のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

日本とドイツ、彼我、宰相の品格にあまりの違いがある 

2015年03月11日 02時18分49秒 | 世界の中の日本
Hideyuki Hirakawa @hirakawahさんのツイートです。

――メルケル首相「日本もドイツのように脱原発すべき」 7年ぶりの訪日前にメッセージ http://huff.to/1KFHoz1 〔13:59 - 2015年3月9日 〕――

リンクされてあるサイトの、

自説を述べるメルケル首相が自分の立場性を示すため

「私は福島の事故を経験したドイツの首相として」

と前置きされています。

このくだりで、

同首相の

福島の事故が

日本の国内問題に済まない

という問題意識を強く感じました。

日本では

忘れ去られようとしている感覚です。

さて、Hideyuki Hirakawa さんは同じような

感慨を述べられた後、

彼我の首相の格の違いを

次のように

整理されていました。

――メルケルと安倍首相。

元枢軸国の現在として、方や、ナチスの歴史を弾劾し続け、脱原発を決めたドイツの代表と、国を挙げて歴史修正主義と原発再興にハッスルしている日本の代表という対比はなかなかすごいな。〔14:17 - 2015年3月9日 〕――

やはり脱原発に舵を取るか否かと同時に、

歴史をきちんと直視するか否か、

都合の悪い事実から背を向けない姿勢は、

もう一つの

試練として与えられていますね。

ドイツは、

事実にきちんと向き合ってきたから

未来に対して前向きになれるのだろうなと思います。

きっこ
‏@kikko_no_blog さんが

――「ドイツのメルケル首相は9日、東京都内で講演し、ナチスによるホロコーストが行なわれたのにも関わらずドイツが国際社会に受け入れられたのはきちんと過去と向き合ったからと強調した」とのこと。これは歴史修正主義者の安倍首相に対する「過去を直視することが周辺国との和解の道」という助言だね。〔17:34 - 2015年3月9日 〕――

とツイートされているように

日本は、

真剣に中国や朝鮮との和解の道を探るべきなんではないでしょうか。


〔資料〕

「メルケル首相「日本もドイツのように脱原発すべき」 7年ぶりの訪日前にメッセージ」

   The Huffington Post | 執筆者: 安藤健二

☆ 記事URL:http://www.huffingtonpost.jp/2015/03/08/merkel-anti-nuclear-power_n_6825660.html?utm_hp_ref=tw

3月9日から7年ぶりに訪日するドイツのメルケル首相が、同国が進めている脱原発政策について「日本も同じ道を進むべきだ」とビデオメッセージで述べ、エネルギー政策の転換を呼びかけた。

ドイツ政府が7日、福島県出身の井上茂義博士(ベルリン工科大学)と対話するメルケル首相の映像を公式サイトに掲載した。この中で、メルケル首相は「ドイツは原子力から撤退するという決定をし、再生可能エネルギーに期待している。日本も同じ道を取るべきで、日独で協力していけるはずだ」などと話した。井上博士との詳しいやり取りは以下の通り。


■「安全性が最も重要だ」

井上博士:日本と福島のことについて聞きたいと思います。あなたもご存じのように、2011年の震災で、私の故郷の福島県は大きな被害を受けました。津波や原発事故が起きたことで、不幸なことに日本のイメージは悪化しました。イメージを回復するにはどうすればいいと思いますか?

メルケル首相:はい、この恐ろしい事故に私たちは同情しました。そして、ドイツはより早く原子力から撤退するという大きな決定をしました。私たちは再生可能エネルギーに、とても期待しています。私は日本も同じ道を取るべきだと思っています。より良い方向に向かうことだからです。私たちドイツと、日本は協力していけるはずです。

再生可能エネルギーの発展について話しましょう。もちろん、私たちにはいわゆる「ベースロード電源」が必要です。日本も他の島国と同様に資源の問題を抱えています。それゆえに、日本とドイツは原子力に関しては全く同じようにはできないかもしれません。しかし、福島の事故の経験から言えることは、安全性が最も重要だということです。

私は福島の事故を経験したドイツの首相として、できるだけ早く原子力から撤退するようにしています。

【訂正】末尾の部分を「原子力から撤退するように提唱します」を「原子力から撤退するようにしています」に訂正します。(2015/03/10 20:34〕

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