のんきに介護

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ナフェーズ・アーメド博士が過去の崩壊例から、現代文明の末路を論じる

2014年08月08日 20時32分26秒 | 科学の情報
人類は、

滅亡する――。

というショッキングな未来予測が

NASA出資の調査によりなされたようです。

原因は、

資源浪費と貧富二極化の二つです。

☆ 記事URL:http://www.gizmodo.jp/2014/07/nasa_68.html

この記事は、

イギリスは「ガーディアン紙」に

掲載された

ニュースの翻訳です。

☆ 元記事URL:http://www.theguardian.com/environment/earth-insight/2014/mar/14/nasa-civilisation-irreversible-collapse-study-scientists

要点を、

論文からの引用で示すと、

次の通りです。

「持続可能な状態がだいぶ長く続くと思われているが、極一部のエリートの将来を枯渇スピードが一番緩いシナリオで占ってみても、エリートは浪費が行き過ぎて、平民に飢餓をもたらし、それが引いては社会の崩壊をもたらす。この種のLラインの崩壊は自然崩壊が原因で起こるのではなく、不平等が原因で飢餓が起こり、それが労働者喪失に繋がって起こる」。

解決策は、したがって、

資源がもっと平等に配分できるようすることが一つです。

もう一つは、資源消費を劇的に減らすことです。

どちらの課題も至難の業でしょう。

しかし、やり遂げないと、

人類は滅亡するというシナリオは当たっている気がします。

現代は、

かつて崩壊したローマ帝国やら、

それに劣らず高度だった漢文明、数多あるメソポタミア帝国の文明とは違うのだ。

何より、今は、地球規模。

すべてがグローバルな時代にかつてと同じではないと

信じ切っている人は

多いでしょうね。

しかし、だからこそ、

地球レベルで文明が崩壊すると言えるのです。

上掲サイトの記事が

最期に

国連IPCCの2007年の発表を紹介しています。

それによると、

「今のペースでCO2排出が続けば、今世紀末には平均気温が約6℃上がって地球はおおかた居住不能となる」

という話です。

この頃と比べて、いくらか進展したのかと言うと、

見通しは、

むしろ悪化してます。

米国科学アカデミー紀要の記事によると、

現在、この最悪のシナリオを上回るペースで排出が進んでいるそうです。

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