のんきに介護

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涙ぐむ内閣官房参与の失態

2014年02月20日 09時20分18秒 | Weblog
宋 文洲@sohbunshu さんのツイートです。

――なぜそこまで思い詰めるだろうか。不思議です。@souichiTJ 内閣官房参与が特攻隊の自己犠牲を思って泣くとか補佐官が靖国で米国を批判したyoutubeを見せた後すぐ取り消したり感情で・・・〔8:48 - 2014年2月20日 〕――

どこを

どんな風に思いつめたのか――。

調べると、

下記〔資料-1〕、

〔同-2〕に掲げたような

新聞記事を発見。

米国との間で、

「日本の首相が

靖国参拝を避けている限り、

国際社会での日本の立場は非常に弱い」

と主張する

内閣官房参与の外交センスのなさに驚いた。

靖国参拝して強くなるのか。

逆だろう。

世界から孤立して

どうやって立場を強くしえるのか。

笑われているだけではないか。

そもそも米国が

「靖国参拝は許さんぞ」

という強いメッセージを発しているのに、

それを無視して参拝するれば、

日米同盟関係にひびが入ってしまう。

国際社会を云々する前に

足元を

しっかり見るべきだ。

なお、米国を批判したyoutubeとは、

安倍の靖国参拝を批判した米国を

衛藤首相補佐官が、

「アメリカこそけしからん」

と反撃した動画サイトを指すようだ

(下記〔資料ー3〕参照)。

ジャーナリストの

本澤二郎氏が

サイト「『ジャーナリスト同盟』通信」において

―― 安倍をたしなめるワシントンに対して、怒りの反撃を動画サイトで披歴した首相補佐官と安倍は、一体で行動している。火に油を注いだ格好である。霞が関にたしなめられて、「個人的見解」「取り消す」で、一端は引き下がったものの、本心からではないことは誰の目にも明らかだ。――

と分析されています

(同サイト記事「日本の風景」(1541)〔2014年02月20日〕参照/リンク)。




〔資料-1〕

「 首相の靖国参拝、米紙で擁護 本田内閣官房参与」

   朝日新聞(2014年2月19日22時55分)

☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASG2M76NPG2MUTFK012.html


 米紙ウォールストリート・ジャーナルは19日付の電子版で、安倍晋三首相の経済ブレーン・本田悦朗内閣官房参与のインタビューを掲載した。同紙によると本田氏は、太平洋戦争末期に米艦に体当たりした神風特攻隊について「日本の平和と繁栄は彼らの犠牲の上にある。だから安倍首相は靖国へ行かなければならなかったのだ」と語ったという。

 同紙は本田氏が「第2次大戦中の神風特攻隊の『自己犠牲』について語りながら、涙ぐんだ」と説明。本田氏は「日本の首相が靖国参拝を避けている限り、国際社会での日本の立場は非常に弱い」として、「われわれは重荷を背負った日本を見たくはない。自立した国としての日本を見たい」と語ったという。

 また、同紙は「本田氏はアベノミクスの背後にナショナリスト的な目標があることを隠そうとしない。日本が力強い経済を必要としているのは、賃金上昇と生活向上のほかに、より強力な軍隊を持って中国に対峙(たいじ)できるようにするためだと語った」とも伝えた。

〔資料ー2〕

「安倍首相の靖国参拝を称賛=経済ブレーンの本田参与—米紙報道 」

   ウォールストリート・ジャーナル日本語版(2014年 2月 19日 20:00 JST )

☆ 記事URL:http://jp.wsj.com/article/JJ11554287220014083954219817095351984056784.html

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは19日付の電子版で、安倍晋三首相の経済ブレーンの本田悦朗内閣官房参与が同紙のインタビューに応じ、太平洋戦争末期の旧日本海軍の神風特別攻撃隊について、「日本の平和と繁栄は彼らの犠牲の上にある。だから首相は靖国(神社)へ行かなければならなかった」と発言したと報じた。

 同紙は、本田氏を「戦時中の話を熱く語るナショナリスト」と紹介。同紙によると本田氏は、昨年12月の首相の靖国参拝を「首相の勇気を高く評価する」と称賛。「日本の首相が靖国参拝を避けている限り、国際社会での日本の立場は非常に弱い」などと語った。 

[時事通信社]


〔資料ー3〕

「衛藤首相補佐官「こっちこそ失望」 米の靖国参拝失望声明」

   東京新聞(2014年2月19日 夕刊)

☆ 記事URL:http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014021902000237.html


 衛藤晟一(えとうせいいち)首相補佐官が動画サイト「ユーチューブ」に投稿した国政報告で、昨年十二月の安倍晋三首相の靖国神社参拝後に失望声明を発表した米国について「むしろわれわれが失望だ」と批判していたことが分かった。


 菅義偉官房長官は十九日の記者会見で「あくまで個人的な見解だ。日本政府の見解ではない」と述べた。


 衛藤氏は「安倍政権は、民主党政権で崩れた日米関係修復に非常に大きな力を割いてきた。米国は同盟関係にある日本をなぜ大事にしないのか」と強調。「米国はちゃんと中国にものが言えないようになりつつある。米国の声明は、中国に対する言い訳にすぎない」と指摘した。


 衛藤氏は自らが昨年十一月に訪米し、ラッセル米国務次官補らに首相が参拝した場合、米側に理解を求めたことも説明。十二月初めに在日米大使館を訪れた際には「(参拝に)できれば賛意を表明してほしいが、無理なら反対しないでほしいと伝えた。首席公使からは『慎重に』という言葉が返ってきた」と語った。





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