朝日新聞 / 「民主党 菅直人に離党勧告、鳩山由紀夫を除籍する方向」

元首相管直人が

民主党内で

やり玉に挙げられているようです。

理由は、

何なのでしょう。

週刊文春に

山本太郎氏との交際が

取り沙汰されているようです

(下記資料参照）。

山本太郎氏（38）の選挙を取り仕切っていた人物が

市民の党の斎藤まさし（本名・酒井剛）代表だったことがわかったわけです。

そしてこの斎藤氏は、

「市民派選挙の神様」とも呼ばれる選挙プロらしいです。

菅直人元首相と以前から親交があり、

１９８０年の衆院選では

菅氏を斎藤氏が応援していたと言います。

この時、管氏は、

4度目の国政挑戦で初当選を果たしたということです。

管坊主の

袈裟（斎藤氏）をはぎ取った山本太郎を潰すため、

袈裟を剥がれた

落ち度（！）を詰ろうと、

管氏を引きずり出したのでしょうか。

菅直人氏への離党勧告には

どんな背景が

あるのでしょうか。

思うに、

僕の中では、

これで菅直人、ならび鳩山由紀夫元首相への疑問が

吹っ切れました。

この二人、尊敬できるタイプではないですが、

利用される傾向が

玉に瑕な程度に

人の良さを持っておられます。

そんな見てくれに

振り回されて

「落ち目の人物を虐めるのは楽しい。もっとやれ」

と刹那的な感情の

赴くままになっては、

政治評論家の森田実氏が指摘されるように

「政治的な思想や理念、

長期的な思考など

持ち合わせていない無党派層が

跋扈する」世情を

容認したことになります

（７月２４日発行、日刊ゲンダイ「『政界の悪魔』は一体誰なのか」参照）。

「大河原氏を支持した」

という菅直人元首相への理不尽な

責任論が

噴出するのは

彼が

単に目障りだからではありません。

「将を射んとして

馬を射よ」

という考え方を実践しているのでしょう。

「将」として

二人の人物が想定しえます。

一人は、

小沢一郎氏です。

離党した

小沢一郎氏が

なぜ関係するかと言うと、

海江田代表には

小沢一郎氏の面影が宿っているのではないですか。

だから踏み絵を踏ませたい――のだと思います。

拒否すれば、

指導力のなさを責めます。

応ずれば、

菅氏との争いになり、

海江田代表の力が削がれてしまいます。

どっちにしろ、

前原等、

対米従属派が

民主党を奪取する上で都合がいいのです。

狙っているもう一人は、

脱原発、

脱被ばくの本丸、山本太郎氏です。

管氏と山本氏を結びつけ、

管氏の黒さをもって

山本氏を

葬り去るつもりでいるのではないでしょうか。

こうやって間接ながら、

山本氏の人物破壊をしているのではないでしょうか。



■資料

「山本太郎氏の選挙参謀と菅直人元首相の“深い仲”」

　　　週刊文春（2013.07.23 18:00）


☆　記事URL:http://shukan.bunshun.jp/articles/-/2948


当選しても万歳は拒否

 参院選に東京選挙区から無所属で立候補し、4位当選を果たした山本太郎氏（38）の選挙を取り仕切っていた人物が、市民の党の斎藤まさし（本名・酒井剛）代表だったことがわかった。

 斎藤氏は「市民派選挙の神様」とも呼ばれる選挙プロ。斎藤氏は菅直人元首相と以前から親交があり、1980年の衆院選では菅氏を斎藤氏が応援している。この時、菅氏は4度目の国政挑戦で初当選を果たした。

 斎藤氏が代表を務める市民の党は、よど号ハイジャック犯の息子と関係が深く、その派生団体は2年前に菅元首相の資金管理団体から2009年までの3年間で合計6250万円の献金を受け取っていたことが、国会で問題となったことがある。

 今回の参院選では、斎藤氏は山本陣営のボランティアを統括し、裏選対の最高責任者として選挙を取り仕切ったという。

 山本陣営の関係者によれば、都内に1万4000カ所以上ある掲示板に選挙ポスターを貼る作業を斎藤代表が指揮。公示の日に朝から1000人以上のボランティアをバスやレンタカーに分乗させて他のどの陣営よりも早く山本氏のポスターを貼り終えた。

 斎藤氏は「菅さんとは消費税の増税をめぐって喧嘩別れして以来、口もきいていませんから、僕が菅さんの意を汲んで動くことはあり得ない」としている。