なぜ、最近、朝生が面白くなくなったか

本田　宏@honda_hiroshiさんのツイート。

――先日の道徳の勉強会で分かったこと
何故最近の「朝生」の面白みが低下したのか・・・〔20:04 - 2018年6月15日〕――




実は、

この番組は見たことがない。

ただ、

ラッシュアワーの

村本大輔さんが出演した動画は見た。

彼が意見を言ったとき、

小学生扱して

何も発言させまいとした落合陽一の小童ぶりに

辟易としたのを覚えている。

あれは、

あの番組の限界なんだろうな。

細かところに論点を求めて相手の無知をあざ笑うのは、

大衆を受身で従順にするコミュニケーションのテクだったのだ。

なるほど、

細かい論点なら専門家が、

反論を封じる上で優位に立てるのは間違いない。

しかし、見ていて、

そんな専門家の御高説、面白いはずがない。

数学者だったかな、

「我々が宇宙について知っていることは実に少なく、１％に満たないだろう」

といった風なことを述べた天才がいた。

何もかも、

論点という論点がテーブルに乗っているようではある。

しかし、そう思うのは、

人間の科学文明が十分に幼稚である証拠ではないか。

件の落合とかいう

自称「学者」が小童にしか見えなかったのは、

世界を見る上で、

そのような謙虚さが無かったゆえと思う。

ところで、

タイプとして落合に似ている

三浦瑠麗が

こんなことを朝生で言ったようだ、

「麻生大臣が辞めるべきではないと20代30代（の若年層）や女性は思っている。日本政治の慣行が変わった」と

（杏（あんず）@anztolchockさんのツイート〔2:24 - 2018年6月2日 〕参照）。

三浦のおばちゃまは、

多分、専門家なのだろう。

でも、一体、何の専門家なのか。

「20代30代（の若年層）や女性は、麻生大臣が辞めるべきではないと思っている」

という指摘の圧倒的な根拠の無さに笑ってしまう。

しかし、多分、ソースを問うのは、

ルール違反なのだ。

彼女を可愛いと思う人は

同様に考える、

それを前提にして討論に参加せよ、

ということか

（ただし、田原は、即反対してる。同様に、反対が三浦の思いに反して多いのではないか）。

よし、分かった、実際の世論はともかく、ここは彼女が正しいと認めたとしょう。

では、何時、日本政治の慣行が変わったのか――。

セクハラが公然となされ、

監督責任のある

大臣がなぜ、無答責なのか。

安倍政権の下で慣行が変わった、

その証拠に

170万円だかの給料の返還で事が済んだではないか、

とでも言い返すのかな。

独裁政権下、

安倍の一存ですべて変更されてしまうわけだ。

これには、

なかなか反論できないわな。

独裁政権を否定することになるんだから――。

なるほど専門家だわ。

他人の言論を封じるのが上手い。

ちなみに、

三浦の発言を収めた動画は、

次の通り。

ビデオタイム、2：10以降参照。

【三浦瑠麗×田原総一朗】若い世代の考えを代弁する三浦氏の発言を田原氏が即否定