない。

田母神氏は自らの講演で「徴兵制こそ日本再生に必要」「男とは闘って女を守るもの」とも発言している。だが、勇ましい発言をする権力者らが実際の有事の際には、自分たちのみ安全を確保しながら号令をかけ、若者たちをムザムザと無駄死にさせてきたのは、歴史の常である。そもそも田母神氏自身に「闘って女を守る」覚悟があるかも疑わしい。2012年10月16日に在日米軍兵士による集団強姦事件が発生した際、田母神氏は自身のツイッターに


「沖縄女性暴行事件でテレビが連日米兵の危険性を訴えるが、この事件が起きたのは朝の4時だそうです。平成7年の女子高生暴行事件も 朝の4時だったそうです。朝の4時ごろに街中をうろうろしている女性や女子高生は何をやっていたのでしょうか。でもテレビはこの時間については全く報道しないのです」
出典:https://twitter.com/toshio_tamogami/status/259433401663246338
と投稿した(同月20日)。夜中に歩いていれば米兵にレイプされても仕方ないと言わんばかりの神経自体が噴飯ものだが、平成7年の沖縄米兵少女暴行事件の発生時刻は朝4時ではなく夜8時であり、女子高生ではなく女子小学生である。当時、田母神氏には、「セカンドレイプの上にデマまで流すのか」などと批難が殺到したが、田母神氏は未だ弁明も謝罪もしていない。田母神氏に是非聞きたいのだが、「男は闘って女を守る」のではなかったのか。それとも、沖縄の女性や子どもは例外で、米軍犯罪から守らなくても良いということなのか。こうした矛盾は、田母神氏の支持層にも共通する。口を開けば「愛国」「日本を守る」と息巻くくせに、いざ、米軍犯罪が発生すると、被害者よりも加害者に味方するのだ。何が「愛国」「日本を守る」なのか、全く意味不明である。

政治家の資質として最も重要なことの一つは、持てる全ての能力を使って、戦争だけは絶対に避け、話し合いで解決するという姿勢の有無だ。あまりに安易に戦争やその被害を語り、戦争を行うことを躊躇しないような人物は政治に関わるべきではない。というか、そういう政治家こそ、人々にとっての最大の敵だ。戦争で傷つくのは、結局普通の人々、最も罪がなく、弱い立場の人々なのだ。だから、田母神氏には政界進出などという野望を持たず、大人しくご隠居生活を送ることをオススメする。先の戦争に関する歴史認識から、事実上、懲戒処分されたにもかかわらず、7000万円もの退職金を得たのだから、それ以上のことを望むべきではない。

そして、本稿をお読みの読者諸氏に警告しておきたい。田母神氏よりスマートな物言いをしているが、本質的に同類であるばかりか、権力者という点で比較にならない程危険であるのは、他でもない安倍晋三首相。安倍政権は「今年4月にも集団的自衛権についての憲法解釈見直しの素案をまとめる」としている。冗談でも比喩でもなく、リアルに「軍靴の音」はすぐ側まで迫っているのだ。

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