20130606 ~第38回全国公害被害者総行動デー [東京電力・政府合同交渉]
上記動画に収録されている
避難者の
実情を訴える
金井なおこさんの
発言が
サイト「みんな楽しくHappy♡がいい♪」に
書き起こされています。
その内、
「避難指示区域の損害賠償金」
のお話に的を絞って
発言内容の
転載をさせて頂きます。
■資料
「双葉町一時帰宅者のメール・避難指示区域の損害賠償金6/6東電・政府交渉」
みんな楽しくHappy♡がいい♪ (2013年6月6日)
☆ 記事URL:http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3045.html
(ビデオタイム2:32:44~)
平成23年の9月ですね。
疲労困憊(ひろうこんぱい)の、…本当に私たちはくたびれているんです。
私たちに向けていよいよ東京電力が最初の損害賠償金の本払い請求書を送りつけてきました。
これは同じく4月に、同年(平成23年)4月。
避難住民に「仮払い」と称して東電が振り込んだお金を清算します。との内容でした。
この請求書を最初に見た時、どうしようもない怒りと、
複雑極まりない書類内容の多さに驚き落胆しました。
避難している住民の中には、高齢者や障害者の方々も沢山います。
東京電力はあまりにも事務的なマニュアル通りの冷酷な請求用紙を送りつけてきました。
これをすべて理解したうえで、「正当な賠償金を受け取ることは、当然不可能です。
事実、事務手続きの手順をしっかりと理解できている筈の私でさえも
つい先日自宅の財物賠償金、宅地と建物ですが、
合わせた合計金額が楢葉町は避難指示解除準備区域という位置づけであるがために、6分の2。
つまり、新築での時価相当額の3分の1の金額を認知された請求書類が東電から返送された時、
私は本当にショックでした。
実際楢葉町はまだ宿泊も禁止なんです。
ですからまだ避難指示の最中で、私も借り上げ住宅を借りて避難しているにもかかわらず、
そのような回答でした。
「あなたのところはとりあえず2年分払いますからこれで同意をしてね」と。
もちろん私は同意などできません。
それ以前に精神的慰謝料も一人10万円。
財物の家財は各世帯一律と家族人数分。
それも金額は東電がすでに印字した請求書を送りつけてきます。
また避難により持ち出せなかった自家用車などは、また別の請求書類を自分で請求しなければなりません。
私たちはただお金が欲しくて行動して請求しているのではありません。
今までの賠償金でさえ、実際受け取った人は、
生活費として消えているのが実状なんです。
みなさん住宅ローンや車のローン、子どもの進学による教育資金の貸付金による返済など、
失業や減収した人が、それでも何とか生活を維持するためには、
賠償金=私たちにとってはもう生活費なんです。
世間では私たち避難生活者があたかも大きな賠償金額を東電から受け取って
勤労意欲も無くし怠けているなどと思われている風潮が一部独り歩きしているようですが、
私たちは自宅から強制的に避難させられ、
ふるさとを奪われ、
生活の基盤そのものを奪われたのです。
それに見合う生活再建するための賠償は当然要求します。
この前代未聞の大災害を起こした東京電力と国の負った責任は、あまりにも大きく、
このまま絶対に見過ごすことはできません。
そしてもし本当に誠意のある対応をするというのであれば、
今日、東京電力、さらに国の真意をここにお聞かせ願いたいです。
以上です。
2:36:56
上記動画に収録されている
避難者の
実情を訴える
金井なおこさんの
発言が
サイト「みんな楽しくHappy♡がいい♪」に
書き起こされています。
その内、
「避難指示区域の損害賠償金」
のお話に的を絞って
発言内容の
転載をさせて頂きます。
■資料
「双葉町一時帰宅者のメール・避難指示区域の損害賠償金6/6東電・政府交渉」
みんな楽しくHappy♡がいい♪ (2013年6月6日)
☆ 記事URL:http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3045.html
(ビデオタイム2:32:44~)
平成23年の9月ですね。
疲労困憊(ひろうこんぱい)の、…本当に私たちはくたびれているんです。
私たちに向けていよいよ東京電力が最初の損害賠償金の本払い請求書を送りつけてきました。
これは同じく4月に、同年(平成23年)4月。
避難住民に「仮払い」と称して東電が振り込んだお金を清算します。との内容でした。
この請求書を最初に見た時、どうしようもない怒りと、
複雑極まりない書類内容の多さに驚き落胆しました。
避難している住民の中には、高齢者や障害者の方々も沢山います。
東京電力はあまりにも事務的なマニュアル通りの冷酷な請求用紙を送りつけてきました。
これをすべて理解したうえで、「正当な賠償金を受け取ることは、当然不可能です。
事実、事務手続きの手順をしっかりと理解できている筈の私でさえも
つい先日自宅の財物賠償金、宅地と建物ですが、
合わせた合計金額が楢葉町は避難指示解除準備区域という位置づけであるがために、6分の2。
つまり、新築での時価相当額の3分の1の金額を認知された請求書類が東電から返送された時、
私は本当にショックでした。
実際楢葉町はまだ宿泊も禁止なんです。
ですからまだ避難指示の最中で、私も借り上げ住宅を借りて避難しているにもかかわらず、
そのような回答でした。
「あなたのところはとりあえず2年分払いますからこれで同意をしてね」と。
もちろん私は同意などできません。
それ以前に精神的慰謝料も一人10万円。
財物の家財は各世帯一律と家族人数分。
それも金額は東電がすでに印字した請求書を送りつけてきます。
また避難により持ち出せなかった自家用車などは、また別の請求書類を自分で請求しなければなりません。
私たちはただお金が欲しくて行動して請求しているのではありません。
今までの賠償金でさえ、実際受け取った人は、
生活費として消えているのが実状なんです。
みなさん住宅ローンや車のローン、子どもの進学による教育資金の貸付金による返済など、
失業や減収した人が、それでも何とか生活を維持するためには、
賠償金=私たちにとってはもう生活費なんです。
世間では私たち避難生活者があたかも大きな賠償金額を東電から受け取って
勤労意欲も無くし怠けているなどと思われている風潮が一部独り歩きしているようですが、
私たちは自宅から強制的に避難させられ、
ふるさとを奪われ、
生活の基盤そのものを奪われたのです。
それに見合う生活再建するための賠償は当然要求します。
この前代未聞の大災害を起こした東京電力と国の負った責任は、あまりにも大きく、
このまま絶対に見過ごすことはできません。
そしてもし本当に誠意のある対応をするというのであれば、
今日、東京電力、さらに国の真意をここにお聞かせ願いたいです。
以上です。
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