のんきに介護

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討議:山本太郎vs原発推進派な人たち / 「脱・原発の必要」

2013年07月25日 00時16分10秒 | Weblog


この動画のタイトルは、

「【原発】 堀江貴文が山本太郎を完全論破」です。

述語が

抜けています。

「を目論んだ」ということです。

そして結果は、

論破するには至らなかったということです。

堀江氏の

問題意識は、次の2点です。

まず、“反・自民”の

受け皿として「民主」と「日本維新の会」、「みんなの党」がある。

原発を持ち出せば、

これらの党がまとまらなくなる、ということ――。

この論点は、

議論の俎上にも上らなかったです。

“反・自民”の範疇に

「日本維新の会」等を

持ってくるところにマスメディアの

洗脳の問題が

横たわっている。

そこを突かれると

ぐうの音も出ないので

口にしなかったということでしょう。

次の論点は、即時に原発を止めると言ったところで、

核のゴミが残っている、

それをどうするのかにつき、解決策が呈示されていない、ということ――。

原発推進派な論客として、

堀江貴史氏以外では

津田大介氏が出演されていました。

こちらは

端から聞き役に回られていたようでした。

さて、堀江氏の強引な説明に

やんわりと、

塀の中に長くいたため

人との会話に

飢えておられるのでしょうと指摘した上、

「核のゴミ」の処分方について

解説されてました。

ほとんど山本氏の独檀場でした。

要点を言いますと、

核のゴミは、

地上で管理する。

この点につき、

議論を尽くす必要がある、と。

コストを

誰が負担するのか――。

「俺はいやだ」

と駄々をこねる堀江氏に

今、日本列島は、

地震の活動期にあり

一刻の猶予もない。

あえて

言葉には出されなかったですけど、

「あなたは、命を取るの、それとも金か」

という問いが

ありました。

アナウンサーが

入れずとも好い相槌を入れ

「山本さんには次の予定がはいっていますし、

これで止めましょう」と、

二人の言葉のやり取りを強制終了してました。

というわけで、

タイトルの

「完全論破」は、

看板に偽りありです。

「完全沈黙」にすべきだったです。

「また逢いましょう」

という山本氏の

誘いかけを

難しい顔をして

聞き流していた堀江氏の顔が

その間の事情を

何より雄弁に物語っています。

「一本あり!」

という声が

聞こえたようでした。

堀江さん、ご苦労さまでした。

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